○南幌は500円の使用料!?

 7月17日(日)毎年、夏休みのキャンプの前に、テントや道具の状態の確認を兼ねて天気の良い日に南幌町のリバーサイドキャンプ場にデイキャンに出かけています。
 近間で無料なので良かったのですが、今年からお泊まりキャンプもデイキャンも関係なく500円の使用料が必要となりました。 少々残念ですがこのご時世です。管理人を置いててよく管理されているので致し方ないでしょう。
 それと、昨年まで下の川岸にも多くのテントがありましたが、今年から川岸もサッカー場となりほとんどテントは張れない状態となっていました。 その分管理棟付近の芝部分は多くのファミリーで賑わっていました。
 あと、昨年は見かけなかったキャンピングカーが、今回はバスコン1台、キャブコン1台、トレーラー2台がとまっていてキャンピングカー人口も増えてきたことが伺えました。・・・・・paopakoはキャンピングカーがほしいーよー!!


○雨の中のテント設営

 さて、今年の夏休みは8月3日(水)〜5日(金)浜益村川下の海浜公園に決定。 釣りと海水浴を期待しての計画です。下調べとして浜益村役場にメールで情報提供をお願いしたところ、数日後にFAXで海浜公園の見取り図と名物などの情報を送ってくれた。・・・・・浜益役場のご担当様お忙しいところありがとうございました。
 日程が近づくにつれて、週間天気予報がだんだん怪しい雰囲気になってきて、とうとう3日(水)は大雨の予報となりました。(paopakoファミリーのキャンプは必ず雨に当たる宿命なのか(^_^;)
 3日(水)は朝食を取る前にわが家を出発する予定なので、前日2日(火)は珍しく仕事を定時切り上げ車にある程度の荷物を積み込んだり、足りない物がないか確認したりの作業を行った。 このとき風邪をひかしてはまずいと息子と娘の雨具と長靴はしっかり用意したものの大人の雨具はほとんど用意しなかったことが後々悲惨なこととなるのでした。

 3日(水)、自宅を出る時は雨こそ降ってはいなかったがどんよりとした空模様。 やっぱり途中から雨が降り始めて朝食を買うために寄った石狩市内のコンビニではどしゃ降りの大雨となりました。(それでも引き返すことを考えなかったお馬鹿なpaopakoファミリーでした。) それでも、浜益村み向かっていくと幾分雨脚が弱まり明るい兆しが・・・・でもやっぱり浜益村は雨でした。 海浜公園に着くとまず駐車場でとりあえず1泊2000円の駐車料金を支払いましたが、優しい管理人のおばさんが「この雨の中大変だね」と気の毒そうに声を掛けてくれました。(paopakoは一番札幌よりの第一駐車場の留萌側に留めることにしました。)
 ちなみに公営の駐車場にはリヤカーの用意はなかった様です。 民間の駐車場には1回200円だったか500円だったかで借りることのできるリヤカーがありましたが・・・・キャンプ用品の重量に耐えられるカートを持っていった方が良いでしょう。わが家ではキャンプを始めた時からこのカートを使っています。 オートキャンプ場のように荷物の搬出に困らないところでも清水タンクの水汲みなどに重宝しますよ。・・・・子供の運動会なんかでもあると助かります。

 この雨の中、さすがにテントもまばらで撤収して帰るファミリーすらいます。 この中で逆らって雨の弱まった隙をついてまずはタープ(スポルディング・カナディアンルーフ3050)を設営して荷物をタープの中に入れたところでまた雨脚が強くなってきたので一休み。 しかし、テントを設営しないことには親子4人寝るところもないのでまた幾分雨脚の弱まったところで嫁さんと2人で何とか設営しました。 しかし、タープもヤフオクで手に入れた新古品なのと、テントも3年目なので両方とも雨が浸みてきていました。 防水スプレーを掛けとけば良かった。(^_^;
 そんなこんなで何とかテントも設営完了でなんとか寝ることができるようにはなりました。・・・・・考えりゃ今日一晩ぐらいは民宿でも良かったかな。・・・・後の祭り。
 雨は徐々に上がり回復傾向に。気がついたら、親2人はびしょ濡れで着替えることに。その後付近を散策し夕食としました。 明日の天気に期待しましょう。

