020304 (MON)  限ポル 第139回             update020329 (FRI)

 卒業という言葉にいちばん思い出がありそうなのは誰ですか?
 昭仁は「タマ」、晴一は「俺」、タマちゃんは「晴一」という答えとなりました。
アキ:「タマ、俺はタマって言ったんだけど、タマはあのー、卒業してないじゃん」
タマ:「わし、卒業してないから」
 4年通ったそうです。
タマ:「多め、多めに行っとんじゃけど(笑)」
 いやさ、でも5年制の学校だから。別に留年したわけじゃなし(^^;
ハル:「もうちょい行けばよかったのに」
タマ:「いや、もう、だって……バンドがあったからさ
 なんね、そのやたらとセリフがかったカッコよさげなセリフまわしは(笑)
アキ:「おう♪」
ハル:「じゃあ、やり直そうよ、卒業式」
タマ:「いや、もう嫌よ(^^;」
ハル:「みんな集めて、卒業、卒業証書授与もやっちゃるけ」
 けど、実はタマちゃん、先生から「4年修了したことにするから」というお手紙を
いただいたのだとか。
タマ:「これ、言うてええんかのぅ(^^;)。うん、けどお手紙いただいて。
    証書送ってくれたんよ」
アキ:「ああ、そう」
ハル:「中途半端な証書やのぅ、それもの。卒業証書じゃなかったんやろ?
    4年修了課程みたいなやつやろ?」
 卒業はできなかったけど、そういういいエピソードをタマちゃんは持ってます。
 そういう意味ではやはり、冒頭の質問の答えはタマちゃんになるのでしょうか。
タマ:「普通に卒業したかったんだけどね、別に」
アキ:「ああ、そう」
ハル:「なんで辞めたん?」
タマ:「いや、オレにはバンドがあったからさ
 きゃあっ、タマちゃんてばカッコいいっ(笑)
 何か卒業式の思い出ってあるかという話になりました。
アキ:「ボタンとか取られた?」
タマ:「わし、だって中学校の卒業式は、もう、すぐ帰ったもん」
 その理由はというと、「いや、なんかもう、友達んち行って、あの、わいわい
しようって言って」とのことなんですが……晴一からすかさずつっこみが入ってます。
ハル:「なんで 『わいわい』って、ちょっとこう、グラスを傾けて……」
タマ:「いやいや(^^;」
 どうやらタマちゃん、そういう仕草をした模様。
ハル:「中学生じゃろうが」
 昭仁はというと、中学生の時はボタンが全部なくなったそうです。おお。
タマ:「生意気な(笑)」
アキ:「全部なくなったよ」
タマ:「ああ、そう」
アキ:「うん。ここの腕のボタンまで全部なくなった。マントみたいなったよ」
ハル:「それは……それは何? 友達の借金返すために?
アキ:「いやいや(^^;)。そういうんじゃないんじゃけど。こう、くれくれって言って」
 微妙に自慢げな昭仁くん。
ハル:「そういう風習があったん? おまえだけ?」
アキ:「いやぁ……いや、みんな。結構みんな」
 いきなりトーンダウンしたよ(笑)
タマ:「なん、意味ないじゃんか、おまえ。おまえ、己だけのような」
 わっはっは。
 ちなみに「高校の時はどうじゃったん?」とタマちゃんに訊かれた晴一、
「いや、別に、きっちり、あのー、校則に沿った格好で帰ったよ」とのことでした(笑)

 『オレ、タマ』、本日の1通目は「目が泳がない方法を教えて下さい」という質問。
 タマちゃんも今でこそ大分慣れたものの、大勢の前で話すのは苦手。
 無意識的に、まばたきが多くなったりするそうです。
タマ:「あ、いかんなと思って。んで、あのね、ちょっと怒る(いかる)のよ。ちょっと
    怒るとね、こう、その、緊張してしまう時はね。緊張してない時は別に怒らな
    くていいよ。ちょっと怒ると、あのね、いい感じになるよ。ほんとに。ほんとだよ。
    やってみて」
 ほんとだよ、って言う口調がめんこい……
 2通目もお悩み相談。学校のプリントや問題等をこなすのが早いせいで、周りの
人が見せてと言って勝手に写していくことに困っているとのこと。
タマ:「これね、案外むずいよね。考えてみたら」
 そうだね。嫌だって言えば、いい子ぶってるとか言われるしね。
タマ:「あのね、んー……俺がこう、こう仕事してる、こう、環境の中で、
    あのね、たまに言われるのがね、けど人間ってね、隙を見せないとね、
    ダメなんだよね、とかって言われたことがあるの」
 問題の答えを見せることはいいことじゃないから、無理して見せる必要はないけど、
それ以外のところで何か隙を見せるのはどうかと提案してます。
タマ:「わざと隙を見せるのもなんだけど、なんか、あるじゃん。こう……
    打ち解けれるような、なんか……うーん……なんか、物真似してみたりさ」
 っていうか、そこでタマちゃん、「これ聴かなきゃバカ!」っていう物真似は……
私にはおすぎさんかなと思ったんだけど違う? なんか微妙に似てるっぽくて、
笑えるような笑えないような……ほんと、微妙なラインですな(汗)

