バスタイムは(自主規制)タイムv

 

 

 

 

ある街の中の宿場では騒がしくなっていた。それも4人の客と、

その客の容姿に黄色い声を上げる女性客など落ち着く暇もない。

だが、夜が更ければそれも収まっていった。

 

 

 

トテトテと軽い足音が廊下に響く。その軽い足音がとある部屋の前で止まり、扉が開け放たれた。

「・・・あれ?」

部屋の前に立ち扉を開け放って疑問符を浮かべたのは悟空。部屋の中にいたのは

悟浄と八戒のみ。

「どうしたんですか?悟空。」

八戒はいまだ部屋の前で立ち尽くす悟空に声をかける。

「あ・・・えーと・・・・・」

「・・・三蔵なら今お風呂に行きましたよ?」

「え・・・・?」

いきなり八戒に自分の聞きたいことを先に言われてしまい、悟空は面食らってしまうが

「・・・じゃあ俺、一緒に入ってくるっ!」

と、くるりと八戒と悟浄に背を向け、宿の風呂へと足早に駆けていく。

「あんまりゆっくり入ったら湯当たりしちゃいますからねー。」

そして八戒はその背中に向かって声をかけた。

 

 

 

「・・・・おい、八戒。」

「はい?」

悟空が浴場へ向かった後・・・何を言うでもなく黙っていた悟浄が口を開く。

名前を呼ばれた八戒は何でもないように明日の用意を整えている。

「あの猿、風呂はあまり好きじゃねーだろ。」

「そうですね。夏とかお湯だけ浴びて出てきたこともありましたし。」

そのあと三蔵にばれてしっかり洗えと怒られていましたけど、と付け足す。

悟浄はおもしろくなさそうに煙草を灰皿に押し付けながら八戒の方へ向き直った。

「じゃなんでんなこと言ったんだよ?」

「どんなことです?」

「あんまりゆっくり入るなってコト。」

「ああ・・・・。」

八戒は荷物をまとめ終えたのか、立ち上がり手にトランプを持って悟浄を振り返る。

「三蔵と悟空が一緒に入りましたから。」

「・・・・・・は?」

「さて、出てくるまで僕等は何回勝負できますかねえ?」

 

 

 

この宿の風呂場はたいして広くない。

だがそれも部屋の数からして少ないのだから、それを考えればちょうどいいのだろう。

もちろん風呂場に合わせて脱衣場も広くないわけだから、風呂に誰か入っているか

すぐわかるし、風呂場からも誰かそこにいるということもわかる。

悟空は脱衣場に足を踏み入れると曇りガラスの扉の向こうに金色の髪の人物が

いることを確認し、自分も急いで服を脱いだ。

「さんぞー・・・・?」

扉を開けると、ちょうど髪を洗い終えたらしく三蔵が濡れた金髪をタオルで無造作に

水分を拭っているところだった。

「なんだ?」

三蔵は首だけを回し悟空に振り返る。その機嫌の悪そうな様子に悟空はおそるおそる

「俺も入っていい?」

と、聞くと、やはり不機嫌そうに

「・・・勝手にしろ。」

とだけ答える。他人が聞いたら何故こんなに不機嫌かと訝しがるか、竦みあがるような声。

だが、それを合図に悟空は一気に表情を明るくして勢いよく扉を開く。慣れている。

そして今度は裸足でぺたぺたとタイルの上を歩き、たいして隠すわけでもなく

手にタオルと黄色い何かを持って堂々と三蔵の横を通り過ぎた。

悟空はそのまま浴槽に背を向け、洗い場の椅子に腰掛ける。

そして、慣れた様子で少し温めのお湯を出して頭からかぶり、そのまま身体を洗いだした。

その無防備な姿を、三蔵が見ているのにも関わらず。

 

 

 

「・・・・おい。」

「なに?」

「なんだそれは?」

「アヒル○長だけど?」

「・・・・・・・・・。」

さっさとあがれば良かった。今の三蔵の心情はこの一言に尽きる。

何故か先に入った筈であった三蔵と後から入った悟空が一緒に湯船に浸かっていた。

それもその筈、神経質に身体を洗う三蔵に対して悟空はお子様らしく適当に洗う。

しかもその適当加減にイラついた三蔵はガシガシと悟空の頭を洗ってやっため

一緒になるのは当然だろう。

その結果、今現在三蔵の目の前で湯船にアヒルを浮かべて遊んでいる悟空がいる。

ぱしゃぱしゃと楽しそうに手を動かしアヒルを泳がせ(沈めて)遊んでいるのだ。

その様子がいつもの悟空よりもさらに幼くさせ、妙に情欲を誘う。

(チッ・・・・・・・。)