 翌4日(木)は、雨は上がったものの、今一つの空模様。 この日は予定の一つの釣りをすることに。 川下海水浴場は札幌側に川があり、この川と海水浴場を分けるように堤防が造られていた。 しかし、午前中で釣れたのがアカハラ(ウグイ)1尾だけでした。 夕食の食材を期待した私が馬鹿でした。(^_^;
 午後は、これまた予定の海水浴。 空模様は今一でしたが波は静かだったので海に入りました。 これまた妻に内緒で買ったビニール製のカヤックを膨らましていざ海へ。キャンプ場から海へは金網で造られた迷路のような囲いを抜けて海岸へ出ますが、カヤックを持ってこの迷路を向けるのはちょっと大変でした。
 夏休み期間とはいえ平日なのと今一つの空模様とで予想以上の空き具合でした。 カヤックで遊ぶにはちょうどいいが・・・・オールを忘れた。 テントに戻って組み立てて持ってくればいいのだけど子供を乗せて浮かべるぐらいはできるのできょうはいいか。 ということで子供はすぐ飽きて砂遊びに夢中。 何のためのカヤックだったのか。 同じカヤックで遊んでいるファミリーがもう一組いました。きっとpaopakoと同じ楽○の某ショップのオークションで手に入れたのかな?

 午後3時頃、砂遊びに熱中している娘を口説き落として、砂をキャンプ場のシャワーで洗い落として、浜益温泉へ。
浜益温泉は、海浜公園から車で約4・5分のところにある村営の温泉で、大人500円、子供250円で入ることができます。小さいながら立派な露天風呂もあります。館内には小さいですが食堂を兼ねた売店もあり、敷地内にはパークゴルフ場やきれいな公衆トイレもありました。

 ラジオの天気予報では5日(金)は天候が回復するらしい。期待して予定を1日延ばし5日にもう一泊して6日(土)の朝帰ることにした。温泉から帰って改め駐車料金の延長を申し出ました。合計3泊4日で4000円也。
 温泉から帰ってから近辺を散歩して、息子が食べたいとのことでたこ焼き(ソースとダシ各6個ずつ)とソフトクリーム、ついでに食材となる魚が釣れなかったので魚屋さんでまだ干し機で回っている最中のホッケの開き(350円)を1枚購入。夕食のジンギスカンの後に焼いて食べました。店のおばさんは「少し速いけど」といっていましたが、ホッケの一夜干しみたいで結構おいしかったです。

 5日(金)、朝は久しぶりのお日様を拝みましたがそれもつかの間、やはりすぐに曇ってきました。 
この日は午前中は留萌経由で北竜の道の駅までドライブしてまた浜益まで戻ってくることにしました。途中雄冬岬でオートバイのお兄さんにお願いして記念写真。それから留萌市(初めてはいる街でしたが結構大きいですね。)に入り深川方面へ。途中から北竜へ向けてまもなく道の駅サンフラワー北竜へ到着。内陸は悔しいぐらい良い天気でした。 サンフラワー北竜には温泉もありますが、今回は4日に浜益温泉へ行った際に数少ないお土産をキープしてもらっていてこの日温泉に入りに行った際ついでにお金を払って受け取ることにしていたのでここでの温泉はまたの機会にした。 売店でサンフラワー北竜特製のアイスクリームを2個買って親子4人で分けて食べてしばし休憩のあと、道の駅「田園の里うりゅう」を通り過ぎ浜益に帰りました。
 キャンプ場に戻ると、結構ファミリーが増えていました。 昼食を済まして午後はもちろん海水浴に。カヤックのオールも準備していざ砂浜に出陣!。 しかし昨日より人も増えて、波も幾分強くなっていたのでオールでこぐのをあきらめて息子と娘を波任せに乗せるだけにしましたが、結構2人にはおもしろかったようです。
 海水浴の後はやっぱり温泉です。 これは癖になりますね。 キープしてもらっていたお土産のお金を払ってキャンプ場に戻り、夕食前にまだ食べていなかった浜益名物「ジャンボどら焼き」をキャンプ場近くの「ふじみや製菓店」(おみやげ屋さんと食堂が一緒になったようなお店です。)でこれまた2個買って親子4人で半分づつ分けて食べました。 その場で造っているだけに生地はすごくフワフワでケーキみたいでおいしかったでしたが、私には中の餡が水っぽかった気がします。
 今一つの天気にもかかわらず、キャンプ場は結構な混み具合になってきました。 