 やっぱり昭仁が「幸せのコーナー!」って言うと、タマちゃんが笑う。気持ちはわかる。
 リスナーからの幸せについての瞬間を紹介です。
ハル:「このメール、ハガキをもう持っとるだけでも幸せがこう、こぼれ落ちてくる
    感じがする」
 うまいこと言うね。
 1通目を晴一が読みます。
ハル:「『私、夢、諦めるかもしれません』」
アキ:「ええっ?」
タマ:「(笑)。まあまあまあ、聞い……」
ハル:「終わり」
タマ:「えっ、マジで?」
 続きを聞けば、何か幸せについての話になるかと思ったとこだったのにね。
アキ:「なんだろうね」
タマ:「意味がわからん、これ」
 昭仁が考えるには、夢を追うために今までつらかったのを、それを諦めることによって
楽になったという意味じゃないかと。
タマ:「待って待って、けど、にしても補足説明がいるって、これ。
    ……ま、いいや。ごめん。この子を責めてもどうしようもないしね」
 でも確かに補足説明がないと、なんでこの一言が「幸せのコーナー」宛なのか
わからんね。
 とにかく、次いきましょう。
『大好きな人、大好きなもの、大好きなポルノの音楽に囲まれた今現在が幸せ。そう
 思えるくらい今まで頑張ってきたのかもしれません。そんな自分を好きになれました』
『幸せは考えてみたら本当にたくさんあるもの。今日で言えば、祖母の誕生祝に
 ケーキをつくって喜んでもらえたこと、友達からすごくいいことがあったとメールが
 入ってきたこと、会社に出すレポートを書き終えた瞬間、こたつで3時のお茶を
 飲んでいた時、などなど。単純かもしれないけど、心が嬉しいな、気持ちいいな、
 好きだなと感じる時が幸せ』
アキ:「まあ、ひとつじゃないってことだね。それ、何、何かっていうんじゃなしに、
    そういう些細なことでもいっぱい幸せってそこら辺に転がっとるなと。
    いうことをね、言うとんじゃね。そのとおりじゃけどもね。なるほどね」
ハル:「別に、普通につっこみようがないぐらい、ちゃん、ちゃんとこう、感じて、
    幸せについて感じとるけぇの」
 すごく基本的なことだけど、あらためてそれを幸せと感じられることが幸せだよね。
『身近な人に幸せについて訊いたら、やはり「信じている人、好きな人がそばにいる
 こと」だということでした』
 と言うこのリスナーさんから3人へ 「叶えた夢とこれからの夢=幸せはなんですか?」
という質問が。一視聴者から見たらアーティストになるという夢を叶えた3人はハッピーに
思えるけど、きっとどの世界でも規制はあると思うので、とのこと。でも不特定多数の
人に曲を聴いていただいて幸せにできるのはなかなかできないハッピーなことだと
思うし、自分には幸せにできる人が何人いるのかなと考えると、私の幸せは何人の
方に出逢って幸せづくりのきっかけになれるかということかなと述べてます。
 晴一が読むこのハガキ、聞いた昭仁とタマちゃんは、「ほぅ、なるほど」「うん」と
相槌を打って……それっきり(^^;
ハル:「君らは……あれか。まともなハガキにはものすごい弱いのぅ
タマ:「(笑)」
アキ:「弱いね(笑)。どう言うたらええんかわからんのよね」
タマ:「それね、ほん……ちょっとはね、隙を与え、あの、与えてほしいよ(^^;」
ハル:「例えばあれじゃろ、こう、女子……あの、『女子高生18歳。幸せなんて
    なくなーい? そんなこと考えるのってサブくなーい?』とか言われたら」
アキ:「いやもう、どんどんどんどん言えるけど。ばんばん色々言えるけど」
 普通に本気出して言われるとコメントに困るのよね。
 ちなみに昭仁と晴一の最近の些細な幸せは、スタジオにあったひねり棒が
うまかったという話らしいです。
アキ:「めっちゃうまい」
ハル:「幸せ」
タマ:「うまいけど(^^;」
 昭仁が、日々、そういう些細なことを幸せって感じて生きていけば、「楽しいで、
絶対」と言ってます。そうだね。
ハル:「わし、いきなり、あのー、明け方のAMみたいな話してもええ?
アキ&タマ:「ええよ」
 明け方のAM聞いた事ないんで、そのニュアンスがわからんのですが。
ハル:「あのね、ほんとなんね。あのね、えと、嬉しいと笑顔になるじゃん。笑顔に
    なるじゃん。……ね、なんで(笑)、突然ふたり、落書きして
アキ:「いやいやいや、聞きよる聞きよる聞きよる(^^;」
タマ:「いや、続けて(^^;」
 晴一が言うには、嬉しいと笑顔になるけど、その逆もまた真なりで、笑顔になると
楽しくなるんだって。
ハル:「いや、これほんとなの」
 わかるわかると言う昭仁。うん、わかるわかる。
ハル:「家ですっごいこう、あのね、なんか、なんかつまらん時にさ、あの、
    『LOVE涙色』とか歌うて、踊って?」
アキ:「なるほど。テンションあげるのね」
ハル:「楽しいよ、すごい」
アキ:「わかるわかる、すごいわかる」
ハル:「にっこりして、こう」
アキ:「それ、色んなものにつっこみ入れたりね」
 晴一、タマちゃんにもおすすめしてます。
ハル:「これやってみて、タマちゃん。その……せちがらい生き方をしている
    ロックンローラーの君として、一回やってみて。にこっと笑うとね」
タマ:「あのね、踊ることはあるよ、家で」
アキ:「ああ、そう」
タマ:「ダンサーじゃけ。心の……ソウル、ソウルダンサーじゃけ。どっちかと言うと
 そしてはぁはぁ言ってベッドに座るらしい。
ハル:「その、楽しいことがあったら踊り出したくなる。ということは、踊ったら
    楽しくなるんよ。ほら。イコール。数学知っとる?」
タマ:「数学?」
ハル:「あの、高校中退の君」
 タマちゃん爆笑。
ハル:「わかる? イコールはどっちからいってもイコールなんよ?」
タマ:「ああ、そうだね。ほんとだね」
 テンションの低いマネージャーには、まず笑顔でいさせようと晴一が目論んでます。
ハル:「おまえ(マネージャー)のは、それはひきつり笑いっていうの」
タマ:「けど、うちの親が、あの、隼人は笑顔がいいねぇって言いよったよ」
 でもそういうタマちゃんにも、「その場しのぎで笑っとったけど」と言われてます。
 新マネージャー隼人くんも、着々と第二の棚瀬くん化してきてるねぇ……
そりゃもちろん、ポルノの3人に可愛がられる(=いぢめられる)という意味で。

