011203 (MON)  限ポル 第127回             update011212 (WED)

 今年いちばん、三日坊主で終わってしまった事柄が多そうなのは誰でしょうか?
タマ:「三日坊主? ……ああ(笑)」
 何か思い当たる節がある様子なタマちゃん。
 アキヒトも 「ああ、思い出したかもしれん」と呟いてます。
 二人して、「もうこれは申し訳ない」と言ってるとこからして、答えは多分……
ああ、やっぱり。アキヒトもタマちゃんも、ハルイチの名前をあげてます。
 そして肝心のハルイチも、「me」とか言ってる(笑)
アキ:「これはもう、あんまり多くは語らまいね」
ハル:「いやいやいや、違う。多分君らの脳み、脳裏に浮かんどんは、英会話じゃろ?」
 ああ、それか(^^;
 もちろんうなずく二人に対し、ハルイチくん反論開始(弁解とも言う)。
ハル:「アホ。言葉っての、あのー、なんていうんだろ。なんで覚えた? 言葉。
    日本語、なんで覚えた?」
アキ:「なんで覚えた……」
タマ:「おい、そう来るか(笑)。おまえ」
 日本語は習慣の中で覚えていったというアキヒトの答えに、ハルイチは
例えば母ちゃんに「乳くれ」とか、「おなかが痛い」とか、そういうことを相手に
伝える必要があるから言葉を覚えたわけじゃろ、と言ってます。
ハル:「別に日本人とコミュニケーションとりたいけって(日本語を覚えたわけじゃない)」
アキ:「そうだね。そういう考えから……」
ハル:「じゃろ? じゃけ、わしも、英語必要なったら、また。その引き出しを
    開けるっていう」
アキ:「あ、なるほどね」
ハル:「やめたわけじゃない。三日坊主じゃない
アキ:「やめたわけじゃないんじゃ」
ハル:「ノンノンノンノン」
タマ:「やろうとすることが、ま、大事だもんの」
 おっ、タマちゃんってばナイスフォロー。
ハル:「そうそうそうそう」
タマ:「たまたまそれが三日坊主になったいう
 おっ、タマちゃんってばナイスつっこみ(笑)
ハル:「違う(^^;)。まだやめてない
タマ:「やめてないんか(笑)」
ハル:「まだやめてない
 ま、一時休止というわけで、ね。
 さあて、今年も限ポルの放送、残すところあと4回。
 今年を振り返ると、まあ、順調な1年だったんじゃないかとのこと。
 「おいおい、振り返っていきましょうか、この1年を」というアキヒトの言葉に、
ハルイチ曰く、「もう振り返るの? あと4回もあるのに、もう振り返るの?」と。
アキ:「まあでも、今年は濃いぃぞ。今年も」
ハル:「いや、わかってるよ」
アキ:「うん」
ハル:「来週、電撃結婚したらどうするん」
アキ:「ああ……それまたそこで語らにゃいけんよの」
ハル:「今週振り返ってしもうたら、また」
アキ:「ほんまよのぅ」
ハル:「言えんなるぞ」
アキ:「そうよの。言えんなるのぉ。なるほど(^^;」
 ハルイチが言い出すことってまず突拍子がないけど、それに対してアキヒトも
真面目〜な感じで返事するから笑っちゃうんだよねぇ。

 『オレ、タマ』、本日は近況報告から始まりました。
タマ:「やっぱ最近はね、あの、もう、ツアーやってるから、あのー……
    なんかね、内容はね、なかなかこう、やっぱり言えないんですよ。
    まだ、ね、やってない場所があるから。すごく言いたいんだけど。
    じゃあ話すな、そういうことを、自分から話すなっていうことなんですけど
    すいません、ま、そんな、今、ツアー中だという話を。しといて……
    じゃあ、えっと、ファックス、メール行きたいと思います」
 今日もぽんぽん行ってみたいと思います、ということで……では、ふつおた紹介。
『アキヒトさんは音楽について、ハルイチさんは音楽についてのコーナーをしていますが、
 なんでタマちゃんはあえて普通のお便りを紹介するコーナーにしたんですか?』
タマ:「あのー、なんで。なんでって言われても、普通のね、話がいいかなぁと思って。
    あの、やってて。んで、結構ね、そういう普通の話ってすることって……
    ないじゃないですか。こう、なかなか」
 普通の話って案外、実はいちばんシンプルで奥が深かったり、原点みたいな、
そこから始まってるような気がするので、ということです。
タマ:「なんか、そういうのがいいのかなぁと思いながら。はい。やろうと思って
    やってます。はい。どういう感じになってるかは、自分でも今いちわか……
    まだ、判断はできないんですけど」
 まあ、いちばんタマちゃんらしさが見えていいコーナーになってるとは思うやね。
 次は、寝起きの失敗談を送ってくれたリスナーさんのメールです。
 コンタクトを入れたら目がごろごろした感じだったので、一度とろうとしたのに
なかなかとれない。変だなと思ったら実はコンタクトが入ってなくて、ずっと眼球を
直に触り続けていたのだというお話。
 で、『タマくんも寝ぼけてて失敗したことがあれば聞かせて下さい』とのこと。
タマ:「これね、いいのがあるのよ」
 なんかその口調ってば、八百屋とか魚屋の店員が 「今日はいいのが
入ってるよ」って言ってるような感じがする(^^;
 そのいいネタとは、大阪でハルイチと一緒に住んでた時のお話だそうです。
タマ:「俺が朝7時から、ガソ……7時から朝11時まで、4時間、こう、ガソリン
    スタンドでバイトしてて。で、それで、はっとこう、朝起きて、7時過ぎてて、
    うわ、やばい!と思って、で、何故かわからんけど、ハルイチんとこ行って
    『おい、おまえ、バイト遅刻しとるぞ!』って。別にハルイチは別にガソリン
    スタンドでバイトしとるわけじゃないのに、叩き起こしたことが一度あります」
 それはハルイチもびっくりしたでしょーね(笑)
 私はたまーに寝起きの時、何故かメガネをかけてなくても、かけてるつもりに
なってたりします。裸眼だと0.1以下なんだから、絶対に視界がぼやけてる
はずなのにね。起きて5分ぐらいしてから、「あれ、メガネしてないじゃん。道理で
新聞が読みにくいはずだわ」なんて気付いたりして(^^;
『タマさんはお化けとか信じますか?』
タマ:「あのね、これはね、あのー、メディア戦略されてるとこあるね。お化けって。
    あのー、ま、そんなに、一概に悪くは言いたくないんだけど、テレビとかでさ、
    よくやってんじゃん。で、こう、ちっちゃい頃とかは信じてたけどさ、最近、
    あー、これヤラセくせーとか。あるじゃん。ま、こういうこと言っていいのか
    悪……いいのか悪いのかわからんけど、あんまりね、やっぱ自分の目で
    見にゃやっぱ信じれんね。うん。じゃけ俺、ま、半信半疑です。信じてません」
 半信半疑ってことは、半分信じてるってことじゃないのかしら(笑)
 20歳までに見ることなけりゃ、その後はもう見ることないっていうけどね。
 私も見たことないです。そういう存在を否定はせんけど、タマちゃんが言うとおり
テレビでやってるのはヤラセくさいと思っちゃうのよね。

 今日の空想は、『未来のベランダについて』です。
 「未来のベランダ?」と悩む面々ですが、「わし、けど、見つかった」と、
その中からいち早く抜け出たのはタマちゃんでした。
タマ:「じゃ、えっとね、やっぱこう、みんな今、BSつけてんじゃん。ベランダに」
アキ:「BS、CSね」
タマ:「そうそうそう。例えば、あのー、マンモスマンションみたいなとことかだったら、
    こうね、なんていうか、やっぱりこう、ベランダはできる限りこう、フリーに
    しときたいじゃん。じゃけ、その、頼むんよ。その、BSのアンテナを、『じゃあ、
    白玉さんとこでつけといて』って言うて。『うん、いいよ。じゃ、月に2,000円ね』って
    こう、言って。いっぱいいっぱいわしんとこにBSアンテナつける。色んな」
 あれ? 確かそういうマンションって、集合アンテナとかあったりしない?
ハル:「それは?(^^;)。うちのマンションって集合アンテナってあるんだけど」
タマ:「あ」
 あら、やっぱりか(笑)
タマ:「バカ、おまえ」
アキ:「屋上にあるねぇ」
タマ:「違う、スカパーもあったら色んなんもあるじゃん」
ハル:「ある」
アキ:「ああ、あるねぇ」
タマ:「それ」
ハル:「屋上についとるね」
タマ:「え?」
ハル:「屋上に(^^;」
タマ:「そういうこと言うなよ
 タマちゃんの空想はすでに、もっと簡潔な方法で現実化されてるわけっすよ(笑)
アキ:「あ、それをタマのベランダに全部うけたまわるいうことか」
タマ:「邪魔じゃん。できる限りそういうのは、やっぱうっとうしいじゃん」
ハル:「わかるけど、一個でいいんじゃないか? タマんとこつけるにしても」
タマ:「違う、色んな種類があるのよ、きっとその頃には」
 でも、その色んな種類のアンテナを屋上につけりゃいいんじゃないのかしら?
 当然、ハルイチの方から、その質問が出ました。
ハル:「それをマン、マンションのオーナーが屋上につけるんじゃダメなんだ?」
タマ:「違う、ダメ」
ハル:「タマんちに、その(笑)」
タマ:「わしがやることが……」
アキ:「さあ、これで、このビジネスが成功するでしょうか(^^;」
タマ:「月2,000円(笑)」
 1件から月2,000円とったら、結構なもんよね。
ハル:「ほんじゃあついでに室外機もみんなつけりゃいい」
アキ:「あ、ほんまよ」
タマ:「あ。それ(そのアイディア)、おまえ、譲るわ」
アキ:「長いことホースはわさないけんぞ、あれ。そう考えると(笑)」
 しかしそうなるとタマちゃんちのベランダ、どれだけ広くても間に合わんだろうな(^^;
 では、次はハルイチくんの空想タイム。
ハル:「やっぱね、理想はベランダに何が欲しいか言うたら、ジャグジーとかじゃん」
 めちゃくちゃリッチな話だな。
アキ:「そりゃもう、外の日を浴びてね、風呂に入られたら最高じゃもん、確かに」
ハル:「じゃ、ジャグジーにしようや
 いや、「しようや」って、別に「ここんちのベランダ、どうする?」っていう話し合いを
してるわけじゃないんだから(^^;
 しかし、たかだか2、3畳のとこにつくろうとするからせまっ苦しいものになるわけで
現実的じゃないじゃん、と、ハルイチはさらに話を続けてます。
ハル:「まず、用意するものは、えーと……あの、ほら。雨が流れていく、この
    排水溝があるじゃん。そこを固めるセメントね」
アキ:「そこを固める。ほう」
ハル:「で、ベランダ自体を、に、全部こう、水入れていくと……
    広いでー、2、3畳の風呂っていうたら」
アキ:「確かにの(笑)」
 しっつもーんっ。それってどっから入るんですかぁ?
ハル:「ま、出入りがどうやってするか知らんけどね」
 なんだよぅ(笑)
 このアイディア、後は入り方を考えるだけらしい。
 アキヒトやハルイチは、上の階から入るしかないと言ってます。
 まあ、あとはベランダの戸を高めの位置につけとくとかしかないでしょうね。
 では最後はアキヒトくん。
アキ:「えーっとね、あのー、やっぱりまあ、いっぱい色んなことができたら楽しいじゃん」
タマ:「すごい(^^;」
アキ:「幅広い」
タマ:「幅広いとこから入ってきた(笑)」
 例えば洗濯機。今はもう全自動で、乾燥までしてくれるものもあります。
 それはもちろん、便利でいいんだけれど……
アキ:「昔はこう、軒先に、こう、川が流れとって、そこでこう、洗濯したり
    するじゃん。そういう、こう、ベランダに川が流れとる」
タマ:「む?」
アキ:「みたいな」
タマ:「む?って言うてしもうた(笑)」
アキ:「で、ジャブジャブこう洗濯できたり、んで、あのー、隣の人と、そ、その川で
    川同士でこう、話したりね。隣の人と。ベランダ越しにね。昔はそういうのが
    あったじゃん。なんかこう、『あれですねー』みたいな」
タマ:「おまえ、どこに住んどったら……」
アキ:「うちの子は……
タマ:「そんな川がどこ流れて(笑)」
アキ:「いや、なんかそういうの見るじゃん。川でこう洗濯しとって、綺麗な水で」
タマ:「『おしん』ぐらいでしか見たことないど、わし
 いや、そりゃまあ、現実には見たことないやな。
アキ:「で、ま、たまにこう、桃が流れてきたりさ」
 ……あ。オチつけそこねた感じ。
ハル:「今、いちばん面白ないとこにいってしもうたねぇ、今ねぇ」
 ねぇ。
 ま、アキヒトが言うには、そういう擬似的な、バーチャルな川がいいかなと。
アキ:「これはまあ商売にはならんかな。ビジネスにはなりませんと」
 別にベランダを使ったビジネスを考えてるわけじゃないので、それはいいんだけど。
ハル:「オッケー。はい。そんな、落ち込むなポルノグラフィティ」
アキ:「オッケーと言われたらオッケーなんじゃけね」
 気にしない気にしない。もっと図太く開き直っちゃって下さいまし(笑)