内心舌打ちをしながら三蔵は

「悟空、ちょっと来い。」

「え?」

アヒルが湯船を移動したため、背を向けていた悟空が三蔵に呼ばれ振り向くと

いきなり肩を捕まれ引き寄せられた。ちょうど、すっぽりと三蔵の中に収められる。

「な・・・なんだ・・・んっ・・・・」

文句を言おうとした悟空の唇がいきなり塞がれる。

そしてそのまま簡単に悟空の口の中に舌が侵入してきた。しかし、今までに何度もされて

いるうえに、三蔵の舌テクによりだんだんと悟空の身体から力が抜けて

最後には三蔵に支えられていないと、そのまま沈んでしまいそうにまでなっていた。

三蔵はすっかり力が抜けた悟空から唇を離してそのまま首筋を通り、白い肌に紅い痕を残す。

「さ・・・さんぞ・・・っ・・・」

くたっとよしかかった悟空に三蔵はそのまま抱きかかえ直し、今度は小さな突起を

口に含んで飴を嘗めるように舌で転がす。

「やぁ・・・・・んっ・・・・!!」

いきなりの快感に悟空は嫌々と首を振り、三蔵の頭を押し返そうとした。

だがその悟空の手も三蔵によりひとくくりにまとめられ、壁に押し付けられてしまう。

「さん・・・・っ・・・ぞ・・・・ぉ・・」

「もっと、声だせよ・・・・?」

しつこく悟空の胸の飾りを嘗めたり、息をかけたりと玩びながらからかうように

悟空を下から見上げる。いつもより体温が上昇しているのか、頬がピンクに染まっている。

「やっ・・・・・だれかっ・・・・くる・・・っ・・・」

悟空は三蔵に胸を弄られながら誰か来るのではないかと気が気でない。

「こんな夜中に誰もこねーよ・・・・。」

だが三蔵はいやに自信たっぷりで答える。実際、この宿はたいして人が入っていないことを

三蔵は知っていたからだ。しかしヤっている側とヤられている側ではかなり状況が違う。

悟空もたいして客がいないことを知っていたが、やはり恥かしいものは恥かしい。

「もっ・・・・やぁ・・・・・・」

湯船の中で執拗に胸だけを弄られつづけ、気が狂いそうになる。

「何が嫌なんだよ。お前はここをこうやって弄られるのが好きなんだろ?」

三蔵はやはりからかうように勃ちあがった胸の飾りをぺろりと嘗めると、悟空の身体が

びくりと震える。

「さんぞ・・・っ・・・せめて部屋・・・・・行こ・・・?」

悟空は自分の肌をやわやわと揉んだり撫でたりしている三蔵に甘えるように聞いた。

「ほう・・・・お前は部屋がいいのか?」

「・・・・・え?」

ふと、三蔵の意地の悪い口調の科白で悟空は急速に我に返った。

その意地の悪い口調のとおり、自分を抱いている者の顔が意地悪く笑う。

「お前がそんなに見せたがりだとは知らなかったな。」

「あ。」

その言葉に悟空は三蔵の言っている意味を知った。そう、今日は4人部屋なのだ。

もちろん部屋には八戒も悟浄もいる。

「ちょ・・・・・三蔵!冗談だよな?」

悟空は許しを請うように三蔵を見つめた。

「あの赤ゴキブリに見せるのはもったいないが・・・・・まあいいだろう。」

しかし、三蔵は本気だ。さっそく体重の軽い悟空を抱きかかえ、湯船からあがる。

「さっ・・・さんぞ・・・っ・・やだよ・・・・・!!」

なんとか思いとどまらせようと悟空は足をばたつかせた。

「部屋がいいって言ったのは手前だろ?