 今週のボヤッキー♪
『いつも思う。学校の給食の時間はなんであんなに短いんだ?
 15分じゃ食べきれないじゃないか。もう少し長くしてほしい』
 えっ、15分???
ハル:「短いのぅ(^^;」
アキ:「そうだ、いや、そうだったって」
タマ:「いやいやいや」
アキ:「小学校の頃」
 昭仁は、給食時間と休憩を合わせて1時間ぐらいで、でも休憩時間は決まっててと
主張してます。食べ終われない人は掃除の時にすみっこで食べ続けてたとか。
 晴一は、11時45分ぐらいから給食で、12時45分から15分ほど掃除だったと主張。
 そしてそれにタマちゃんが「掃除?」と疑問の声を。
タマ:「掃除はいちばん最後じゃん」
アキ:「ええっ?」
ハル:「それ中学じゃん」
タマ:「あ、そうか」
 もう忘れたよ、そんな小学生の時の時間割なんか。
『体育の先生が「明日までに予習してこいよ」と言った。何を?』
アキ:「あ、それは言わんかったんじゃ」
 決まり文句みたいな感じで言っちゃったんだろうねと分析してます。
 次のはタマちゃんが読む番。おや、このリスナーさんは前にも読まれた方ですね。
 忘れもしません、スゴロク中3さん。今日も晴一が激怒してます。
ハル:「スゴロクは中3じゃない言いよんじゃろうがっ!
タマ:「(笑)」
アキ:「絶対違うよね」
 そりゃそうだろうね。
『中学生活残り少なくして気付いた。あ、私、3年間一度も上履き洗っていない』
タマ:「君はね、グラウンド10周して下さい」
アキ:「すごい匂いすると思うで」
 っていうか、上履きって3年間ずっと同じの使ったっけか?

ハル:「ちぃーっす。ポルノグラフィティの晴一です」
 今日は一体どんなキャラなんだ?と思いきや、出だしの挨拶だけで後は普通だった。
 いつも同じ入りだと飽きるのかしら。
 『お言葉ですが』の本題に入る前に、ちょっと近況ネタ。
 先ほど、ギター雑誌を探しにスタジオ近くの本屋へ行ったそうなんですが、
そこでポルノが載っている雑誌を開いている人たちがいたらしい。
ハル:「それでさ……その、僕らの載っとるページをめくった子がおってさ。……おっ!
    と思って後ろ向い、向いたらさぁ、なんの……なん、それを熟読されても
    恥ずかしいけど、なんのリアクションも起こさずにすぐ次のページいったけね。
    それはね、本屋でね、恥ずかしかったり悔しかったりするね」
 一般人とアーティスト、ふたつの感情がそれぞれせめぎ合う瞬間かしら。
 では本題へ。
『親や国語の先生は本人に聞いたわけじゃないのに勝手なことを言います。
 親には勉強してても「10分くらいしか集中してないんでしょ」と言われたり、
 先生は「作者はこういうことを伝えたいんだ」と断言したり。なんでそんなことが
 わかるのでしょうか?』
 この問いに、晴一は「わかる。わかるぞ」と同意してます。
 よく国語の試験に、「ここで作者が何を言いたかったのか」みたいな問いが
あったと思うけど、あれは問題の設定がおかしいと。
ハル:「その、『作者はどんなことを考えてこの文章を書いたのか、あなたの予想を
    書きなさい』だったらわかるし、『あなたの意見を書きなさい』だったらわかる
    んだけど……『作者がどんな気持ちでこの文章を書いたのか述べよ』って
    書くじゃん。知るかいそんなん。いうか、誰もわからんと思うし」
 自分で文章の仕事をやりだして思うんだけど、と晴一が言うには、30行ぐらいの
歌詞の中で、ここの何行かは絶対にこだわってるというところがあったり、ここは
あえて力を抜いたり、メロディに沿うように言葉としてはあまり意味を持たせてないと
いうところがあったりすると。
ハル:「なのにやっぱりこう、人によってはそこの、僕がこだわったところと違うところを
    いいって言ってくれる人がいるわけよ。それは作者の気持ちとはまったく関係
    ないし、それはそれでええんじゃけど、その、えーと、それぞれじゃけ。これね、
    国語の問題はどうかと思うね。時々。うん、で、先生が正解出せるわけじゃないし」
 例えば同じ時代の同じ人物についての伝記を司馬遼太郎氏と池波正太郎氏が
書けば、それぞれ全然違うものになるだろうし、それはそれで面白いことなので、
国語の時間にそうやって一個の答えを出すのはすごく難しいことなんじゃないかと
彼は述べてます。
 私は国語の時間にそうやって作者の意図を色々考えるのは好きでした。
 ただ、あれは皆がそれぞれ考えを馳せて、それぞれの思いがあるのがいいので
あって、それに一律的に○×をつけられるのはやはりどうかと思うね。
 音楽と一緒だもんね。同じ文章を読んだって、読んだ人の数だけそれぞれの
物語があっていいはずだもの。そりゃ作者サイドには多かれ少なかれ「こういう風に
読まれたい」ってのがあるとしてもさ。