 さあ、今週もぼやきの時間です。
『先日、お財布を落としました。ギザ10、5枚も入ってたのに』
アキ:「ギザ10。なんであんなに集めるんかね、ギザ10」
 あれってプレミアついてるんじゃなかったっけ?
『仕事を見つけたら迎えに来るからと言って地元に帰った彼。もう4年間遠距離恋愛
 やってるけど、今だに仕事を見つけてくれない。このまま待っててもいいのかなぁ?』
ハル:「どうやって生きてるんじゃろう」
アキ:「ねぇ」
タマ:「のぅ」
ハル:「バイトかな」
アキ:「バイトなんじゃろうか」
 地元に帰ったっていうんだから、実家で食べさせてもらってるんじゃない?
 そりゃ、仕事見つける気にならんな。
『先日見た雑誌に、オムレツに好きな人の名前をケチャップで書いて食べると
 両想いになれると書いてあったので、早速毎晩食べてみた。数日後、友達に
 「あんた最近太ったんじゃない?」と言われた。おい、両想いになるどころか
 これじゃ嫌われるだろ』
タマ:「オレもやってみよ
アキ:「両想いになれるかもよ」
ハル:「これ、長い名前じゃったらどうするん?
    イジューインジューロージューベータとかなんか」
タマ:「もう、3行にわけるもん」
アキ:「しょうがない。書くしかない」
 両想いになるかどうかはわからんが、タマちゃんがそれで少し太ってくれたら嬉しいわ。

 1通目はあまりお言葉にまつわってません、と言いつつ、『お言葉ですが』の始まり。
 えーと、ライヴ中に目立とうとして下着姿になる人っているんですか、という質問です。
 友達と、今度のツアーの時に脱ごうかと言ってるのですが、脱ぐと係の人が来て
退場させられてしまうのかと心配してるこのリスナーさん。おいおい(汗)
ハル:「『ライヴ、めちゃめちゃ楽しみにしています。頑張って下さい』。
    僕も楽しみにしています♪ ブラジャーになって下さい
    ……ただ君は14歳なので(^^;)、君はやめた方がいいと思います。
    それは色んな意味で。この世の中にまつわる色んなことで。言葉にまつわる
    どころの騒ぎじゃなく、色んなことでやめといた方がいいと思います。はい」
 てぇことは、18歳越してるくらいからならブラジャー姿でバリバリオッケーってことか(^^;
ハル:「ドラムの人が叩かなくなる可能性もあるので、やめて下さい。
    ……そっち見てね」
 ポンプさんだけかぁ?(笑)
 2通目は、欲望についての考察。
 欲とは汚いもののようなイメージが強いけれど、人が成長していくには必要なものだと
思いますが、愛以外の意味でハルイチさんは「欲望」についてどう思いますか?と。
 これに対し、ハルイチは仏教の世界における無欲について話し始めました。
 仏教の最終的な到達点は無欲と言われてますね。心が乱れないように
自分を律して、もう何もいらないという境地に達することを目的とするわけですが……
ハル:「……それは欲じゃねーのか? 心が動かんなる、動かなくなるぐらい
    強いというか、清潔なというか、いうのを、心が欲しいと思うのは、それも
    欲じゃねーのかと……まあ僕は仏教、仏教というか宗教に関しては、あのー、
    あんまりわかんないので……んー、そのー、強くは言えないけど、そう思うのも
    欲じゃねーか? その心穏やかに生きていきたいってのも。もちろんそれで
    その目的をもって、高尚なっていうか、そういう、んー、生き方をできるって
    いうことも僕はいいことだと思うし……ねぇ?」
 はぁ。言われてみればそうだね。上げ足取りみたいな言い方かもしれないけど、
確かにそうだわ。「無欲になりたい」と思うのは欲だよね。
 ハルイチ曰く、もう何もいらないというのは、すべてが叶った状態。
 お金もある、友達もいっぱいいる、名誉も地位もあって、本能である子孫を残すって
いうこともできて。
ハル:「ま、現実的に全部がそろった人って今まで長い人類の中であんまりおらんとは
    思うんじゃけど、全部がそろったら……なんで頑張るんだっていうことになるので、
    僕はこの欲っていうのは……いると思うし、これがね、結構ね、逆に叶、
    叶うんじゃなくて、なくなることはあると思うの。その、んー、もうどうでもいいや。
    もう私なんて、僕なんて。もうそんな、そんな夢みたいなこと言いよる場合じゃ
    ないって思う、思う方が怖いね」
 欲望がないと生きていけないからね。
 まあ、なんにだって良い面と悪い面があるように、欲望にだって良いものと
悪いものがあるということでしょう。その選択の問題。人生と同じよ。
 っていうか、人生そのものかな?
ハル:「ということで、欲について。僕はちなみに欲深いです」
 そうなんでしょうね、きっと。
 というか、いい意味で3人にはそうあってほしいです。

 『オトヒト』コーナー冒頭では、アキヒトが今年を振り返っております。
アキ:「あのー、まあ、ちらっとね、ここで自分の今年を振り返ってみるという感じに
    なってみると、まあ、まずはじめにぱっと思い浮かぶのはやっぱツアー?」
 あれは長丁場だったものね。30ヶ所35公演。
アキ:「ほんとこれはわかりやすく言えばね、マラソンと一緒だとね、
    思いましたよ、すごく」
 と、おっしゃいますと?
アキ:「あのー、よく言うじゃないですか。マラソンはこう、すごくはじめ、やっぱ
    42.195キロを走るということで、すごくプレッシャーがかかる。なんか、んー、
    どういう風に乗り切ればええんだろうなとかいう不安もよぎりつつ、始まる。
    僕らのツアーもそうでしたね。えー、まあなんかはじめはもちろん呼吸は
    まだまだ整ってないんだけども、でも、その頑張るぞという、気持ち?」
 なるほど。で、走っていくうちに段々ペースに慣れてくるのね。
アキ:「ほいでまあちょこっと走っていきよったら、段々段々こう、そのペースに
    慣れてきて、すごく、気持ちよくというか、えー、なんか落ち着いた
    冷静な感じで、できる。だからアドレナリンが分泌されたみたいなね。
    えー、そういう……エンドルフィンか。エンドルフィンがこう、あのー、
    分泌されて、ナチュラルハイみたいな感じで。ずっとこのツアーをやっていく」
 うんうん。
 35キロ地点ほどまで行って後半になってくると、苦しくなってきます。
アキ:「じゃ、その辺がなんかこう、まあ、僕は体調崩したとかっても
    あったんですけどね、その辺でちょっと波がありつつも、でも、
    42.195キロ走りきろうという気持ちは変わんないわけですよ」
 そしていよいよゴールです。
アキ:「ここは感動だね、これ」
 ほっほー。うまく例えたなぁ。
アキ:「なんかね、色んなことがよぎりながら、なんかほんとに良かったなぁと……
    思うはずが、神戸で、いちばん最後、めちゃめちゃ。ま、ライヴハウスで
    めちゃくちゃになったみたいなね。えー、そういうオチだったんですけども」
 ほんとにいい経験できました、と言うアキヒト。
 マラソンに例えるのはベタだけどいちばんいいんじゃないかなと。
 いや、ほんとに適切な例えになってたね。
アキ:「あのー、ま、そんな感じで、今年をまあ振り返ってみたんですけど、
    えーと、通常のオトヒトコーナー、ちょっとだけいきましょうか」
 あれ、どっちがメインなんだ?(笑)
 2年間、音楽部でクラシックギターをやっていたというリスナーさんからの手紙です。
 手首が腱鞘炎になってしまって一度やめたのだけれど、もう一度挑戦したい。
 でも、あの痛みを思い出すとなかなか踏み出せないという悩みのようです。
アキ:「腱鞘炎になるぐらい、君はこう、一生懸命、練習したんじゃね。ほう。
    そんなことになったことないよな、ほんま腱鞘炎になることなんか」
 アキヒトは、長いタームで考えて、ちょっとずつ進んでいけばいいんじゃないかと
アドバイスしてます。今日は30分やって、手が痛くなってきたからやめようとかね。
アキ:「徐々に慣らしていくみたいな? ことを、なんかやっぱ、恐怖っていうものは
    やっぱあるかもしれんけど、それをとりのぞくには、自分の中でちょっとずつ
    それをやわらげてあげる作業をしてあげりゃあ、ないと、徐々に徐々に?
    えー、クレッシェンドで? いけばええんじゃないかなと」
 少しずつ練習量を増やしていくようにすれば、もしかしたら手が痛くなるのも
なくなるかもしれんじゃん?と言うアキヒト。
アキ:「もう、そんなありきたりなことしか言えんのじゃけど、僕はほんとに
    そう思うね。えーやっぱり好きなことって、なかなかやめられません。
    えー、だからなかなかその欲求を止めておくのはね、身体に悪い。
    君の人生にも悪いと思うからね。ちょっと頑張ってみて下さい」
 なんだか今日のオトヒトは、最初から最後までなんていうか……まっすぐな
コーナーでしたね。
 ……いや、考えてみればポルノグラフィティみんな、ソロコーナーはそうか。
 なんだかすごくいい話を聞いた気分です。