俺は優しいからお前がしたい所でするって言ってんのに何が不満なんだよ。」

実際悟空には見えていないが三蔵の表情は妙に楽しげだ。

「いーやーだっ!んな誰かの前で出来るかっ!!(///////)」

「じゃあ2人にも混ざって・・・」

「もっと嫌だっ!!(半泣き)」

悟空はだんだん足をばたつかせるどころか三蔵の腕の中で暴れだす。

非力な玄奘三蔵様はその若いパワーを抱えつづけることが難しくなってきたため、

しかたなく風呂場のタイルの上に悟空を降ろす。

「しかたねえな・・・・じゃあもう一度選ばせてやる。

ここで俺にヤられるか、それとも部屋で3人にヤられるか。」

「う・・・・・・」

悟空が小さな声でうめく。だが、三蔵は悟空が選ぶであろう答えなど既に知っていた。

「んなこと・・・・知ってるじゃんよ?」

悟空は自分の目の前にいる者を上目遣いで見上げる。

「・・・・・・いい子だ。」

それだけで十分だった。

 

 

 

「はぁ・・・・・・っ・・・・・」

ぴちゃぴちゃと、卑猥な音が浴場に響く。悟空は自身を三蔵の口の中に含まれ、

恥かしさとそれ以上の快感に追い上げられている。

「さん・・・・ぞ・・・・っ・・・もう・・・っ!!」

三蔵の舌は悟空のイイ所を確実に突いてきて、気が狂いそうになる。

「まだイくんじゃねーよ。」

開放を望むかのように口の中でヒクヒク動いているソレの根元を指で作った輪で

根元を締め付け、容易にイけないようにする。

「やっ・・・・・・・!!」

だが、それも快感だったのか締め付けられている悟空のソレの先端から透明な液が滲んだ。

三蔵は滲んだ液を舌ですくいとり、しぼまった蕾の周辺を指でなぞる。

それだけでさらに先走りの液がさらに溢れ出す。

「淫乱だな・・・・。ここからこんなに涙を流して・・・・。」

「それは・・・っ・・三蔵が・・・ひやっ!!」

三蔵の言葉に反論しようとした悟空にいきなり背中に走る快感を感じ、言葉が途切れてしまう。

それも、いきなり三蔵にあらぬ所を嘗められたのだ。

「やだっ・・・・・汚・・・っ・・からぁ・・・」

自分の蕾をくりくりと撫で回す三蔵から必死で逃げようと悟空は腰を揺らめかすが

三蔵にはそれは誘っているようにしか見えない。

「それならお前のココ、綺麗にしてやるよ。」

それだけを言い放つと三蔵はいったん悟空から身体を離し、手を伸ばす。

「・・・・・・・?」

悟空はいきなり三蔵が離れたことを不思議に思い、朦朧とする頭でなんとか起き上がろうとするが

すぐ三蔵によってタイルに押さえ込まれてしまう。

「なんだ・・・・・・んんっ!!」

三蔵の不思議な行動に口を尖らせた悟空が何かを言う前に、目的の物を手に取った三蔵は

悟空の唇を自分ので塞ぎ、手に取った目的の物・・・・ボディーソープを出すと

指に絡め、固くしぼまった蕾に指を差し入れる。

「さん・・・ぞっ・・・・・!!」

「キツイか?」

苦しげに声を上げる悟空に三蔵は少し心配そうに顔を上げるが、

その指は止まることは無い。内壁をさらにぐりぐりと指の腹を押し付ける。

石鹸のぬめりによりいつもより容易に指を奥まで進められた。

しかもそれのせいで悟空ははっきりと自分の中に入っている指の形を想像出来てしまうため

さらに感じてしまう結果となる。

「はあっ・・・・やあ・・・・・・!!」

いつのまにか2本に増やされた指は悟空の中を行き来しながらゆっくりと

受け入れやすくするように入り口を広げる。

「悟空・・・・・」

悟空の耳元で三蔵が呟く。

それだけで悟空はびくっと身体を震わせた。

そのまま悟空の中から指が抜き出され、十分ほぐれたそこに熱く猛った三蔵自身を

あてがうと、一気にそこに差し込む。

「ああっ!!」

いきなりの衝撃に悟空の身体はまた緊張が走り三蔵を締めつけた。

「くっ・・・・・・」

そのあまりの締めつけに三蔵は眉間にしわを寄せる。

「おい悟空・・・・っ・・・もっと力抜け・・・・」

「や・・・・出来な・・・・っ・・・・!!」

三蔵の言葉に悟空は嫌々と首を振りなんとか逃れようとするが深く突きささった

杭に動きを封じられ、無駄な努力に終わった。

しかも動いたせいでちょうど前立腺に先端が触れ、悟空の身体が激しく震える。

「・・・少しは悦くなったのか・・・・?