 この放送は3月4日オンエア。2日後には『幸せについて本気出して考えてみた』が
発売される……のはもちろんなんですが。
アキ:「超個人的なことなんじゃけど、明後日(6日)ね、『北の国から』のねDVDがね、
    10巻から12巻までね、発売されてね、話は完結するんじゃけど、最近ちょっと
    ハマっとってさ、これ、ありとあらゆる、あらゆるとこでいっぱい言いよんじゃけど、
    あのー、その、さだまさしさんの音楽もすげーいいしさ、あの富良野の、この町に
    というか、あの緑豊かな町にほんとに合う、その、綺麗な、ほんとに美しいんだ。
    そのー、ね、情景がね。それにほんとに合う音楽だと思うし、あのドラマはね、
    ほんとにね、名作じゃと思いますよ。あそこまでやっぱりこう、人の感情を
    感情移入ができる、なんかドラマってなかなかね、こう、ないんじゃないんかと
    思うてね、結構あれ、20年ぐらい前でしょ。20年近く前につくられたもんだけど、
    ほんとにあのトーンが、ちょっと相当落ちた暗ーいトーンなんだけど全体的に、
    いや、もうね、すごくいいね、えー、もので」
 前から見たい見たいと思っていたのが、DVDが出たのをきっかけに改めて見たら
いいドラマだったということです。マジで相当ハマってるな、これだけ語るってことは。
 小学生の時に見に行ったなぁ、富良野の黒板さんち。
 さて、では『オトヒト』コーナー開始。
『うちには2歳の娘がいますが、音楽が大好きです。もう童謡じゃ満足せず、大人が
 聴くようなCDじゃないと大騒ぎするのですが、あんまり激しいものだと何か悪影響が
 あるのではと心配です。ちなみに今、娘のお気に入りはブリトニー・スピアーズです』
アキ:「はぁ、これ、大丈夫でしょう。へぇー。やっぱねぇ、子供はね、大人よりも多分
    音とかね、見るものとかね、そういうものにすごく敏感なんじゃと思うわ。
    あの、俺も、俺の甥っ子もね、えー、今2歳ぐらいになるんじゃけども、
    その甥っ子もやっぱりね、毎朝ね、あのー、NHKで始まる、なんか『お母さんと
    いっしょ』みたいな番組を見て、もうちょっとその、あの歌が流れると、もう
    かじりつくようにね、あの30分間か15分間? ずーっと真剣に見よるよ。
    そいで踊ったり? やっぱね、相当多分このちっちゃい幼少期ってのは音とかね、
    そういうものがね、すごく楽しい時期なんじゃないかなと思うけね、ある意味こう、
    将来こうミュージシャンにするには、こう、いいんじゃないの?」
 2歳ぐらいって先入観も何もなく、日本語と外国語の区別もなく、純粋に好きか
嫌いか、気持ちいいか悪いかで聴いてるんだろうなぁ。
 今のうちにたくさん音楽を聴かせてあげたら、20年ぐらいに花開くかもって昭仁は
言ってます。まあ、ミュージシャンにならなくても、よい蓄えにはなるよね。
アキ:「なんかこう、あるじゃないすか。ミュージシャンでもよく聞く、あのー、何に
    影響されてますかって言うたら、『あのー、僕んちでは昔からなんか、両親が
    ビートルズを聴いてたんで、もう自然とビートルズを……が、僕の中の身体の
    中に入ってきてた』みたいな、そういう話があるじゃないですか。ああいうの
    いいね。ああいうなんか、ああいうの憧れるな、俺。まったく全然そういうのが
    なかったけ」
 昭仁は自分の子供ができたら、自分の好きな曲ばんばん聴かせまくりそうだね。
『テレビでライヴなどの時に裸足で歌うアーティストの特集をやっていました。裸足で
 歌うことによって、身体がリラックスした状態になるので、よりよい歌を歌えるという
 効果が実際にあるそうです。昭仁さんは裸足で歌うことってありますか?』
アキ:「結構多いですよね、裸足で歌うの。あのー、結構でも僕もね、えー、
    なんどか昔インディーズの頃とか、あの前回のツアーとか、よく裸足に
    なっとったりしたんですけども」
 ジャパンツアーはアンコールの時、裸足だったものね。
アキ:「これ、すごく気持ちはわかってですね、なんかこう……例えば人前に立つって
    いうことに対して、なんか綺麗に衣装を着て、例えばヘアメイクもして、化粧も
    して、立ってるじゃないですか。でも、なんか、こう、その中の一部分だって
    多分真っ裸で出る、出るわけにはいかんじゃん? じゃけ、最低限の服とか
    着とる中で、靴っていうものを、そのー、脱ぎ捨てる。なんかその、ほんとは
    人、人前じゃけ綺麗にしとかないけんのに、靴を脱ぎ捨てることによって、
    なんかちょっと、どっか剥き出しになっとる感が、もうすでにその、足にある
    わけよ。じゃ、それがね、すごく心地よかったりするんですよ」
 なんとなく、心地よさそうだなってのはわかる気がする。
アキ:「ま、そこで感情とかを剥き出しにすれば、いいものプラス、こう姿形でも裸足に
    なったということで、なんか剥き出し感が出て、それにこう助長してくれると
    いうか? 自分が感情を爆発させたいものに対して、この裸足というシチュ
    エーションがなんか、その感情を剥き出しにするものを助長するっていうね」
 さらに、靴という物体を挟まずに素足でリズムをとるっていうことが、もしかしたら
心臓とつながってて身体の中に鳴るリズムみたいな感じでいいのかもという昭仁。
 私の中のイメージとしては、足の裏に直にステージを感じるのって、より密接に
客席とつながってる感じがするのかもしれないなぁと思ったりします。 