 エンディングで、アキヒトってばハルイチに「すごい」って言われてます。
ハル:「すごいね、やっぱりね」
アキ:「何が」
ハル:「おまえはすごい
アキ:「そうやろ。斬新な例え方をしたろ」
ハル:「何かをマラソンに例えるってすごいね」
 タマちゃんが笑ってまーす(^^;
アキ:「やっぱ、わかりやすいじゃん」
ハル:「わかりやすい」
アキ:「気がついたんよ、最近ね」
ハル:「もう、すごい。あ、この人マラソンに例えよる」
アキ:「そうやろ」
ハル:「で、最後はやっぱ終わったら気持ちいいってことで終わったじゃん?」
アキ:「そうそうそうそう」
ハル:「やっぱり走りきったら気持ちいいとか」
アキ:「そうそうそう。これもね、俺もすごいとこ観点にたどり着いたなと思うんじゃけど、
    いや、でもすごくぴったりなんよね、この表現はいちばんしやすいみたいな」
ハル:「やっぱ、腰に手がいっとったもん」
アキ:「そやろ(笑)。そん時」
 え、ブースで椅子に座っててもそうなの?
ハル:「あれ、なんでMCん時に腰に手がいくの?」
アキ:「あれなんで……だって左手が手持ち無沙汰で。俺、ほんまに
    手癖が悪いけ、気がついたら、ほんまちょっと股の方触ってみたり。
    別に局部を触るんじゃないよ? 手癖が悪いけ、ちょっと股の方に手が
    いってしもうたり、こう、腹をかいてみたり(^^;)、してしまうけ、腰に手を」
ハル:「いや、なるほどね。それが、その手が、しゃべりよる内容もともかく、
    手が校長先生ぶりなんよの」
アキ:「そうそうそうそう。よく言われるね、俺も、校長先生って」
タマ:「雑誌の編集長に(笑)」
アキ:「そうそう、B-PASSタナカさんによく言われる」
タマ:「『校長先生じゃーん』(笑)」
アキ:「(笑)。『アキヒトくんはさ』、ってね」
 そういえば、そう言われてますねぇ。
 でも、B-PASS読んでて「校長先生みたい」ってアキヒトが言われるたびに
思うんだけど、校長先生って腰に手あててしゃべるっけ?
 どっちかってーと私の中のイメージは生活指導の先生とか体育の先生とか(笑)
ハル:「まあ、この1時間も、言うたら山あり谷ありのマラソンじゃん」
アキ:「そうそう」
 いきなりの強引な例えに、タマちゃん笑ってます。
ハル:「ちょっと、ちょっと短いか(^^;」
アキ:「うん。いやいや、あるよ」
タマ:「また。またまた(笑)」
アキ:「最後に、来週また来週、さよなら、っていうとこが、もう気持ちいいわけよ」
ハル:「あ、なるほどね。テープを切ったとこね」
アキ:「おう、あれよ」
ハル:「小出監督、探しよる感じね」
アキ:「そうそうそうそう」
タマ:「マラソンなんか、したくないよ
アキ:「いやいや、物の例えだからね(^^;」
 なんともタマちゃんらしい一言ですねぇ(笑)
 エンディングに入ってからほとんどしゃべってないと思ってたら (それは別に
珍しくはないけどさ)、最後に一言でぽんっとその場をもってっちゃうんだからなぁ。
 宛先等のお知らせをすませたら、今日の放送も終わりです。
アキ:「最後、みんなでちゃんとさよならしたら気持ちええぞ。最後ね」
 でも、結局みんなばらばらだったような。気持ちよくなさそー(笑)

011210 (MON)  限ポル 第128回             update011218 (TUE)

 コタツって立派に女性を口説く道具になると思っている人は誰ですか?と
訊かれても……はっきりいって答えに困るよね(笑)
アキ:「はぁ? どういうことね、それ?」
タマ:「それおまえ、なんかやらしいんじゃない?(笑)」
 いや、別にコタツをどう使うとは言ってないし。
 誰とかそういう問題じゃない、と言いつつも、仕方ないので「せーの」。
 アキヒトが「ハルイチ」と答え、ハルイチとタマちゃんは「アキヒト」だって。
アキ:「コタツを? 女を口説く?」
ハル:「道具になるといちばん思っているのは。……難しい」
アキ:「コタ……ディレクターのタニワキさん?
ハル:「ま、ハイレベルな、口説き文句の道具じゃね」
 コタツがハイレベルな道具っていうよりも、コタツを使って女を口説けた人が
ハイレベルなんだと思うな。
 親しみやすい空間ではあるよね、とアキヒトが言ってます。
アキ:「ま、普通考えたら密接、密接度は、ま、結構高いわけじゃん」
タマ:「けど、邪魔くさいじゃん。それぞれこう、足があって」
 まあねぇ。でもそれがまた良い時もあったりするじゃありませんか。
ハル:「わし、あの、やっぱ東京出て来た時にさ、あのー、やっぱり東京の
    生活は憧れるじゃん。じゃけ絶対に、その、部屋にコタツを置かまぁとか、
    あの、あるじゃん」
アキ:「ああ、置かんとこうと」
ハル:「テレビとビデオの、あの、セットがあるじゃん」
アキ:「はいはいはいはい」
ハル:「いかにも家庭にありそうなやつ。そういうのは置かまぁとかさ」
アキ:「うん。置かんとこうとね」
 さっきからハルイチの言葉をわかりやすく言い直してるアキヒトくんです。
ハル:「なんか、考えよったんじゃけど、最近やっぱりコタツ欲しくなるよね」
 冬って気分よね、いかにも。
 でもタマちゃんとしてはコタツにあまり興味なし。「いらないなぁ、ほんま」ですって。
タマ:「寝ちゃうんだよね、コタツで」
アキ:「まあ、それはある」
タマ:「それ、疲れるんよね」
アキ:「コタツで寝るの気持ちええよのぅ」
タマ:「気持ちええけど(^^;」
アキ:「なんであんな気持ちええん?」
タマ:「気持ちええけど、しんどいよのぅ?」
 起きた時にね。ストーブの前でごろ寝とかしててもそうだよね。
 話題は近況報告へと移りまして、ただ今ツアー中の皆様方。
アキ:「まあ……ま、やっぱツアーは楽しいね」
タマ:「いいねぇ」
アキ:「なんかもう、他のことせんでもええし」
ハル:「うん」
アキ:「色んなめんどくさいことせんでええけね
タマ:「そういうことかい(^^;」
アキ:「なんかいや、そういうのも楽しいし、なんかすごい集中できるじゃん。
    うーん、じゃけね、ツアーはやっぱ楽しいなと。思いますね」
 うん、こちら側としても、ラジオもテレビも当然楽しみではあるけれど、
やっぱりライヴの時のポルノがいちばん好きだしなぁ。

 本日も「ずばっとたくさんできるところまでいってみようかな」方式の『オレ、タマ』。
『ハガキやメールはどんな基準で選んでいるのですか?』
タマ:「これはね、一通り全部見て、や、こう、なんていうかな、このコーナーの
    時間とか、あれで、しゃべりやすいのがあるじゃん。その、俺、俺が(^^;)、
    まあ、ほんと申し訳ないけど、俺がしゃべりやすいのとか、あとね、あんまり
    こう、かぶらないようにもしてます。あの……なんか色々ね、たくさんの声が
    出ればいいかなと思って、あの……わかるかな、これで」
 ちゃんと全部見てるっていつも言うよね。前に、ファックスシートにもタマちゃん
そう書いてたし。当たり前のことのようで、実はなかなかすごいことだといつも思います。
『雑誌に載っていた性格判断をしてみたら、あなたはとても強い人、ちょっとやそっとじゃ
 傷付けられません。自分が平気だからって人のことを傷付けないように気をつけてと
 いう結果に。傷付かない人なんているわけないのに、こういう言い方はひどいと
 思います。タマさんは占いとか性格判断とか信じますか?』
タマ:「これね、昔わしもね、ある程度はね、信じとったんじゃけど……」
 いつだったか、ディレクターさんに尋ねたことがあるそうです。
 例えば音楽をやってる人の将来行く方向とかって見えるものですか?と。
 そのディレクターさんは何十年もそのお仕事をしていて、色んなアーティストの方を
見ている人だけれど、やっぱり 「いや、それはね、わからない」と答えられたとか。
タマ:「ひとりひとりやっぱりね、全然その、多少なんかね、気性とかなんか、
    好きどころとかであるのかもしれないけど、やっぱひとりひとりね、みんな
    どうやら違うみたい。じゃけ、なんか、人間は面白いんじゃないかなと。いう
    感じです。だからあんまりね、うーん、鵜呑みにしない方がいいと思うね。はい」
 占いとかはいいことだけ信じてりゃいいって言うじゃんね。
 タマちゃんが言うように、全部を鵜呑みにしないでね、アドバイスのひとつとして
気楽にとらえりゃいいのよ。
 ……そういう私は占うこと自体は好きだけど、結果にゃまったく興味ないです。
『タマさんは昔ワルだったそうですが、どんな意思や気持ちの持ちようで
 逆らうというか、反抗してきたのですか?』
タマ:「これ別にね、やっぱね、これはね、理由があるのよ。なんかね、
    絶対やってやろうとかね、親に反抗したのも、やっぱりその……うーん、
    ま、音楽自体も反抗され、反対されたんだけど、音楽、親がね。
    音楽自体もこう、やめとけみたいな感じでは言われたんだけど、
    なんかね、そういうのもね、やってやりたいなと、思う、思って、やってました」
 今の世の中、見た目とか行動では本当のその人のことって判断できないよなぁと
タマちゃんの話を聞きながら思ってました。きちんとした自我を持って反抗してる人も
いれば、すごく優等生な人が反抗できないばかりに屈折したりもするしね。