こっちからも汁したたらせといて・・・・淫らな身体だな。」

耳元で熱い息を吐きながら囁くと、悟空は朦朧とする頭を振りながら

「んな・・・っコト言うなよ・・・・・ぉ・・・誰のせいだよ・・・・・!!」

ぽかぽかと三蔵の胸を叩くが、三蔵にいともたやすく押さえられてしまう。

「無防備な、手前が悪い。」

しかも三蔵は余裕のある声で執拗に先端で擦りながら、悟空自身を弄っているものだから

悟空は閉口せざるを得ない。文句どころか、むしろ甘い声を上げさせられている。

「くっ・・・・・・!」

その悟空の痴態に三蔵はどんどん煽られ、抜き挿しがしだいに激しくなっていく。

悟空も快感を追い上げることに夢中になり腰を振りだし、狭い浴場はどんどん熱気が

高まっていくような気が、三蔵はした。

「ああっ・・・・も・・・・イく・・・・ぅ・・・!!」

悟空はさらに奥まで深く抉られ、そして三蔵を締めつけ2人同時に開放した・・・。

 

 

 

「・・・おい、悟空、大丈夫か?」

三蔵が自身を引き抜き、後始末し終えた頃には悟空は赤く火照った頬のまま気を失っていた。

(チッ・・・・・・・)

三蔵は立ち上がり悟空の体を持ち上げる。久しぶりにしたせいで気を失ったのだろう。

単純に、彼はそう思っていた。だが実際本当の理由は後から身をもって知ることになる。

とりあえずお湯で悟空の身体をもう一度清め、浴場の出入り口に向かう。

(・・・・・・・・・・・・・・・?)

だが、三蔵はある不思議なことに気がついた。

この浴場は大して広くない。

洗い場から出入り口まで数歩の距離しかないはずだ。

しかし、歩けど歩けどまったく扉に近づかないではないか。

体重が軽いはずの悟空の身体もどんどん重くなっていく上に、頭も朦朧としてくる。

そして、気がついたら目の前は真っ暗だった。

 

 

 

「だから、あれほど長湯したらだめだって言ったじゃないですか。」

「・・・・ごめん、八戒・・・。」

「悟空はいいんですよ。きっと不可抗力だったでしょうし。

それよりも、保護者の三蔵まで一緒に倒れて僕等が見にいかなかったら

どうするつもりだったんですかねえ?」

「・・・・・・・うるせえ。」

八戒の刺刺とした嫌味に、言い返す気力もなくなっている三蔵はなんとか一言だけ

呟くが未だぐるぐる回る頭でそれ以上は無理だった。

隣のベッドでは悟空がやはり起き上がれずに、頭に濡れタオルが載せられている。

かいがいしく悟空の世話を焼く八戒を見ながら何故自分には濡れタオルがないのだろうと

三蔵は疑問に思うがそれを言う気力もご立腹な八戒と戦う気力も無いため閉口せざるをえない。

あの後、いつまで経っても2人が戻ってこないため不思議に思った八戒と悟浄が

見にいくと、なんと三蔵と悟空が2人そろって倒れているではないか。

しかも悟空は三蔵の上に乗っかっているし、驚いた八戒たちがいくら揺らしても

まったく目を覚まさないため、八戒と悟浄はエッチラオッチラ2人を抱えて

部屋に戻るはめになる。

2人が倒れたのはヤり過ぎでも紅孩児一行の陰謀でもない。

実はこの宿の浴場の換気扇は壊れていた。

風呂は主人の心遣いで少し熱めになっていた。

しかも2人はそんな状況の中、激しい運動をした。

つまるところ、2人は熱中病となっただけなのだ。

「2人のことを別にどうこう言うつもりはありませんけど、

もうちょっと考えてくださいね。後々面倒ですから。」

八戒はぷりぷり怒りながらぐでっとのびている悟空のタオルを取り替えてやる。

その言葉に、どこまで八戒は知っているのだろうかと三蔵は考えながら

そのまま眠りに落ちていったのだった・・・・・。

 

 

終わり



  初めての三空がこれですか・・・・?(死)
 ううむ、せっかく念願のお風呂Hでいい感じのオチだったのに悟浄が
 後半全然出てないのでちょっとガッカリ。
 今度はもっと悟浄を目立たせたいですな。

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