アキ:「ポルノグラフィティがお送りしてきました限界ポルノラジオ。えー、いかがだった
    でしょうか? えー、ね、今夜もエンディングになりましたけども……え?」
 「なったよ(笑)」と答える晴一とタマちゃんに 「なったね?」と確認し、笑いこける昭仁。
 よくわからんけど雰囲気は楽しい。
 ここで昭仁より、先週言っていた「重大なお知らせ」が。
 深夜3時台から始まり、1時台、10時台へと成長してきた限界ポルノラジオ。
アキ:「あのー、実は3月いっぱいで、えー、お別れになってしまいます」
タマ:「はい」
ハル:「おめでとう昭仁」
 おもむろにそう言って拍手する晴一。
アキ:「え? 俺、わしだけ?」
ハル:「え? みんな?
アキ:「み、みんなだと思う、多分」
ハル:「嘘?」
アキ:「限界ポルノラジオ自体が。多分」
ハル:「うっそ」
アキ:「限界ハルイチラジオになるとは聞いてない」
 デビュー前、99年の7月からやってきた限ポルが終わっちゃうんですね。
アキ:「ほんとにこの番組には鍛えられたね。ある意味」
タマ:「鍛えられたねぇ、ほんまに」
アキ:「ほんま色んなことをやってね、そのなんか、例えば無理難題を言うてくる
    テレビ番組とか出ても、ある意味こう、そこに抗体があったみたいな。
    頑張っていかないけんみたいなね」
ハル:「ああ、限界ポルノラジオでこれ以上のことやっとる、みたいなね」
アキ:「そうそう」
 そうあらためて考えてみたら、すっごいラジオ番組だよね……ほんと、聴いてても
「それ、ラジオでやるのか?」ってなこと多かったし。
 それでもまだまだハガキやメール、ファックス等の募集はします。
 宛先紹介、言うならば山なりなテンションのタマちゃん。落ち着いて始まって、
途中はエンジン全開、最後にまた落ち着く感じ。
ハル:「さ……最後、わしにつなげるように最後までいってくれや(^^;
    最後ものすごい落ちたぞ」
アキ:「どんどんあがってくんじゃないんじゃ?(笑)」
タマ:「まとめたんよ」
 いや、だからタマちゃんでまとめちゃったら、後の晴一が困るんじゃないのかい?(^^;

020311 (MON)  限ポル 第140回             update020407 (SUN)

 色んな意味でいちばん脱がせ上手なのは誰ですか。
 ……色んな意味って、あえて言うならどういう意味でしょうね(^^;
アキ:「直接だったら(意味)わかるけどのぅ、脱がせ上手」
タマ:「脱がせ……知らんもんの、だってお互いに(笑)」
アキ:「ほんまよの。脱がせるとこなんか見たことないで」
 そりゃそうだろうなぁ。
 てなわけで答えは、昭仁が「タマ」、タマちゃんは「昭仁」。
 晴一の答えが聴こえなかった……言ってたのかもしれないけど。
 タイトルコールが入って、まずは自己紹介。
アキ:「ポルノグラフィティのボーカル昭仁」
ハル:「ギターの新藤」
タマ:「えっと(^^;)、違和感あるのぅ、おい。えーとベースのタマです」
 たまにそうくるからね、晴一は。
アキ:「ごめん、俺もうなんの理由もなくタマって言ってしもうた」
 晴一の答えはどうやら昭仁みたいです。ライヴの打ち上げで挨拶してる偉い人の
ズボンを脱がせるのは昭仁だと言ってます。そういえばそういう話を聞きますね。
 タマちゃんも同意見。
タマ:「俺はもう、むしろ殻をつくって、君もつくっていくタイプじゃけ」
アキ:「え? どういうこと?(笑)」
 俺も殻をつくるから君も殻をつくっとけという意味みたい(晴一の説明によると)。
ハル:「ま、直接的に服を脱がせるのがいちばんうまいのはわしじゃけどね」
アキ:「あ。あ、今度ちょっとやってみぃ、なんか片手でブラ、誰がいちばん
    早いか、外せるの」
ハル:「それがさぁ」
タマ:「あ、わしダメじゃ、それ」
ハル:「それがさぁ、思わずできた時ってさ、そういうつもりじゃないのに
    できた時ってさ、逆に言い訳に困らん?」
 たまたま家に使い捨ての歯ブラシがあって (普段自分は滅多に持ち帰らないはずの
ホテルのアメニティグッズがその時は何故かあったりして)、たまたま泊まりに来た
人にそれを出すとものすごい準備周到な人かと思われるじゃん、と言う晴一。
ハル:「例えばね。そういうのでね、ちょっと気まずい思いをね」
アキ:「わかるわかる。もう何、何かもうずっと想像して、もう準備万端じゃんみたいなね」
 わっはっは。男って楽しいねぇ(笑)
ハル:「で、結局誰じゃったの?」
アキ:「誰だったんじゃろうの。ま、ええか」
タマ:「(笑)。じゃけ昭仁よ。昭仁じゃない、晴一よ」
アキ:「俺か。あ、晴一か」
ハル:「色んなジャンルで言うとね」
 さて、『幸せについて本気出して考えてみた』の感想が番組へ続々と届いている
模様です。
アキ:「そしてあのー、今テレビスポットでいっぱいあのー、わしらがラ、ライヴシーンが、
    あー、コマーシャルで流れと思うけども、流れとるとね……思うとるじゃろう?
ハル:「いや、流れとる(^^;」
アキ:「ちゃんと流れとるね(笑)。流れとんじゃけども、あれは、あのー、
    プロモーションビデオじゃないんですよ、実は」
 近々きちんとPVをつくる予定とのこと。
 あれのフルバージョンプロモを見たいなぁとずっと楽しみにしてたのに、違うなんて
残念。
ハル:「あれ(CMは)何? お茶を濁しとん?」
アキ:「いや、間に合わんかったんよ
ハル:「間に合わんかったんじゃ(^^;」
アキ:「いわゆる(^^;)。スケジュールがきゅうきゅうすぎて、PV撮るのちょっと
    忘れとったんよ(^^;」
ハル:「発売後にPV撮るけぇね、わしら」
アキ:「そうだね、すごいよねぇ」
 その名の通りプロモーション用のビデオなのに、発売後に撮るってどういうことよ(^^;
 そりゃ発売してからもプロモーションは必要だけども。
 本日のオープニングナンバーは『TVスター』。
アキ:「晴一はこの曲を聴くと、なかなか、あの、ブルーな時の、あのー、詞なので、
    今聴いてもブルーになると」
ハル:「この曲嫌い」
アキ:「嫌いなんじゃ(^^;」
ハル:「そういう思い出を思い出すけ」
 曲の後のお知らせタイムはアルバム、『雲をも掴む民』について。
アキ:「これどんどんなんかこう日が経つにつれ、このタイトルいいね。なんかそんな
    気がすごいしてきた。あのー、どんどんこう、すごい意味がすごいあるなと。
    色んな広がりがあるなと」
 来週はアルバムの中から曲をオンエアしてくれるとか。
ハル:「聴いて下さい、『アゲハ蝶』」
アキ:「いやいやいや(^^;」
タマ:「(笑)」
アキ:「みんな知っとるし」
 晴一ってばそのパターン、『foo?』の時もやらんかったっけ……?