ハル:「いくぞ、みんな。頑張るぞ」
 なんでそんなはりきってる(?)んですかね、空想タイムに。
 今日のお題は「未来の忘年会」ですって。
ハル:「忘年会ね」
アキ:「忘年会ねぇ」
ハル:「忘年会、好き?」
タマ:「どうしたらええん、これもう(^^;)。好き? 好きよ、好きよ」
 忘年会って何?っていうハルイチ。
アキ:「今年は……の、を、忘れる会よ」
タマ:「お疲れ様でした、いう」
アキ:「忘れてどうするんか、わからんよのぅ
 とにかく未来の忘年会を空想する時間なのです。
 おっ。久々にアキヒトが一番手ですね。
アキ:「えーっと、未来の忘年会はですね、もう会社のみんなでね、忘年会、
    ディズニーシーに。行けばいいじゃないですか」
ハル:「行けばいいじゃないですか、とか、そういう問題じゃない」
アキ:「行けばいいじゃないですか。多分楽しいと思うよね」
 ディズニーシーは楽しかろうが、会社の上司たちと行ってもさぁ。
 今日は無礼講だということで、上司とアトラクションで「わーきゃー」言ったりするらしい。
アキ:「何が無礼講かわからんけども。なんか、楽しいじゃないですか」
ハル:「そうしよ」
アキ:「楽しいと思うよ」
タマ:「ちょっときつめだね」
 ま、ある意味妙に現実的っちゃー現実的な空想だけども。
ハル:「じゃあね、じゃあ、わし」
 ハルイチくん曰く、忘年会の問題というのはいくつかあって、部下や女性が
お酌をしなきゃいけなかったり、お酒の飲めない人が酔っ払いに付き合わなきゃ
いけなかったり。
ハル:「じゃけ、あのね……錠剤アルコール」
アキ:「錠剤アルコール? アル、アルコールの未来か」
ハル:「いや、違う違う。……あ、アルコールの未来か、これは」
アキ:「そうやねぇ」
タマ:「いや、ま、それを用いて?」
ハル:「それを用いると、忘年会はみんなこう、別に……あれじゃん。
    ついでまわらんでええじゃん」
 楽しくないねぇ、盛り上がらんねぇ、と笑うアキヒトとタマちゃん。
ハル:「こう、きゅっきゅっきゅ。一個飲んだら、ああ、酔った! 酔った酔った、
    もうダメだ。もうじゃけ、部下もその時点で酔っとるけ、もう」
 きゅっきゅっきゅ、てのはもしかして瓶のフタを開ける音なのかしらね。
 でも、そんなアルコールの摂取の仕方、ハルイチ自身はつまらんだろうな。
 っていうか、私ならつまらん(笑)
 じゃあラストはタマちゃんの空想です。
タマ:「もう忘年会って大体あれじゃん。12月とか、やるじゃん。
    もう、1月からやりゃええ。1…1、3…1、3、5、7、9、11…12。ぐらい」
 1月にやっても新年会じゃなくて忘年会なんだって。
アキ:「もう、もう忘れにかかるんか
タマ:「そう」
アキ:「いきなり」
ハル:「なんでその、俺にもうこれ以上つっこむな、いう顔でわしを見るん?」
アキ:「しょうがない、つっこまないけんよのぅ、これのぅ?」
タマ:「忘年会、1、3、7…1、3、5、7、10……(^^;」
ハル:「罪滅ぼしにもう一個いく?」
 罪滅ぼしってアナタ(笑)
 では、もうひとつ。次のお題は 『未来のシャンプー』です。
 おや、またもやアキヒトくんがトップバッターです。
アキ:「未来のシャンプーはねぇ、あのー、シャンプーしたまま、こう、よく家族でこう、
    風呂入っとったりしたら、『お父ちゃんウルトラマンだぞー』ってこうやってこう、
    とさかをたてたりするじゃん。あのことを思い出して下さい。あのー、いわゆる、
    シャンプーとスタイリング剤が一緒、になっとって、こう、スタイリング剤って
    髪を傷めるもんじゃん? じゃけど、シャンプーと、それが合わさって……
    どう言うたらええかな、こう、洗い流すというか、その、ほんまはスタイリング
    剤を洗い流すシャンプーと、スタイリング剤が一緒になって、スタイリングが
    できるっていう。髪に悪くないっていう」
 髪を洗ってスタイリングも一緒にできて……じゃあ、そのスタイリングを
リセットするために髪を洗ったら、そこでまたスタイリングできちゃうことになるん?
ハル:「それをおとすのは何を使うの?」
 うんうん、それよそれ、気になるのは。
アキ:「シャンプー」
ハル:「(笑)」
アキ:「いや、おとさんでええんじゃけ。そのまま、み、水で洗い、洗い流せば……
    いわゆる、そのー、か、髪の毛には悪くない」
 シャンプーだから水でおちるんだってさ。
ハル:「それじゃあ、やっぱこう、セット力が弱いよ」
アキ:「いやいや、それが一緒になる。未来のシャンプーよ」
ハル:「いやいやいやいやいや、あ、汗で落ちてしまうじゃん」
 とにかくセット力が強いんだというアキヒトと、それを落とすためにシャンプーして
また固まるんじゃろ?というハルイチ。
 しかしアキヒトは、「水で落とすのよ、シャンプーだから」と譲りません。
 わかったわかった、と諦めるハルイチ。
 でも私はハルイチの意見に同意しますねぇ。シャンプーとは言え、なんでそんな
強いセット力のあるものが水で落ちるん(^^;
 次に、タマちゃんの考える未来のシャンプーはというと……
タマ:「あのね……せっけんシャンプー。せっけんシャンプー。……ないだろ?」
 戸惑い苦笑するアキとハル。
アキ:「え、どういうことか言うてみ」
タマ:「ないじゃんか! とりあえずは未来の……」
ハル:「そんなこと言うたらおまえ、ハガキシャンプーとかもないし」
タマ:「いや、せっけんシャンプー、今までせっけん、シャンプーって
    液体のあれが当然じゃったじゃん」
アキ:「あ、これ、固形のやつか」
タマ:「そうよ」
ハル:「それはあるんじゃないの?」
タマ:「ないないない、ノンノンノンノンノンノンノンノン」
 タマちゃん、なんだか妙にはじけてるわ(^^;
ハル:「え、それ昔はやっぱこう……」
タマ:「ないねないね〜。シャンプーは液だねぇ〜」
 昔はせっけんで頭を洗ったかもしれないけど、それはあくまでせっけんであって、
シャンプーというものは最初から液体だったと主張するタマちゃん。
アキ:「もう一回戻るいうことやね。実はその、シャンプーが出、出た時からもう
    はじめっから液体じゃったのに……」
タマ:「そうそうそうそうそうそうそうそう! そうそう!」
アキ:「なんかええことあるん?」
タマ:「おまえ、旅出る時、ええじゃないか」
アキ:「なんでね(笑)」
 ちっちゃい携帯用のシャンプーリンスセットってあるしね。
タマ:「液じゃったら、もれたら……こぼれようが、おまえ。ないもん。これ、ない」
アキ:「まあいい。未来は……まあいいや」
タマ:「何がぁ!」
ハル:「ないとかあるとかじゃないもん」
タマ:「(^^;)。何がぁ! もう」
 はい、じゃ、ラストいきましょう。
ハル:「あのー……シャンプーって白いじゃん、大体」
 まあ、色々あるけどね。トコ・ココは透明だし。
アキ:「泡だったら白いよね、大体」
 ああ、そうだね。泡だてば白いね。
ハル:「真っ赤な」
アキ:「ああ」
タマ:「ああ。燃えるね」
ハル:「真っ赤な」
アキ:「……感心することか、これ(^^;)。はぁ、って俺らも」
タマ:「燃えるね(笑)。燃える燃える」
ハル:「真っ赤」
タマ:「燃える、ほんまそれ。おっしゃあ!洗っちゃろう!思うもん」
ハル:「大、大流血な気分になる」
 面白い面白いと連発するタマちゃん。
タマ:「わし、それ買うね」
 買う買う、買うね買うね、と……タマちゃん、今日は舌が滑らかだなぁ。
ハル:「なんか、なんかタマとわかりあえた気がする(笑)」
アキ:「そう(^^;)。変なの〜」
 大体シャンプーは目をつぶっとるけ、見えん、というつっこみを入れてみるアキヒト。
 でもハルイチは、「撃たれた〜」とかって遊べると楽しそう。
 いや、風呂場の中が真っ赤だったら気持ち悪くなりそうだわ。
 宛先読んでるアキヒト、「なんか今日はいっぱい唾液が出るわ、なんか」と
言ってます。
タマ:「いや、知らんがな(^^;」
アキ:「そういう時ない? なんか」
タマ:「知らんがな、そんなの(^^;」
アキ:「口のまわりになんかいっぱい唾液が出る、なんか」
 口のまわりって言われると、中じゃなくて外みたいに聞こえるよ。

 『今週のボヤッキー』 コーナー。
 ……どうでもいい話なんだけど、私が「ボヤッキー」ってカタカナで書いてしまうのは、
やはりタイムボカンシリーズが頭にあるからなんだろな。
『先日、お爺ちゃんの耳毛を切ってあげたら、お礼にハワイ産のマカデミア
 ナッツとかをくれた。お爺ちゃん、私ナッツよりもお小遣いが欲しいよぅ』
 それにしても、なんでマカデミアナッツなんだろうね、と言うアキヒト。
ハル:「もらったんよ、隣の人に。隣、隣の、えと、隣の……何、何サカ先生やったっけ」
タマ:「イササカ先生」
ハル:「イササカ先生にもらったんよ」
アキ:「ああ、なるほどね。珍しいもんが入ったで、いうてくれたんね」
 あれ、イササカ先生ってそういうキャラだったっけか。忘れちゃったい。
『最近、お父さんが私より、CDの最新ヒットランキングに詳しすぎる。なんか悔しい』
アキ:「でもわかる。うちの親父もそうじゃわ。すげぇ悔しい。
    くわ、悔しいじゃないわ、詳しいわ(^^;」
 うちのおとん、女性タレントなら私よりもすっごい詳しいよ。別に悔しくないけど。
『昨日お母さんが買ってきたパンの名前。りんごのメロンパン。
 どっちかにはっきりしてほしい』
アキ:「メロンパンというのは、形がメロンの形をしとるけ、メロンパンなんじゃないの?」
ハル:「まあの」
 ハルイチ、大阪で買うたってフランスパンはフランスパンじゃし、ですって。
アキ:「そりゃそうやな。そういうことだの」
 そうか? それって微妙に話がずれてないか?
タマ:「いや、おいし、うまそう」
 うん。それは言えてる。

 『お言葉ですが』、今日の1通目は「集中」について。
 受験生のリスナーさんより、「ハルイチさんはどんな時に集中しますか、
そして集中するにはどうしたらいいのでしょうか」という質問です。
 ……なんか、このコーナーとほとんど関係ないテーマというか、
どっちかってーと『オレ、タマ』宛てみたいじゃないっすか?
ハル:「全然お言葉に関係ねー、これ。びっくりした、今。自分で選んどいて。
    これは 『オレ、タマ』のコーナーじゃねーか?
 わっはっは。やっぱりそう思うよね(笑)
 でも、自分で選んだんならしょうがないでしょう。
ハル:「えーっと、集中、集める中。……これね、集中、今ツアー中じゃけ、
    そういうのあるんだけど、んとね……楽しいと集中できるよね」
 集中しようと思ってできるもんじゃないと思うから、勉強を楽しいと思えば
集中できるんじゃないですか?とのこと。それ、いちばん難しいぞ。
 次は、「音と音楽の違いはなんですか」という質問。
 これまた、『お言葉ですが』らしからぬ質問ですけども(^^;
 きっと、音は単体でさ。音が連なったり重なったりしてくっついて流れるのが
音楽じゃないのかなぁ。ドは音だけど、ドミソミドって続けば音楽。レは音だけど、
レファラって同時に鳴らしたら音楽。多分、そんな感じ。
ハル:「これは『音楽とアキヒト』のコーナーだね、これね。送るのね。
    えっと……音っていうのは音じゃん」
 と言って、どっかを叩いてるらしい音を出すハルイチ。
ハル:「で、音楽っていうのは……それが、うーん、重なったもの?
    規則性をもってというか。その重なったものっていうのは、音、
    おたまじゃくし縦に重なる和音て言われるやつ。それだって重なっとるし、
    横に、時間軸がずれてくけど、メロディとしてね。横に重なっていくっていうことも
    あるけ、やっぱりそういう、うん、重なったものかな。音が重なったものが音楽」
 うんうん。そんな感じだよね、やっぱり。
ハル:「なんで音楽って、でも、音を楽しいって書くんだろ」
 おや。これぞ 『お言葉ですが』的な疑問ですね。
 うーん、そうだねぇ。人類が最初に意図的に音を続けて鳴らしてみた時、
楽しいなって思ったんじゃないのかな?
ハル:「はい、えーと、この 『お言葉ですが』のコーナーは、そろそろ年賀状の、も、
    書き上げないといけないハルイチが、お言葉についてお話していきます。
    年賀状って、書かんといけんね。今年書いてみようかなぁと。
    ……なんか、すごいの。すごいの。うまいっすねぇ、とかさ。そういう、
    そういうやつでね、出してみたいの、今年(笑)。駄洒落で(笑)」
 いやぁ、ハルイチのこの 「んふふ」っていう笑い方、好きなんだよねぇ。
 自分で言ったことに笑う時の笑い方。
 わし、自分で今、面白いんじゃけど、って感じのね。笑ってる顔まで目に浮かぶわ。