 6日(土)、この日も天候は優れず、霧雨が降り出す始末。 paopakoファミリーはよほど雨に見込まれたと見えます(^_^; 。それでもキャンプ場内はすでに満杯状態で新に設営する場所が無いぐらいでした。 それなのに設営場所を求めて新たなファミリーが争奪戦を繰り広げていました。 朝食を終えて撤収作業をしていると、札幌から来たという若い夫婦(カップル?)が「ここいいですか?」と聞いてきたので快く承諾しました。 その男性の方が曰く「札幌が暑かったので来てみたけど、ここはどうでしたか?」と尋ねてきました。 撤収作業を終えて若い夫婦(カップル?)に1・2言挨拶をして明け渡して途中ロイズの石狩(ふと美)工場の直売所に立ち寄り帰路につきました。・・・・しかしやはり自宅に着くと、とっても良すぎる天気。 この天気が非常に恨めしく感じました。

 キャンプ場全体の印象は、悪くはなかったと思います。(ただし、朝のカラスは気をつけましょう。)
朝早くから絶えず管理人さんゴミの整理やトイレの掃除などを行っており、公営のキャンプ場としては結構頑張っているという印象です。 また、5日(金)の夜はほとんど満杯状態となっていましたが、皆さんマナーが良い方ばかりだったのか夜は比較的静かでした。 花火は、ビーチでの打ち上げ花火は禁止となっていました。元々paopakoファミリーは手持ち花火しか持っていきませんでしたが、砂浜で打ち上げ花火をやっていた人もいました。・・・・人の家の花火を見て「きれいだね」といってたのしんでいました。
 キャンプ場はどこも同じだとは思いますが、明け方のカラスが多かった。 スクリーンの無いタープのところやスクリーンをちゃんとしてなかったところはゴミなどカラスにやられて拾うのが大変だった様です。やはりタープにスクリーンは必須だなと感じました。 炊事場の屋根なんかにも数羽いて、このときは男の私でも炊事場に行くのに尻込みするぐらいでした。


 最後に、今年は9月にリベンジキャンプを計画中。 あくまでも天気が良ければの話ですが。今回のキャンプが今一つだったので、9月17日(土)〜18日(日)に豊浦町でのキャンプを計画中。 豊浦町にも浜益と同じようなキャンプ場を併設している海浜公園があり、こちらは同じ敷地内に温泉があるらしい。 少々遠いですが今から好天を願っています。・・・しかしpaopakoファミリーのキャンプには雨がつきものだし。(^_^;