 『オレ、タマ』、まずは、体育の授業でバトミントンの試合をしているのだけれど
18連敗中ですという方からの相談。友達曰く、やる気が空回りしてるみたいなの
ですが、どうすればよいでしょう?とのこと。このままじゃ成績が危ないらしい。
タマ:「やる気が空回りして、どうなんだろう、負けるのかなぁ。落ち着いてみれば?
    1回、ほんじゃ。それで1試合やってみて。それでどうなるか(^^;
    それでダメだったら難しいよね」
 体育の授業ってのは他の教科と違って、どんなに頑張ってもできない種目ってのが
あるから難しいんだよね。運動できる人にはわからん悩みだろうけども。
 次のハガキは、ピカソやゴッホは死んでから作品を認められるようになったけど、
私ならそんなのは悲しいし、少しも嬉しくないと思うというお話。
タマ:「なんだろう、けどいいんじゃない? これってね、本人はそらぁ知らんけぇね、
    結局。あのー、嫌だろうけど。なんか教訓みたいでいいじゃん。なんか
    自分のさ……あんまり何も考えずにこう、自分のこう、情熱でこう描いた。
    き、きっとそういう人ってそのまわりの、そのー、なんだろう、風潮とか
    流れだとかあんまり意識してない部分もきっとあったんだろうから、ね、
    まったくそれ、認められないっていうの、なんかそっけない、そっけなかった
    かもしれないし。なんかけどね、それって、いいんじゃない。教訓みたいで、
    なんか。うん、なんか自分に正直にやってればいいんじゃないかなと、
    こう、楽しくやってればいいんじゃないかなっていう。うん、教訓っぽいよね」
 まわりに媚びて生き方曲げるくらいなら、認めてもらえなくてもやりたいことをやる
方が幸せだし。生きてるうちに認めてもらえなくても、後世で認められるなら、それは
それで嬉しいかな。
 最後は 「すっごいどうでもいいことなのですが」という入りのメール。
タマ:「いや、いいね、この入りが(笑)」
 このリスナーさんのおうちに因島からはっさくが届いたのだそうです。
 おいしい食べ方があったら教えて下さいとのことなのですが……
タマ:「はっさくってさ、あんま別に俺、そんな、なんじゃろ。好んでは俺は食べ、
    食べてはなかったんだけど、酸っぱいよね、はっさくって。あれじゃない?
    俺、なんか、いつだっけ、なんか……なんかね、酸っぱいもん、蜂蜜入れて
    食べたね。すっげぇおいしかった。それははっさくじゃなかったけど
    けど、かんきつ類だった、なんか。うん」
 てなわけで、蜂蜜入れるのがタマちゃんのおすすめらしい。
 しかし、曲紹介で「いい曲かけます」って言うあたりが、らしくていいやね(笑)