 『オトヒト』コーナーは近況報告より。
アキ:「ま、今もうツアーが始まってまして、あのー、まあ、はじめにも言ったんですけど、
    やっぱいいですね。ほんとに、その、さっきもハルイチが言ってましたが、
    音を楽しむ音楽というものをね、えー、ほんとに集中して、こう、できる期間。
    それがいちばんそれが集中できるのが、ね。その、ま、なんていうんですか、
    今まで僕らのやってきたの、ことの集大成みたいのがやっぱりライヴじゃと
    思うんでね、えー、それをちょっとこんな、えー、集中してできるのはとても
    とても幸せなことだと、思います。はい」
 すごいぞアキヒト。さっきの『お言葉ですが』での話題をすべてまとめあげたような
そのトーク。お見事です(笑)
 さて、先々週だったかな、『与作』で使われてるパーカスの名前って何?っていう
話をしたのは。リスナーの皆様方からすごい数の回答が届いたようです。
アキ:「あのね、楽器は、ビブラスラップ、というパーカッションのひとつ、らしいんですね」
 ラテン楽器で、元々はロバの下あごの骨を乾燥させたものだったとか。
 今はもちろん木でつくられてますけどね。
アキ:「なんか不思議ですね。こんなんね、なんか。僕ね、最近ちょっとね、色々、
    特に打楽器系とかね、ラテン楽器とかね、結構ね、知らない楽器って
    すごい多いんですよ」
 またろうさんに色々と見せてもらうそうなんですが、ラテン楽器や打楽器って
自然のものを楽器にしてるのが多いらしいです。
アキ:「あれはね、ちょっとね、僕、ただ単に趣味で、その今、結構本屋でね、
    探してるんです、『世界の打楽器』っていうの、いう本ないかなって
    探してるんですけどね。なかなか見つからないんですよ。結構調べてね、
    えー、みたいなと思ってるんですけども」
 最近、打楽器系に手を出そうかなと思い、ジャンベを購入したそうです。
(ちなみにジャンベとは、木をくりぬいて作った胴体に山羊の皮を張った太鼓のこと)
アキ:「でもなんか、手がね、結構痛むらしいんで。はじめは腫れるらしいんで、
    今ちょっとツアー中でギター弾かないといけないので、ちょっとなかなか
    できないんですけど」
 話してる最中に咳をして、「はい、すいません、ちょっと喉もがらがらして
おりますが」と謝っております。
 さて、先日、某テレビ番組のカラオケランキングに、ポルノグラフィティの曲が
3曲ランクインしていたという報告ハガキがリスナーさんより届いています。
 『アゲハ蝶』と『ヴォイス』と『サウダージ』ですって。
 他の番組でも、男の人が歌って気持ちよいと思う曲の1位が『アゲハ蝶』だったとか。
 そこで、アキヒトさんが歌って気持ちよいと思う曲は?という質問です。
アキ:「あのー、僕はね、すごい、ま、今日こうやって声が枯れてるのもね、
    ちゃんと理由がありまして、この前ね、あのー、ライヴが終わった後にね、
    おおはしゃぎしまして。えー、それはね、ちょっと、バーに行ったらカラオケが
    あってね、そこでね、大騒ぎしたんですよ」
 しかしまあ、アキヒトもほんとに歌うの好きねぇ。何もライヴのあとの飲み会で
カラオケ大会しなくても(^^;
アキ:「何故かというとね、少年隊を歌ったから。少年隊はいいですよ。
    ほんと、もう、盛り上がる。もう少年隊のね、『ABC』とかね、
    『What's your name?』とかね、『仮面舞踏会』をね、あのー、歌うんです」
 すっげぇ懐かしいっ! 好きだったのよぅ、少年隊っ(>_<)
 そうそう、『ABC』とか『What's your name?』とか、もう大好きです。
 でもアキヒト、ポルノグラフィティのメインのファン層に、「少年隊歌えば盛り上がる」って
薦めてもどうかと思うぞ。だってうちらよりも10歳下の世代とかなら……ねぇ?
 『ABC』とか『What's your name?』の頃って、まだ赤ん坊だったんじゃないか?(汗)
アキ:「でもこれ、ひとりじゃ成り立たない。これ、合いの手を入れるね、もうひとり
    少年隊に詳しい奴がいないと楽しくないです。ま、僕らの場合で言うと、
    僕の合いの手は入れてくれるのはタナセなんですけど、マネージャーのね。
    あいつは完璧なのを入れてくれるんですよ。あのー、ね、それがあると
    ほんとに気持ちええですわ。あれはもう誰も見てくれてなくてもいいもん。
    もう、家にこのカラオケの機材があってひとりで歌っとって、タナセだけ
    おってくれて合いの手入れてくれたら、相当楽しい会合になるんじゃ
    ないかなと、思うぐらい、気持ちいいですよ、少年隊は」
 いやぁ、聴きたいなぁ、アキヒトの歌う少年隊。
 『What's your name?』をアキヒトの声で想像したら……かなりいいかも。
 『バラードのように眠れ』とか、『SILENT DANCER』とかもぜひ聴きたいです。
 あ、『SILENT DANCER』こそ、ひとりじゃ絶対無理だわね。
 ……って、すみません、元少年隊ファンとして思わず興奮しちゃいました(^^;

 さてさて、エンディングにて、まずはタマちゃんが宛先紹介。
 続けてハルイチくんの担当箇所ですが……
ハル:「さて。ポルノグラフィティの直筆メッセージや最新のスケジュールなど、
    情報いっぱいのシートがFAXで取り出せます」
 さて、ですか。なんかいつもと違わんか?
ハル:「……にダイヤルし、音声ガイダンスに従って、ボックス番号500、
    ボックス番号500を押して下さい。だけど、コンビニエンスストアにある
    クロネコFAXからも取り出せます」
 だけど、って何?
ハル:「何故か、インターネットでもこの番組が聴けます。bayfmのページから
    限界ポルノラジオをクリックしてみて下さい」
 何故か、って何?
アキ:「はぁ、なるほど。あのー、はじめの言いの接続詞を間違えたけね。
    ほんとは、さらに、って入りたかったのに、さて、ポルノグラフィティの
    直筆メッセージを、って言うてしもうたからに」
 あ、なるほどね。そういうことだったのか。
ハル:「感じ悪くなくなくない?」
アキ:「意味がわからんわ(笑)。何が言いたいのかわからん」
ハル:「なくなくない?」
 そのごまかしようが、ものすごーくハルイチらしくてナイスですわ。

011217 (MON)  限ポル 第129回             update011228 (FRI)

 かくし芸や一発芸に自信がありそうなのは誰でしょうか。
 うーん……やっぱアキヒトかなぁ?
 うん、アキヒトは「俺」って言ってるし、ハルイチも「アキヒト」って言ってますね。
 タマちゃんの答えがちょっと聴こえなかったんだけど。
 しかしだ。
アキ:「今週はパワーウィーク! ということでね……」
ハル:「一発芸してから次行けぇや」
アキ:「できるか、そんな急に(^^;」
 ありゃ、ダメじゃん(笑)
ハル:「なんでな?(笑)」
アキ:「いちばん苦手なことじゃないか
ハル:「おかしいじゃないか」
 まあね、冒頭の答えとは大幅に違うやね、言ってることが。
 でもアキヒトくん、「一発芸がいちばん苦手」と申しております。
ハル:「わし、やっちゃろうか」
アキ:「え、何?」
タマ:「やって」
 ……アキヒトの笑い声がしてます。
タマ:「おまえ、それ、言えんがな。言えんがな、それ(^^;」
アキ:「何故、鼻と口がこう、どう言うたらわからんような芸をする
タマ:「笑いをこらえる……」
ハル:「いやいや、言うな言うな言うな」
 何がなんだか不明なり(^^;
 その後もアキヒトが、来週で今年の放送も終わりだからリスナーにプレゼントが
あって、そのキーワードを後で発表しますとかなんとかって説明事項をこなしている
間もずっとハルイチはその「一発芸」をしてた模様。
アキ:「やり続けるなよ、それ」
 ラジオでそういう見えない小ネタをせんように。
 さて、アキヒトくんがふたりに対し、
アキ:「ここ、なんかしゃべってもええよ」
 と、おっしゃいました。台本ないのかしら(笑)
 ハルイチ、「何しゃべろう」と思案してます。
ハル:「何。キーワードはいつ言うん?」
アキ:「え? キーワードはまだ後に言うんですよ」
タマ:「じゃ、プレゼントなんなの?」
アキ:「あ、それも決めるんよ」
 と、ハルイチとタマちゃんがわめくわめく(笑)
ハル:「教えてくれぇや、そんなケチケチするなやぁ!」
タマ:「決まってもない、決まってもないのにプレゼントする言いよん?」
アキ:「そんなもん、今わしに言うな
タマ:「決まってもない……」
アキ:「どうにもならんことや、そんなもん(^^;」
 番組中に考えるそうです。いいのか、そんなんで(汗)

 どんどんリスナーからのハガキを読んでいきたいといつも言いながらも、
なかなかたくさん読めないというタマちゃん。
タマ:「じゃ、今日はね、頑張ってみたいと思う」
 では、『オレ、タマ』のはじまりはじまり。
『私は自転車にヒルくんと名前をつけてますが、友達には「普通自転車に名前なんて
 つけないよ」と言われました。シラタマさんは何か他の人なら名前をつけないような
 変わったものにあえて名前をつけたことありますか?』
 自転車には名前つけるよ、私。初代のは青(あお)で、2代目は蒼(そう)。
 今の愛車(ファミリアセダン)は尚太(しょうた)くんだし〜。
タマ:「ん〜……ないけどね、俺はね、あれだね。
    犬を飼ったら犬っていう名前にしようと思ってたね(笑)」
 それはぜひ実践してほしいものですなぁ。
 次は久々の夢診断願いです。
『友達と私と好きな人の3人で遊びに行ったら、二人が川に落ちて溺れ、私が
 助けたという夢を見たのですが、翌日にその続きを見ました。これには何か
 意味があるのでしょうか?』
タマ:「二日連続見た。これね、あれよ。二日連ちゃんで見ちゃったら
    これ、相当気になっとるいうことよ
 まあ、そうだろうね。……で?
 4秒ほど沈黙したタマちゃん。
 と、なんとあっさり次のハガキを読み始めました。
 おーいっ、夢診断、それで終わりかいっ???
 でも自分でもおかしかったみたいで、苦笑してます。
タマ:「今、目の前でハルイチがマンガ読みよったんだけど、
    今ちょっとびっくりしたね、彼も(笑)。彼も驚いたね」
 ラジオ聴いてる方もびっくりしたよ。っていうか、他の人のコーナーの時って
そうやってマンガ読んでたりするんですか、ハルイチ。
『男の人の電話の最後の「じゃあ、また」っていう言葉ですが、本当に「また」って
 あるんですか? その言葉を信じて2週間後に電話したら留守電。メッセージを
 吹き込んでおいたけど、返事がきません』
タマ:「これ、ひどいね、ほんまにね。電話かけん奴ね、電話嫌いな奴っておるけね、
    ほんま。かけん奴。わしも結構そうかもしれんけど。ま、多いです、これ」
 ってことは、「じゃあまた」はあまり信じるなってことなのかしらね?
『来年で18になりますが、タマさんは18ぐらいの時にどんな目標等がありましたか?
 また、その時期に逆らってたりしましたか?』
タマ:「目標をもってやっていたこと? はね、んーとね、そん時ね、特になかった。
    なんにも。あの、学校も楽しくないし。音楽はね、まあ、楽しいかなって
    バンドは軽く、やってたぐらいで、特に何もなかったです」
 18ぐらいの時ねぇ……私も何もなかったな。今……はどうだろう(汗)

