歌うな 笑うな 彩るな 沈黙しろ 沈黙しろ 目を閉じろ お前がいるから それはお前自身だと思えないだろう しかし お前という自分がそこにある 恐れろ 恐れろ だがそれにかられるな 逃げるな 向き合え 冷静に、だ 暗く 黒く 闇で 普段経験してないだろう そこで そこには光はない 音はない その場所で もう一人お前がいる 見えないだろう だが目の前にあるのが 遠いのか 近いのかも わからない真の暗さの中にいるんだ お前が どのような姿をしているのかもわからない お前が 向き合い 語れ その自分自身と そいつは怖い だが正論を語る お前がいつもあざ笑う 凶暴な正論を そいつに従えとは言わない だが見つめろ いつも見つめろ 体力のあるときに語れ そいつはずっといる お前の影の中 お前という「自分」がいる限り だからもう一度言う 自分というそいつから逃れるために 歌うな 笑うな 彩るな それらはたまにしかやるな 虚無に過ぎない 逃げに過ぎない 見つめろ そいつを 沈黙して |