アキ:「リスナーの皆さんの幸せを紹介するね、幸せのコーナー、の時間ですね」
ハル:「その、ね、その前に。何に蜂蜜つけて食うたん?」
タマ:「え? なんだっけ。ネーブルか……いや、ネーブルだろうね。かんきつ類よ」
アキ:「ネーブル」
ハル:「はっさくの話しとんのに、関係ないじゃん(^^;」
タマ:「いやいや、かんきつ類で幾、幾分酸っぱいものを……」
アキ:「だってネーブル甘いんじゃもん、だって」
タマ:「いや、ネーブルじゃったかどうか、もう定かじゃない」
 ブースの外で先ほどのタマちゃんコーナーを聞いていて、晴一はものすごい
興味をそそられたらしいです。
ハル:「結局なんじゃったん。はっさくの話しとって。で、あ、はっさくに蜂蜜つけたら
    おいしいのかなぁと思うたら」
タマ:「(笑)。かんきつ類よ、かんきつ類」
ハル:「『ま、はっさくじゃないんじゃけどね』って」
アキ:「新しいラジオじゃけどね、なんか。受け答えをするんじゃなしに、全部こっちから
    なんか疑問ばっかり。気になるようなことばっかり言うていくラジオで」
タマ:「いいんよ、そのラフさがいいんよ」
ハル:「ええんよ、それがいいんよ」
タマ:「その、家で話しよる感じがなんとなく出ればいい」
ハル:「ま、確かにお前の作戦にわしはハマった、今」
 はい、タマちゃんの勝ち。
 では 『幸せのコーナー』へまいりましょう。リスナーの皆さんの「幸せな瞬間」を紹介。
『タマちゃんが番組へのおたよりの宛先をハイテンションで勢いよく読みあげた時。
 タマちゃんが元気で何よりだ、とほっとします』
タマ:「ちょっと待って(笑)。オレ、いっつも元気だって。
    単純……いつも元気だって、別に」
 最後の宛先紹介のテンションの高さってのは、タマちゃん曰く、「あれはね、巻きで
読みよん」とのこと。しかし昭仁と晴一、苦笑しております。
アキ:「あ、そうなんじゃ?」
ハル:「なんでな、誰が、誰が巻きよんの?」
タマ:「巻いて、って言われとる」
ハル:「嘘ばっかり言えっ」
 いやいや、きっとタマちゃんがタマちゃん自身に言われてるのよ(笑)
『25歳の私が幸せを感じるのは母とキスをしている時。気持ち悪いですか?
 でも大人になっても私は母にとっては子供。甘えるのも親孝行のひとつかな。
 今だにキスできるふたりの空気が暖かくて幸せだなぁって思えます』
ハル:「あれじゃね、アメリカンな」
アキ:「そうだねぇ。何歳の子なんじゃろうね、この子ね」
 いや、あなた自分で今このメール読んでて、「25歳」って言うたじゃんか(^^;
 当然それを晴一に指摘され、「冒頭に言いよるときたか」と苦笑いする昭仁。
 しっかり〜。
 朝丘雪路さんが以前 『はなまるマーケット』で、津川雅彦さんと20代後半の娘が
今でも一緒にお風呂に入るって言ってたよと晴一。親子だから、全然いやらしくないと
朝丘さんは話していたそうです。言われてみれば、それはいい親子関係をつくれて
いるということだよねと納得するメンバー。
ハル:「すぐそういうエロビデオをこう思い浮かべてしまうんで
    いやらしく考えるんじゃろうね」
アキ:「エロビデオ思い浮かべてしまうんじゃ(笑)」
 でもタマちゃん、「自分の子供と入れるかのぅ。想像もできんけど」と呟いてます。
 ちっちゃい頃はいいけど、大きくなっちゃえば大抵は無理でしょうねぇ。
『好きな人が初めて私の下の名前を呼び捨てで呼んでくれた時』
ハル:「はっ。『ときメモ』と一緒じゃ。『ときめきメモリアル』と一緒じゃ。
    昔やってさ。あの……わしの話ばっかりじゃね」
アキ:「うん、ええよ」
ハル:「ね、知っとる? 恋愛シミュレーション」
アキ:「わかる、うん。やったことあるよ」
ハル:「俺、昔……(昭仁も)やったことあるんじゃ?」
アキ:「やったことあるよ」
 晴一、自分もやってるのに、昭仁がやったことあるって言ったら「あるんじゃ?」って
冷やかし気味に訊き返すのってどうよ(^^;
ハル:「そういうゲームって本気で感情移入せんと面白うないじゃん」
 最初は「新藤くん」って呼ばれてるのが、どんどん女性キャラと親しくなっていくと
顔を赤らめて「ハルくん」って呼んでくれるようになって、嬉しかったそうな。
 学生時代はそうだったよねと昭仁。
ハル:「ちなみにおまえ、昭仁は付き合った人からなんて呼ばれるん?」
アキ:「付き合った人から? うーん……アッキンか……」
ハル:「アッキンって言われるんじゃ♪」
アキ:「呼ばれるね」
ハル:「あっ、そう」
アキ:「アッキンとか……」
ハル:「ヒトくんいうのは?」
アキ:「ヒトくんはないね」
ハル:「ヒトくんは親だけか」
アキ:「ヒトくん……いや、ヒト、親はヒトくんって言わんよ」
ハル:「親戚か」
アキ:「親戚……あー、そうだね。親戚とかじゃね」
 晴一も昔、日記に「ヒト君」って書いてたりしたね、そういえば。
ハル:「タマはタマって呼ばれるんじゃろ?」
タマ:「俺はもうずっと」
ハル:「変わらず(笑)」
タマ:「うん、タマ」
ハル:「タマがタマちゃん、タマくんがタマちゃんになるぐらいなんじゃ」
タマ:「タマちゃんか……そうだね、タマか」
ハル:「便利だね」
 便利なのか?
アキ:「なるほど。そればっかりじゃ飽きるじゃろ、でも。ワンパターンしかなかったら。
    どうにかしたいじゃろ」
タマ:「けど(笑)、今さらジョニーって言われても困るし
 昭仁、晴一、大爆笑。何故にジョニーなんだ(笑)
 タマって呼ばれるのは、男も女も越えた気がして気持ちいいよとのことです。

 もうじき迎える最終回に対して、リスナーから色々とリクエストが届いています。
 限界企画とか、王様誰だとか、ネバップとか……もう一度やってほしいコーナーが
たくさんあるものね。
 ぜひ違う形で戻ってきて下さい、例えば「極限ポルノラジオ」とか、というメールも。
タマ:「おい、進化しとるじゃん」
アキ:「ほんまよぉ(^^;」
タマ:「おまえよぉ」
アキ:「もっと大変なことせないけんぞ、これ」
タマ:「余計なこと言うなよ、ほんまに」
 熱湯コマーシャルのように熱湯に入りながら最終回を放送して下さいというメールも
きてます。果たして1時間耐えられるでしょうか、ですって。
ハル:「耐えられるか!」
アキ:「わしらをなんじゃ思うとるねん(^^;
    確かにそうだけど。限界ポルノラジオとは言うとるけども」
ハル:「じゃ、じゃあ、君らも熱湯に入って聴けよ」
アキ:「ほんま聴けよ、いう話よのぅ? そんなもん」
 いちばん多いリクエストは生ライヴだそうです。やっぱそうだよね。
 それと、最終回に向けてはリスナーのみんなから「もうひとつの幸せ」というテーマで
おたより募集もするとか。幸せはひとつじゃないってことね。
タマ:「ぼけてもいいよ」
アキ:「ぼけてもいいと思います」
 あら、ネタでもいいんですか?