 『飛び出せ!空想科学少年』のコーナー突入。
ハル:「1枚目はサクっと行きます」
 という、ひとつめのお題は、『未来の孫の手』について。
アキ:「えええ〜っ?」
タマ:「孫の手なんか使わんがな」
アキ:「未来の孫の手?」
ハル:「孫の手は孫の手ですよね(^^;」
 わめきつつも、ではハルイチくんからどうぞ。
ハル:「えーっと、孫の手はね、あの、まあ、進化のしようはないわの。
    ま、言うたらね……言うたらね」
アキ:「お、諦めた」
ハル:「じゃけ、進化させろと言うのなら……デジタル時計つけようか」
 それって孫の手にどう関わってくるのかしら。
アキ:「どういうこと、それ(笑)」
ハル:「柄に」
 時間が見られるんだって。……それが、なんだというのだろう?
アキ:「いいじゃん、でもそれ、お爺ちゃんにこう……さ。
    お爺ちゃんにこうじゃない、自分でかくんじゃけ、関係ないよの(笑)
    何分かいたかとか関係ないもんの。タイマーついててもしょうがないしの」
ハル:「まあまあ、ええじゃん。つけときゃええじゃん。つけときゃええじゃん」
 そういうもんかね(^^;
 おっと、タマちゃんが勢いよく名乗りをあげました。
タマ:「あのね、コロコロカーペットとか……とか、あの、ぺりっとはいでいくやつある。
    あと、あの耳かきで、あの、ペタンって」
ハル:「ああ、粘着、粘着シートがついてるみたいなね」
 ほうほう。
タマ:「あれを孫の手の先につけます」
アキ:「おおっ!」
タマ:「で、はいで、ぺりっと取って、で、次の違う人がやっても、
    お父さんがやっても、娘ができます」
 ほんまはあまり関係なんだけど、気分の問題だから、というタマちゃん。
 すげーや。珍しく、すっごいまともな空想だ(笑)
 最後、アキヒトがいきます。
ハル:「軽くいけ、軽く」
アキ:「えー、軽くいくわ。あのー、いわゆる、もう手をこうがちゃがちゃこう動かす作業が
    めんどくさいじゃん。じゃけこう、ヒモで二重構造になっとって、そこがね。
    こう、ひっかくところ、ふたつあって、ヒモでひっぱったら、こう、かける。じゃろ?」
ハル:「えーと、次
 いや、ハルイチの空想よりはまだテーマに沿ってると思うけどね。
アキ:「楽チン」
ハル:「(笑)。だいじょぶだいじょぶ」
 何が大丈夫なのか、よくわからんけども……
ハル:「ようやった」
 で、さっさと次のハガキを読み始めるハルイチくん。
 ふたつめのお題は、ベスト●●賞がはびこる現代、自分でもらえるなら
何賞がいいかを空想とのこと。もしくは未来のベスト●●賞ね。
 ベストジュエリー賞に高橋尚子選手が選ばれるのっておかしいよねというハルイチ。
ハル:「走る時つけてないじゃん
アキ:「見たことない。走る時につけよって、いつも目立つならわかるよの」
 米倉涼子がベストサングラス賞か何かとってたけど、彼女がサングラスかけてるのも
見たことないとアキヒトは言ってます。ああ、見たことないね。
 では、このお題もタマちゃんから。
タマ:「ベスト? ベストはいらんがな」
 いきなり何を言う(^^;
 アキヒトとハルイチが、「いやいやいや(^^;」って笑ってます。
アキ:「その今、今その話しとるがな(^^;」
タマ:「あー、ベストいるんだ」
アキ:「勝手に変えるな」
ハル:「え、何、ほんとは何賞がええん?」
タマ:「タマ賞
 出た。出たよ〜、さすがはタマちゃんだ(笑)
 ベストはつけなくていいんだって。「タマ賞」。
アキ:「それ、どういう……」
ハル:「どういう賞なの?」
タマ:「いや、タマには賞をとってもらいたいなって
アキ:「なんだ、それ(^^;)。タマには賞をとってもらいたい」
タマ:「そうそう。で、俺、が、取る、わけね、それ」
ハル:「ま、タマしかおらんもん。タマ賞にいちばんふさわしいのは
    確かにタマよ。おまえよ」
 そりゃそうだわな。タマちゃんのためにある賞だもん。
タマ:「あの、タ、もうタマに賞あげたいなっていって、こう……」
アキ:「タマってそんな不条理な人やったっけ? あれ?(笑)」
タマ:「もう強引にこれは押し、押し切らしてよ、もう」
アキ:「押し切るねぇ、今日は」
タマ:「押し切らしてよ、もう。考えれん(汗)」
 近頃タマちゃん、このコーナー強いよね。思いついたことをトップバッターで
ばんっと言って、押し通すという技を身につけたからねぇ。
 別にハルイチ賞でもアキヒト賞でも構わんというタマちゃん。
アキ:「なんの賞かわからんもん」
タマ:「ばーか、じゃけ、人、人間自体が評価されるっていうことよ」
 おっ、もっともらしい説明がついたぞ(笑)
タマ:「別に不条理じゃないよ。失礼」
 でもアキヒトは「不条理じゃないか、充分」と申してます(^^;
 じゃあ、次は……あれ、アキヒトとハルイチ、なかなかアイディアが出てきません。
 悩むふたりの横で「はい次!はい次!はいはい!はいはい!」とあおるタマちゃん。
ハル:「いや、ほんま、おまえあんまり終わってないんど、ほんとは(笑)」
 ま、言っちゃったもん勝ちってことで。
アキ:「えー、はい! えー、ベスト、こう、扉を開ける時に、こう、美しく開けれる賞」
ハル:「はい」
アキ:「終わり。もう、読んで字のごとし。聞いて、聞いて聞いたごとし」
 なんだかタマちゃんが「あ、わかった、わし!」と叫んでるけど、どうやらそれは
見事にふたりに無視された模様なり。ではとっととハルイチくんいっちゃって下さい。
ハル:「ベスト……うーん、ベスト、ハガキ、職人、賞」
アキ:「ほう。いいじゃん」
タマ:「ああ、ないもんね」
 世の中にはたくさんのラジオ番組があるし、この番組宛にもたくさんの人が
ハガキを送ってくれてるというハルイチに、「点稼ぎにきたか」と呟くアキヒト(笑)
ハル:「もう、日本全国で言うとものすごい数のハガキがラジオに来よる。それの
    ベストを……ベストハガキを当然、やったってええはずじゃ! わしはそう思う!」
 「そうきたかぁ」「ええタイミングでやるのぅ」と後ろで言い合うアキとタマ。
ハル:「わしはそう思う! ハガキでラジオ番組はなりたっとんじゃ!」
アキ:「熱弁ふるっとるわい」
ハル:「どうですか、皆さん!」
タマ:「なんか熱が違うよの(笑)」
 困るとキレるか熱弁をふるうという、ある意味ハルイチお得意路線でしょうか?(笑)
 おっと、ここでタマちゃんがあらためて名乗りをあげました。
 ああ、さっき「わかった!」って叫んでたっけ。
タマ:「わし、けど、真面目に、じゃあ。真面目に一個。卑怯じゃ言われたけ」
アキ:「タマ賞はなしでね」
タマ:「あの、タマ賞なしで、あのー、ゴッドファーザー賞。ベストゴッドファーザー賞」
 声がゴッドファーザーのドンの声な人にあげる賞だって。
アキ:「おお、いいじゃん。それもう、なんでも、なんでもええんよ。
    なんでもありなんじゃけ」
 まあねぇ。でもなんか、わざわざ「真面目に」やりなおすまでもなかったんじゃ(^^;
ハル:「まあシラタマくん、気にしない……するな
 いちばん綺麗にキューを出すディレクターさんへの、ベストキュー出し賞が
あってもいいしとか言ってるアキヒトくんですが、タマちゃんは 「もうフォローは
ええ、もうフォローはええ。もうええ、(先に)いってくれ、いってくれ、いってくれ」と
おっしゃっておりまする(笑)

 おや。ここでプレゼントのキーワードが発表されました。
 『激うま』だって。
ハル:「来年午年ということでね」
アキ:「ああ! うまい!」
 アキヒト、もしかしてそれも「うま」にかかってたり……するの?
ハル:「年賀状はこれでいって……いきたいなと僕は思ってる」
アキ:「激うま でいきたいんだ?(笑)」
ハル:「激うま で」
 で、プレゼントはというと……
アキ:「ということで、何かが当たるプレゼントキーワードを発表致しました」
 あれ?
アキ:「気になるプレゼントはね、来週発表しようと思います」
ハル:「まだ決まってなくなくなーい?
 ハルイチ、近頃それ、お気に入りなん?
アキ:「決まってなくなくないね」
ハル:「なくなくない?」
アキ:「決まってないね。確かに」
 プレゼントすることだけが決まってるっていうのもすごい話ですね。

 それでは 『今週のボヤッキー』。
『鍋パーティーをした直後、体重をはかってみると2キロ増えてた。
 トイレに行った後はかると、また元の体重に戻ってた。もったいない』
 メンバーは「すごいねぇ」とか「ありえんど、それ」とか言ってますけども。
 まあ、でも食べても肉(脂肪)にならんのはいいなぁ。
アキ:「確かにもったいないような気がするよね、これね(^^;」
 もったいないとかいう話なんだろうか……
『電車に若い酔っ払いがいた。話を聞いていると、彼は愚痴っていた。
 「俺、あいつにランジェリーっすよ」。すごく悔しそうな雰囲気は充分に
 伝ってきたけど、ジェラシーの間違いだと思った』
アキ:「えらいこと間違えてしもうたね(笑)」
タマ:「ある意味駄洒落じゃけど」
『さっきイタリアかぶれの父がこんなことを言っていた。「セカンドネームとか
 欲しいなぁ。シモーネとか、いいかなぁ」。いや、無理ですって』
アキ:「シモーネって、なんか、あれか? セカンドネームかのぅ?」
 ね。わからんけど、イタリアのセカンドネームってそんな感じなのかしらね?

