◆王様の耳は老婆の耳 | ◆七輪の侍 |
◆降伏の科学 | ◆赤肌のトナカイ |
◆アザラシの前の静けさ | ◆サバの水着 |
◆臭くても鯛 | ◆ワニになって踊る |
◆焼け石に水虫 | ◆狐につつまれる |
◆うしろの小便だぁ〜れ | ◆猫に小判鮫 |
◆かまれたらイヤと言えない性格 | ◆アリが鯛 |
◆自律神経出張所 | ◆雁に犯される |
◆蚊には緊張の夏 | ◆天丼説 |
◆故郷にニシンを飾る | ◆粘菌生活 |
◆頭突きとスッポン | ◆風邪にパブロフの犬 |
◆別れても数奇な人 | ◆顔にトロをぬる |
◆人生楽ありゃ 蜘蛛あるさ | ◆月とすっぽんぽん |
●起こさないでおきなさい
●下げてあげる
●やらないで やる
●あるものが ない
■ただのイタズラ書きにどれだけもっともらしい大げさな文章を付けられるかという実験です。やりすぎだぁ。
■四行詩「たこつぼ物語」■
たこつぼに たこが100匹住んでいました
たいそう 窮屈な毎日を 送っていました
たこは 相談して自らの足を食べる事にしました
たこつぼに たこの頭が 100匹住んでいました
■自らの足を食べて身動きが出来なくなった たこ達。
たこ達は、
相談し何故、自らの足を食べる事にしたのか?
何故、たこつぼから出ようと
しなかったのか?
そんなことをしても(足を食べても)問題を解決する事にはなりはしない。何がそこまでたこ達を無気力にさせたのか?
私はここに現代の人間社会を見るのである。
この、典型的な起承転結から成る完璧な構成、無駄のない文章。この四行詩から、このたこ達の滑稽感と
悲哀感。それと同時に大勢の中での孤独感すら、ひしひしと感じるのは私だけだろうか?
そして、それはそのまま人類への警告とつながるのである。私には、人類の鎮魂歌と思えてしかたがないのである。
最後に四行詩の大家であるかの有名な16世紀の予言者ノストラダムスにも勝るとも劣らない、この四行詩の出現を、彼は予想できたか!
最後まで読んでくれてありがとう
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