ハル:「色んな言葉あるんだね」
 いきなりそんな晴一のセリフで始まりました、『お言葉ですが』。
 何かと思えば、何気に鼻歌で歌った『贈る言葉』に出てきた、「暮れなずむ」という
単語にひっかかったらしい。
ハル:「なずむ、ってなんだ?って、今調べてもらったら、変わらない状、
    変わりそうで変わらない状態」
 暮れなずむとは、暮れそうで暮れない状態のことを言うんだね。
ハル:「そんな言葉あるんじゃね。はぁ、知らんかった」
 私も知らんかった。ひとつ勉強になりました。
 ではおたより紹介。
 『雲をも掴む民』の掴むという字は、何故旧字体なのかという質問です。
 パソコンじゃ表示されない字体なんだよね。しょうがないから、私もいつもこうやって
新字体で書いてるし。
ハル:「告白しよう。……間違ったんだよ
 はいっ? 間違えたって……何が?
ハル:「あのー、いや、間違ったんじゃない、旧仮名遣いじゃったんね。
    これを旧仮名遣いだと僕は知らなかったんだよ。こういう字を辞書で調べて、
    これだったのね。なら、旧仮名遣いじゃけ、パソコンで出てこないんだね。
    すごくね、各、各地に迷惑をかけてるらしいんよ」
 雑誌とかに載せるにも、いちいち旧字体をつくらなきゃいけないわけだものね。
ハル:「それがねぇ、わしがこれを旧仮名遣いだと知らんかったことによって、
    ものすごい各地に迷惑をかけとるね。ま、でも、わしはこの字を、しか知らん
    かったし、国、国って書くんだっていうぐらいでね。国の方であるんだっていう
    ぐらいの字じゃし、まあまあ、そういう意味で各所に迷惑かけるけど、僕たちの
    意思が入ってないわけじゃないし、頑張ってつくっていただこうかなと思って
    おります。すんません。……国でもええよ、別に(笑)。そんなんダメか(笑)」
 でもやっぱ、旧字体の方が雰囲気だよね。
 次のおたよりは、中学を卒業するにあたり、お世話になった先生に書くお礼の
手紙のことで悩んでいるというリスナーさんからの相談。すごく仲よくしていた先生と
いうことなので、あらためて手紙を書くとなると難しいみたいです。
ハル:「いや、ちゃんとありがとうっていう気持ちを伝えればいいんじゃないの?」
 文字というのは原始的ではあるものの、記録媒体のひとつであるわけで。
ハル:「じゃあ、その、ね、内容はともかく、この先生が、また読み返した時に残るって
    いうのが、ちゃんと面と向かってありがとうって言うことも大切じゃけど、また
    後々思い出す時にね、すごく素敵なもんになるんじゃないかなと思うので、
    まあまあ、こういう恥ず、言葉にはしにくい恥ずかしいこと、ことできるのも
    文字の良さだったりするので、ま、恥ずかしがらずに書いてみたらどうかなと
    思います」
 文字はいいよね。声や画像ほど直接的じゃない分、情緒が感じられる気がします。

 『オトヒト』コーナー、オープニングトークはCDを色々と購入したお話。
 昭仁くん、最近CDをいっぱい買ったそうなのですが、その中に久々にいいなと
思えるものをたくさん見つけた模様。
アキ:「なんかそういうのに出会うと、やっぱなんか、なんか久々にね、なんかちょっと
    なかったんですよ、僕の中でこう、いいなぁと思えるのが。最近はね。あんまり。
    えー、でも僕的に、えー、そういうCDに出会えたらやっぱり、えー、幸せだなぁと
    思う今日この頃なんですけども」
 では、おたより紹介へ。
 まずは歌手志望のリスナーさんから。音楽の時間に先生に「うまい」と歌を誉められて
自信がついたのに、数日後に友達に「響きがなくて声が聴こえない」と言われ、あんなに
あった自信がなくなっちゃいました。何事もそうだけど、歌も常に上を目指さなければと
知りましたというおたよりです。
アキ:「あのー、よくね、こう、歌ってお腹から声を出すとか、腹式呼吸を、えー、
    使ってね、えー、声を出すっていうことが、まあいちばん正しいとされとる
    歌い方じゃと、えー、思うんじゃけども」
 つのだ☆ひろさんや、中島啓江さん、森久美子さん等、大きな身体の方々は
声が共鳴する部分が多いので声が響きやすいんですって。
 昭仁が、お腹から出した声と喉だけで出した声というのをそれぞれ出してみてます。
 横隔膜を使い、お腹から声を出す時は声帯が開いているので身体中に響くけど、
喉だけで出した声っていうのは声帯が閉まっているので、あまり響かないということ
じゃないかという昭仁の分析です。
アキ:「えー、やっぱりね、歌っていうのはね、えー、ま、正解があるかどうかは
    知りませんが、確実に、えー、響きというか、しっかりと深い声を出しながら
    歌う方が、えー、僕はいい、いいんだなと。お腹から声を出すっていうことがね、
    えー、正解じゃないかなと思います。はい」
 次のおたよりは、編曲とはどういう作業のことですかという質問です。
 曲自体をより良くする作業だと思ってくれたら簡単なんじゃないかという昭仁。
アキ:「例えば、ここの、えー、パートにストリングスのこういうフレーズを入れて
    みたらということを、あのー、することも編曲っていう作業じゃし、えー、
    ここのドラムパターンをこういう風に変えてみようかっていうことも編曲という
    作業じゃし、えー、ここのパートはこういうコードのが響きがカッコいいよね、
    だからこうしようっていうことも、あの、編曲の作業だと思うんですよ」
 ポルノで言えば、メンバーがデモテープで持っていった曲を、アレンジャーである
本間さんがもっとより良く、「ここはこうしたら?」とやってくれる作業が編曲という
作業だと説明してます。
 いつも思うけど、頭の中で「こういう方がいいかな」ってイメージした曲調を実際に
表すにはどうしたらいいかがちゃんとわかって、実現できるってすごい能力だよね。

 限ポル、残すはあと2回。
アキ:「えー、ま、そういう意味でもね、えー、この1回1回、なんか色々、えー、
    頑張らにゃいけんなとは思うんですけども」
ハル:「合言葉は Be Happyじゃね
アキ:「Be Happyなんじゃ? ああ、そう(^^;)。ハッピーになれと」
ハル:「さっき、さっき決めた」
 まあ、最終回に向けてのテーマは「もうひとつの幸せ」だしね。
 あらためて「もうひとつの幸せ」について、募集告知をしています。
タマ:「ぼけてもええよ。そういうのないと困るけね」
 そうじゃないとものすごい明るくさわやかな番組になっちゃうからだって。
アキ:「ポルノグラフィティ、最後はこういうイメージで売って去って行くんだね、みたいな」
ハル:「ヤな感じって」
アキ:「なってしまうけね」
 いいじゃないか、別に明るくさわやかなイメージで去ってっても(笑)
 エンディングの自己紹介も、「ギターの新藤」な晴一くん。
 タマちゃん、またもや苦笑してました。晴一くん、今日はそういう気分だったのかしら。