 今日の『お言葉ですが』は果たしてほんとに「言葉」の時間になるのでしょうか。
 では、1通目。
『小学3年生の息子にとって「サンタさん」という言葉は魔法の言葉のようです。
 ひとつの言葉で夢気分になれる子供の純粋な心にあらためて感動した
 今日この頃です。小さい頃のハルイチさんにも魔法の言葉ってありましたか?』
ハル:「いいね。彼にとってサンタさんはいるからね、これはね」
 そうだね。いたね、昔は私にも。
 っていうか、意味をかえれば今でもいると思うし。
 私の前にはもう現れなくなったけどね。
 例えばこの息子さんはサンタさんを認識しているわけで、それはイコール、
サンタが存在するっていうことだと語るハルイチ。
ハル:「うーん、えーと……わしが、じゃけ、新藤晴一がここにおるっていうことは
    みんながじゃけ、それは、ま、仕事がファンの人がそれはもちろん
    おってくれるけど、ま、そういうもっと以前の話で、例えば……えーと、
    タナセがアキヒトがわしを目で見て、わしはここにおるっていうことを認識
    しとるけ、わしっていう存在はおるわけよ。そういう概念なのね、これって」
 ま、極端な話、誰もが自分の存在を認識してくれなかったら、いくら自分ひとりで
「ここにいるんだ」って言ったところで幽霊みたいなもんだもんね。
ハル:「例えばわかりにくい話で、それは……哲学的な話なんじゃけれども、
    地球から人間が誰ひとりおらんなったら、その、哲学的に言うと地球は
    なくなるのよ。誰も認識してないから。認めてないから時間という感覚も
    なくなるし、ないの。無なの。そこ、それは。認識するもの、人間がえらいって
    いうことじゃなくて……そういうもんだと思うのね。存在って。だから、あのー、
    彼にとってはサンタさんはいるのよ。実際に、認識しとるから。見たことは
    ないだけで認識してるから、いるのよ。なんの話かよくわからんのだけど」
 いやいや、大丈夫大丈夫。
ハル:「まあ、僕、よく、あの……夜の街にサンタさんを探しには行きますけどね」
 うーん、それは一体どういうサンタさんかな?(^^;
ハル:「(笑)。今日も本物のサンタさんに会えなかった、いうね(笑)」
 ま、それはさておき、ハルイチにとって小さい頃の夢の言葉はなんでしたか?
ハル:「なんだろうね。……でもね、これちょっと話は変わるかもしれんけど、
    あの、『やればできるじゃん』っていう、言われるのがね、すごい嬉しかった。
    その、うーん、そんなに……生真面目な、真面目な子供じゃなかったけ、
    やっぱり。でも、いっこ本気ですると、自分でもこの絵うまく描けたなとかって
    思ったら…いつもはさぼりよったんじゃけどね。ま、やればできるじゃんってね、
    すごいベタな言葉じゃけど、わしはね、なんか嬉しかった。わしはやれば
    できるんだと、思って生きてきた」
 自己を肯定するとこからはじめなきゃね、やっぱり。
 まあ、私は「やればできるじゃん」って言われるのは嫌いなんだけどさ(^^;
 最後に簡単にもう1通。
『付き合うってどういうことだと思いますか。どこからどこまでが友達で
 どこからどこまでが付き合うってことなんですか。教えて下さい』
 これは12歳の女の子からの質問です。
ハル:「どっからどこまでが付き合うか。それはね、歳にもよるね。12歳の子の
    付き合うのと、あのー、わしらの付き合うんはちょっと違うかもしれんけど、
    ちょっと違うかもしれんけど」
 違うでしょうね。
 小学生の時の付き合うっていうのは、まあ、両想いってやつ?
 学校で遊ぶとかさ、一緒に帰るとか……そんなもん。懐かしい話だわ。
 付き合うっていう言葉の元々の意味は、例えば「買い物付き合って」とか、
「トイレ付き合って」とか、そういうことだと思うというハルイチ。
ハル:「その、自分のために時間を割いてもらうこと? 自分が相手に……自分、
    相手のものの、ものである時間を自分のために使ってもらう。自分も自分の
    ものである自分の時間を相手に使う。そういうね、ことがね、付き合うって
    いうことだから……そのー、ま、手つないだらだとか、ちゅーしたらだとか、
    そういう、まあ、線もひけるだろうけども、相手のために時間を使いたいなとか、
    相手も自分のために時間を使ってくれるとか、そういうのも付き合うっていう
    ラインのひとつじゃない、ないかと思います」
 『お言葉ですが』的な、すごくうまいとこに話をまとめましたね。
 今度機会があったら、大人の「付き合う」という意味も語ってみてほしいものです(笑)

アキ:「えー、今年も……えー、今年もじゃないわ、今夜も(^^;)、リスナーの皆さん
    からいただいた、音楽に関するお便りをね、紹介していきたいと思います」
 『オトヒト』コーナー、アキヒトくんてば、しょっぱなから大間違いしております。
 では、お便り紹介。
『私はブラスバンドでパーカスをしているのですが、アンサンブルコンテストで、
 打楽器五重奏の部の金賞をもらい、大泣きしました。アキヒトさんは何か賞をもらって
 大泣きしたことはありますか?』
アキ:「あのね、これ結構あんまり話してないと思うんですけど、実はポルノグラフィティね、
    昔ね、すごい賞をとったことがあるんですよ。というのもね、その賞の名前は
    ビートルズ音楽祭、オリジナル、オリジナル部門優勝。すごいじゃろ。名前は」
 名前は、ってどういうこと?
 オリジナル部門(自分たちの曲で出る部門)とビートルズの曲をカバーして出る部門が
あり、カバー部門の方にボガンボスのどんとさんが「なんかしらんけど」(アキヒト談)、
出場してらしたとか。で、そちらの部門の優勝はどんとさんだったそうです。
アキ:「それぐらいかな、あのー、賞という、なんか、そういう音楽祭の賞をとったって
    いうのは。あのー、昔あのポカリスエットの、なんか大阪のインディーズの
    そういうコンテストかなんかに出たり。そん時はまあ、2位じゃったりしたかな。
    2位とか。なんかねそういうのがね、よくね、よくっていうか2、3回そういう
    コンテストには出たことありますね」
 賞をとるためというわけじゃなくて、みんなでせめぎあうようなところに出ていくのが
楽しかったというお話です。
『サウダージあたりからずっと気になってたんですけど、なんで目をつぶって
 歌うんですか? 感情をこめてるんですか? かなり気になってます』
アキ:「ああ、そうかな。サウダージあたりから目をつぶりはじめたかな。
    これ、あんまりね、よく自分でもね、あんま認識してないんですけども」
 アキヒト、東京に来たばっかりの、まだインディーズの頃、ディレクターの方に
「あんたずーっと目をつむって歌ってるよ」って言われたことがあるのだそうです。
アキ:「んー、なんか、多分ね、それはこう、ひとりよがりになりすぎてたと思うのね。
    なんか自分でこう、感情をこめようこめようとしすぎて、たが、ために、ま、
    そん時はまあ、俺らのお客さんがおらんかったけね。そのー、東京来た
    ばっかりで、まだ俺らのこと知ってるお客さんがおらんかったけ、それは
    誰に対してこう、アピールすればいいかなんか、よく、ある意味わからな
    かった時で、ずーっと目つぶっとったらしいのね。なんか勢いあまってと
    いうか、感情こめすぎて。なんかね、確かに目をつむると、こう、感情が
    こめやすいというか、自分の目をつむって、この真っ暗になったところに
    なんか映像が浮かぶというか、言葉が浮かぶというかね、それはね、
    こめやすいことは確かなんですよ」
 それはわかるよね。私だと、目をつむって感情をこめて歌おうとすると、眉間の
あたりに感情が集中する感じがします。
 でもアキヒト曰く、ずーっと目をつむって歌い続けてたら自分の世界だけに入りすぎて
ひとりよがりな歌になってしまうような気がするとのこと。
アキ:「だからまあ、時に、えーとね、演出として僕は目をつむっとるわけじゃないん
    だけど、なんかここの言葉は、あのー、すごく感情をこめたいなと、なんか
    それもみんなに、みんなにわかってもらいたいなと思うんなら、なんか目を
    つむっとるね、場面とかはね、あるんかもしれん。なんか結構これは本能的に
    やっとることで、あんまりね、考えてはやってないんですけども」
 まあ、歌ってる時の自然な気持ちの流れなんでしょうね。
 っていうか、常に演出でやられてたら嫌ですわ(^^;
アキ:「まあ、あんまり……そんなにまあ、そんなに深いことはないですよ。はい。
    そういう歌を歌うひとつの、なんか流れの中のひとつだと、思いますけどね」

 おおおっ、エンディングが 『サウダージ "D" tour style』だっ(^^
 リスナーへのプレゼントはまだ決まってない様子。でも限ポルでしか
手に入らないような珍しいものをプレゼントするのもいいかなと言ってます。
 あら、ハルイチってばまた、お知らせ事項の読み上げ、声が妙に太いですね。
 いつも同じセリフだし、普通に言ってると飽きるのかしら。
アキ:「そんなええ声で言わんでもね(^^;」
 最後のネームコールまでもが、その「ええ声」なハルイチくん。
 タマちゃんてば自分の名前言う時に思わず笑っちゃってるし。
 と思ったら、アキヒトまでが、「さようなら」って言う時、やたらと「ええ声」(笑)
 だもんだから、今日の放送のいちばん最後に聴こえたのってハルイチの
「ふふふ」っていう笑い声でした(^^;

011224 (MON)  限ポル 第130回              update020106 (SUN)

 おりしもクリスマスイブの放送というわけで、冒頭ではこんな質問が出されました。
『メンバーの中で父親になったらサンタクロースの格好で自分の子供の前に
現れそうなのは誰ですか?』
 アキヒトは「タマ」、タマちゃんも自分と答えましたが、それより誰より大きな声で
自信ありげに「俺!」と答えたのがハルイチくん。
ハル:「こんばんは。えーと、ポルノグラフィティ、ギター、ハルイチです」
アキ:「(笑)。ボーカルのアキヒトです」
タマ:「ベースのタマです(^^;」
ハル:「あ……おまえ、わしもこう今、いちばん最初に自分の名前を言うたように、
    クリスマスと言えばね、ごめん。ごめん。アキヒト、『タマ』って言うたんじゃろ?」
アキ:「タマって言うたよ」
ハル:「タマも自分って言うたんじゃろ?」
タマ:「うん、俺じゃと思った」
ハル:「ごめん。わしよ」
タマ:「あ、おまえか」
ハル:「クリスマ……子供ができたら、おまえ、できたらなんて考えると、
    今でもクリスマス大好きなのに
アキ:「あれっ」
タマ:「おまえ……」
アキ:「そうなったか(^^;」
ハル:「えっ? あれ? 嫌い?」
アキ:「うーん……一応去年は嫌いという風に言いよったけどねぇ。
    クリスマスというものを」
ハル:「あー。タマも嫌いって言うた?」
タマ:「嫌い、っては言うたけど……」
ハル:「人間成長がないね。成長がないね」
タマ:「おまえは移ろいやすいのぅ、すごい
 タマちゃんの意見に大いに同調させていただきます(笑)
 ちゃっかりしてるよ、ハルイチってば。
 でもハルイチは、小さい頃はわからなかったカニ味噌のおいしさが大人になって
わかったように、クリスマスにも段々味が出てくるとわけのわからん主張をしてます。
タマ:「子供できたら、また変わってくるじゃろうの」
ハル:「わし多分、1年前からトナカイ飼いよる」
 庭で2匹育て上げ、サンタクロースのリアリティを追求するそうな(^^;
 まあ冗談はさておき、本日はクリスマスイブ当日なわけで。
ハル:「みんな……みんな、あのー、マイクの前で男3人で
    しゃべりよる場合じゃないんじゃないか?」
アキ:「場合じゃないねぇ、これねぇ」
 ディズニーシーやディズニーランドから帰りよる人がこれ聴いてたりするんだろね、と。
ハル:「ディズニーシーから帰りよる奴が聴きよるか……」
アキ:「そうよね」
ハル:「……さ、頑張っていこう!」
 ここで曲紹介ですが……おや、どうやら今日はハルイチがメインの進行役な模様。
 やっぱツアー中だし、ここはアキヒトの喉を少しでも温存ってわけかな。
 『Search the best way』をかけた後は最新ポルノ情報のお知らせ。
ハル:「えーっと、ポルノ情報〜! えーっとね、今さっき、ああやってものすごい
    生放送っぽくやったけど、ま、今日はね、大、大阪でね」
アキ:「ま、大阪でライヴやっとるしね」
ハル:「大阪城ホールでね、僕たちは一万何千人かのサンタさんになっててね」
アキ:「そのはずじゃけね、今日は(笑)」
ハル:「ふふふふふ(笑)」
タマ:「そのフレーズ好きよなぁ(笑)」
 てなわけで、お知らせ事項は特になし。
 「もし何か訊きたいことが見つかったら」、ラバップまでお問い合わせを、とのことでした。

