自分は歩く 始まりも終わりもない道を 多分永久に続く道を 自分が歩き始めた 始めはある だが道の始めは見えない そして 多分歩き終わる事はない 一歩一歩 何がしらの音を発しながら 道は過去何十億人もの人が歩いた その人たちの遺跡が端に存在する 遺せなかった人も多い その人たちの方が多い でもその人たちの沈黙の叫びは聞こえる それらを元手に歩く 人々により歩く方法は異なる でも歩き続ける事に変わりない 過酷な歩きだが やりたいし やりたがる いろんな人はやる 自分もかまけて歩く それに終わりは決してない 続く いつまでも続く しかし止めてしまう だが歩きたい 得れるし失える 喧騒の沈黙の中 歩きたい |