眠気



まぶたは落ち
眠りへ 体は行く

思い
煩う
視覚と意識を無視して

体は重い



眠りへ
逃避の眠りへ
ここでは 途切れる意識が 支配する

何も 何の
思考はない 現と知れない 夢を見るだけで 幻を見るだけで
つかの間の安らぎへ 逃げて
静けさに
逃亡する

怒りも 苦痛も今は共に
眠る


抗する事もできない
眠りへ………


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