危険人物有り?
最近のニュースで、思うことがある。
インターネットがらみの事件がおきるたびにネットに関わっている人がとても病んでるかのように、表現されることだ。
性格が暗く、陰湿で、周囲との協調性に著しくかけ、社会に不満を持っていて、しかも反社会的である。だからインターネットをする人には注意しなければならない。
まったく、笑っちゃうよね。もう、笑っちゃおうっと。
あははははははははははははははは。
ってここで馬鹿みたいに大口開けて笑っていても仕方がない。
少しばかり反論してみようか。
例えば電話を使った事件があったとしようか。これだから電話を使うようなヤツはどうかしているんだ。という論旨にはならないだろう。
自動車を使った事件があったとしよう。これだから自動車を運転するヤツは社会性がないんだ。とはならないだろう。
同じ事なのである。
ネットで犯罪が起きるとネットの所が強調されている。雑誌やテレビと変わらないのに。双方向性という特徴を持ったただの道具なのに。害を言うならテレビの害の方がどれだけ多大か。
道具が悪いんじゃない。使う人間が病んでるだけなのだ。
テレビが出た当初、テレビを見ると頭が悪くなる。といわれたものらしい。
漫画ばかり読んでいると馬鹿。これもよく言われた聞き慣れたフレーズだよね。だけど今は小中学校の図書室にも漫画が置いてある時代。
「これからは、インターネットの時代!」そう言いながら、ネットをやってるやつぁ、友達もいなく、暗いんだよ。
そんな先入観を植え付けるな!
毒物販売、自殺斡旋等のネット犯罪のマスコミの扱いに不満だった私に何とも言えないニュースが目に止まった。
事件は沖縄かどこか(うろ覚え)で女性が蛇に咬まれたという。困ったことに地元の病院では蛇の種類の特定が出来なくて血清を注射出来ない。
そこでインターネットを使って東京の専門科に女性の描いた蛇の絵を見て貰い、大変珍しい蛇と特定出来、女性は助かった。
というニュースなんだけど、このニュースの扱いのポイントが
インターネットを使ってという所なんだ。
そんなに珍しいか。インターネット。
インターネットがメジャーになるまでまだまだきわもの的な扱いは続くんだろうな。
そしてこれを書いてる私。これを読んでいるあなた。インターネットしてますね?
暗くて友達がいなくて、だから仮想現実の中に逃げている・・・らしいですよ。私達。(苦笑)