貝を上から見てみました。




アサガオです。
ツルの巻き方を見てください。
左下から右上に巻き付いています。




わかる?
左下から右上へがZ巻きで
右下から左上へがS巻きです。




キュウリのつるが余った時に
螺旋になって遊びがなくなる。





守る上の人の右側が広い螺旋階段。



攻める下の人の右側が広い螺旋階段。



攻める下の人の右側が広い螺旋階段を
横から見たらZ巻き。


鉛筆に紐を巻きつけてみました。

左下から右上へアサガオのようにZ巻き。
それを逆さまにしても…Z巻き。





右に回すと締まるネジの胴体は
左に回りこむアサガオと同じZ巻き。





床屋のサインポール









実験では片方の腕にリボンをつけた学生に
左右逆転しているか聞いた。
 高野陽太郎教授提供 
(毎日新聞2007年12月13日より)









多幡名誉教授による鏡像変換のイメージ
実物の座標では1は右。
鏡像固有の座標系で考えると
1’は左に逆転。
しかし実物と同じ座標で考えると
1’は右のまま。
(毎日新聞2007年12月13日より)










つまり視点の問題なんですね。
私達が鏡の向こうに居る人を「左右反転した人」と思うのは、
鏡像を「こっちを向いている人」だと思うからですね。

 

この図はガラスに文字を書いていると思ってください。
このガラスを持って鏡の前に立ちます。
文字を書いた面を自分の方に向けていれば、文字は正しく読めます。
またガラスを通して鏡に映った文字も正しい形になっています。(真ん中の図)
これを普通によくするようにして鏡に映してみます。
手に持ったガラスをくるりと回して…と、ここで操作が加わわっているんですね。
そうすると鏡には左右逆の文字が映ります。(左の図)
縦に回したら鏡には上下逆さの文字が映ることになります。(右の図)

手元のガラスの文字が上下逆さになるのだから鏡に上下逆さに映るのは当たり前だけど、
横回転の場合も、手元のガラスの文字は裏返しになるのですから、左右逆の文字が映るのは当たり前なんですね。
縦回転と横回転とを別扱いしなければならない理由は何もありません。

要するに、手元の文字を鏡に映す際に何らかの逆転操作が加えられているんです。
鏡は単に右のものは右に、左のものは左に、上のものは上に、下のものは下に、そのまま映しているだけなのです。