○今回のメニュー
3日
(水)
コンビニでおにぎり、パンなどを買って車の中ですませる。
テント設営後にインスタントラーメン。(タープから雨が浸み落ちてくるのに気がつく。)
レトルトのご飯と息子の味付けしたカレー・・・結構おいしかった。(^。^)   
4日
(木)
レトルトのご飯、ゆで卵(レトルトのご飯を温める時に一緒にゆでました。)
前日の残ったカレー、千切りキャベツにマヨネーズ又は醤油、インスタントみそ汁
塩やきそば、みそ汁
おやつ 街を散策して、たこ焼きとソフトクリーム。
レトルトご飯、みそ汁、簡易コンロでジンギスカン、ホッケの開き、野菜(タマネギ・ジャガイモ)を焼いて食べる。(ホッケの開きは、絶品でした。)
5日
(金)
パン(食パンとメロンパン)、目玉焼きに千切りキャベツ&トマト、なぜかみそ汁
おやつ 道の駅サンフラワー北竜でアイスクリームを2個買って親子4人で食べました。1個200円だったかな?ひまわりの種入りでおいしかったでした。
インスタントラーメン
おやつ ふじみやの「ジャンボどら焼き」をこれまた2個買って、仲良く半分ずつして食べました。
餡は少々水っぽかったが、餡を挟む生地はケーキのようにフワフワでとてもおいしかった。
1個137円だったと思います。 札幌方面から浜益へ行く途中の厚田当たりのコンビニでも買えるところがあったようですが、あのフワフワしたおいしさは、ここのお店で買わなければ味わえないと思います。 ちなみに期待していたほどジャンボでもなかった。(^_^;
レトルトご飯に、これまたレトルトの牛丼(paopako)・中華丼(息子)・親子丼(妻と娘)の具、インスタントみそ汁・・・・息子は中華丼が気に入ったようです。私も味見しましたが、3品の中では中華丼が一番おいしいです。
6日
(土)
レトルトご飯に、これまたレトルトの牛丼(paopako)・中華丼(息子・娘・妻)インスタントみそ汁・・・・paopakoはこの中で一番評判の劣る牛丼の処理係(^_^;
 今回は、インスタント物、レトルト物を中心に用意していきました。 これらは、日持ちがするので多めに持って行けるのが強みです。特に今回の様に急遽1泊延長した場合は持っていって良かったと思います。
今回は外食はほとんどしなかったので期間中の総支出は2万円程度ですみました。



○新しい道具たち
○イワタニ RC-1800N(3way冷蔵庫)
 昨年、「次のキャンプは連泊するぞ」との決意で某オークションで約5万円で購入しました。 本体自体結構重いですが、カセットボンベ1本で24時間使用可能なので電源ないキャンプ場ではとても助かりました。特に連泊するときには心強いです。 今回のキャンプで「どこで買ったの?ほしいんだけどなかなか売ってなくてね。」と50〜60代ぐらいのおじさんに聞かれました。 
 
○スポルディング・カナディアンルーフ3050(タープ)
 昨年まで使っていた簡単タープはかなりかさ張るので、愛車シャリオの搭載能力の限界と考え某オークションで約5,000円で手に入れました。大きさは、292cm×500cmです。しかし、未使用とのことでしたが年数は経っているらしく、よく見ると裏のコーティングがはがれているところもあり、雨が浸みてきます。(しょせん中古品ということで) 自宅へ帰った日に、嫁さんの実家で干して防水スプレーを掛けましたがどの程度の効果があるのか分かりません。 どこか防水加工をしてくれるところがあったら教えて頂けると助かります。スクリーンはこれまで使っていた簡単タープの別売りスクリーンを流用しました。見た目が格好悪いですが、虫とカラスを阻止するには十分役立ちます。
 
○SOTO虫の寄りにくいランタンST−230
 これも、電源のないキャンプ場での利用を考え購入しました。 カセットボンベ1本で3時間以上使用が可能。 わが家は3泊してカセットボンベ2本使いました。 リフレクターに市販の蚊取りマットを付けることによって虫が寄ってこないという物です。 ちなみに結構熱くなるので蚊取りマットは1晩で変えた方が良いみたいです。 3本で198円のカセットボンベを使いましたが、明るさはそれなりというところでしょうか。
※こちらでも購入可能です。


 
   

 平成17年になって、わが家のキャンプも3年目となりました。 今年の夏休みは全泊キャンプを行う計画を立てました。 このために昨年から新に買い足したキャンプ用品も幾つかありました。 しかし、今年の全泊キャンプはほとんどお日様を拝むことがなかったジメジメキャンプとなりました。
 若葉マークのキャンプ日記H17年版