 『オレ、タマ』コーナーでっす。
タマ:「あのね、今年、今日が、あのー、最後みたいなんですけど」
 あれ、そうなの? 31日はじゃあ放送ないんだ。
 2001年は元日から放送してたもんだったけどね(笑)
タマ:「あのー、ほんと、みんなハガキ、ファックス、メール送ってくれたみんな、
    ほんと、ありがとうございました」
 こちらこそ、いつもながら丁寧にありがとうございます m(_ _)m
 では今日も「ふつおた」いってみましょう。
『タマちゃんはタイミングが悪いと思う時はどんな時ですか?』
タマ:「ああ……タイミングの悪いね、これね……いるね。ほんとに悪い人。
    あのー……俺らね、あの、マネージャーが大体ふたりいるんだけど、そのね、
    一時ね、ちょっと前までね、そのね、ふたりが、そのー、かぶった、あのー、
    内容のことを、こう、電話してくるのよ。しかも大体そういう時って俺はね、
    お風呂に入ったりしてて、もう、びちゃびちゃになりながら一生懸命出て、
    で、そのおんなじ話を聞くのね。もうその時はね、ほんとね、もう、今日
    絶対行くのやめてやろう思うぐらいね、もうムカつくんじゃけど」
 なんかその時のタマちゃんの姿が目に浮かぶわね……てか、お風呂に入ってても
律儀に電話に出るタマちゃんがステキ(笑)。留守電にしとくとかじゃないのねー。
 他には、テレビ番組の本番直前にトイレに行きたくなることが多いとか。
タマ:「テレビの待ち時間とか、あれだけ長いことあるのに、はじまる寸前になったら
    行きたくなるんよ。ま、きっと緊張しとんじゃと思うけど」
『車に関しては女性より男性の方がこだわりや愛着があるという話を聞いたのですが、
 確かに私は車自体は気に入ってるけど、洗車などはあまりしません。
 タマさんは頻繁に洗車したり車内のインテリアにこだわったりしてますか?』
タマ:「あのー、僕もね、かなりひどいです。車に関しては。
    今もうほんとね、車結構ドロドロ」
 それはジープだからという理由もあるし(多分以前うたばんで言ってたような
意味でしょう)、ツアー中でなかなか東京に帰れず、帰っても他の仕事で時間が
ないという理由もあるらしい。
タマ:「車洗ってないね、ほんと汚いし。で、内装もね、軽くそのまま。ほんまに。
    テープだしね。CDぐらいつけろよって感じ。なぐらいで。ちょっと音楽家とは
    思えない、あのー、システムだと思います、車ん中は」
 あらま。そりゃすごい。
 っていうか、そのテープデッキは活躍してるのかしら。それも謎。
タマ:「もう、相も変わらずね、もう最後の放送じゃのに、すごい普通な、
    普通にやりとげてしまいました」
 いや、最後ってもあくまで「今年最後」だし(^^;

 何度も言うように本日はクリスマスイブです。
ハル:「ということで、そんなん 『飛び出せ!空想科学少年』とか
    やりよる場合じゃないというので、クリスマススペシャル企画」
 クリスマスはやはり女の子にとっては大切な日。
 しかし、ここに約1名、そんな女の子の気持ちを踏みにじった人がいるみたい。
ハル:「大阪の時にね。(彼女がクリスマスを)すごい大切にしとんは知っとったんよ。
    何日も前からポインセチアが一個一個増えていくわけよ。部屋にね」
アキ:「何それ?」
 どうやらアキヒト、ポインセチアを知らなかった様子です。こらこら、代々木の
外の広場にあったやんか、ポインセチアでできたドリカムツリーが(笑)
 アキヒトにポインセチアの説明をしてから、ハルイチは話の続きに戻ります。
ハル:「知っとんじゃけど、知っとったんじゃけど、わしはクリスマスは
    興味なかったじゃん。じゃあね、もうね、24日、ぶっちしてしもうたんよ」
アキ:「ああ」
タマ:「ま、ど忘れよの」
ハル:「って言うか、普通に忘れとったんよ」
 何日も前から街中はクリスマスムードなわけだし、そのせいで逆にその日が
イブ当日だと気付かずに、まっすぐ家に帰ってしまったのだとか。しかし彼女は
当然ハルイチが来ると思って待ってたわけよね。
ハル:「忘れてるわけがない、っていう。ことじゃけね」
タマ:「(笑)。逆にね」
アキ:「そりゃそうだろね」
 そりゃそうだろう。いくらなんでも彼氏がイブを忘れてるとは思わんわな。
ハル:「で、あのー、電話……留守電、彼女がしびれを切らして留守電に
    入れたのが、わしの留守電に入れたのが、3日後じゃったんよ。わかる?」
アキ:「クリスマスから3日後?」
ハル:「そう。もう怒っとったんよ」
タマ:「そら怒るわな」
 っていうか、クリスマスから3日たってもまだ自分がイブをすっぽかしたことに
気付いてないハルイチってばすごくないか?
ハル:「あ、この人は、わしは忘れてるな、って思った瞬間に怒り出して、
    かけ、かけてこんかったんよ。で、3日後にしびれを切らしてかけてきて、
    そっからわし、1週間……あれじゃけね」
アキ:「謝り続けた?」
ハル:「連絡、連絡とらんかったけね」
アキ:「ああ、そう(^^;」
ハル:「怖くてね」
 おーい、ハルイチくーんっ(汗)
ハル:「(クリスマスのエピソード) なんかある?」
タマ:「いやぁ、クリ……おまえ、いちばん困る、じゃけ嫌いなんど、わしは。
    そういう、おまえ、知っとろう? それ訊かれるんが」
 わっはっは。
 ま、クリスマスのエピソードなんて、失敗談くらいしか人に話せないものよね。
 成功してたら単なるノロケ話にしかならんし。
タマ:「人様に言うようなエピソードなんてなかなかないよのぅ?」
アキ:「ないねぇ、ほんまに」
ハル:「君たちはクリスマスは嫌いなのか?」
アキ:「いや、嫌いなんじゃなしに、なんか特別なことをしてないって
    いうだけだと思うよね、なんか」
ハル:「今年しようや」
 いや、でも今年は大阪でライヴですし。
ハル:「そんなん、ライヴは何時に終わるんな」
 えーと、まあ、21時前には。
ハル:「夜はこれからだぜ。わし、このクリスマスエピソードクイズにいくまでに
    なんぼ、ほど、前フリしよんな
 あれ、そんなコーナーだったの?(^^;
 街角で聞いてきたクリスマスエピソードがクイズとなるそうで、そのエピソード中に
入るピーっという部分を当てて下さいというもの。
 話してくれるのは、リョウイチくんという男の子です。
『3年ほど前に、当時付き合ってた彼女と24日に●●に行っていいムードになりました』
 さて、どこへ行ったのでしょう?
 答えを知っているアソウさんからヒントが出されます。
 メジャーなところですって。
タマ:「もうね、この、あのね、過去の話しとったやん。多分ね、表参道」
 ブーっ。はっずれー。
 第2のヒントは、「夜景が綺麗な高いところ」。
アキ:「東京タワーに行き……違う?」
 違うみたい。
ハル:「はい。観覧車。遊園地」
 それもブー。
タマ:「わかった! ディズニーランド」
ハル:「いいじゃん。遊園地でも丸にしてくれ、そんなの(笑)」
 でもこれもはずれ。
 アソウさんのヒントでは、そこには水族館もあるんだって。
 はい、答えは「サンシャイン60」でした〜♪
タマ:「知らんがな、サンシャイン60知らんがな。そんなもん」
 あらあら(^^;
アキ:「池袋にある高いビルって有名じゃない」
タマ:「ああ、そう。全っ然知らん」
 俺もあんま知らんけど、ってアキヒト。
 が、問題はなおも続いております。リョウイチくんのエピソードを聞いてみましょう。
 サンシャインシティの照明がある時間になると落ちて360度の夜景が楽しめるし、
リクエスト曲も投票ボックスに入れておけば流してくれるということで、
『僕はその当時●●が好きだったので、リクエストしました』
 さあて、何をリクエストしたのでしょうか?
 ヒントその1、「邦楽」。
ハル:「安室奈美恵ちゃん」
 違います〜。
ハル:「あ、はいっ! チャゲ&飛鳥」
アキ:「で」
ハル:「で? で、がいるの?」
タマ:「そりゃあ曲名いるでしょう」
 クリスマスならではの曲かと思いきや、答えはそうでもないらしい。
 そりゃ幅が広いですねぇ。
タマ:「あ、わかった! ラルク」
 ブッブー。
アキ:「ああ、GLAYだ」
タマ:「GLAYだ」
 ピンポーンっ。
 ちなみに曲は「ずっと2人で…」ですって。
 しかしその曲がかかる前に、リョウイチくんが3日前に他の女の子と
遊びに行ってたことでケンカになったそうな。
ハル:「何やってんだよー」
 次に曲がかかるっていう時に、彼女が怒ってビルを出て行ってしまったとのこと
ですが、今、リョウイチくんが「(彼女が)サンシャインから怒って出て行っちゃって」って
いうのが、「サンシャインから落っこって」って聞こえてびっくりしたんですが(汗)
アキ&ハル:「お、落っこって、って今……」
 あ、やっぱりそう聞こえた?(笑)
アキ:「怒って、じゃね。びっくりした(^^;」
 彼女に去られたリョウイチくん、
『その後僕はひとりで●●へ行きました』
 さあ、どこでしょう?
タマ:「カラオケ」
 はっずれ〜。
タマ:「ひとりでカラオケ行ったら結構いいと思うんじゃけど」
ハル:「ねぇ、哀しいよね。ひとりで……」
アキ:「はい。バッティングセンター」
 これもはずれ。
タマ:「はい! 吉野家」
 違いま〜す。
タマ:「かなりわびしいぞ、クリスマスひとり……」
ハル:「はい! 冬の海岸」
 ブーっ。
タマ:「それ、ロマンチックだの」
 なかなか正解が出ませんねぇ。
アキ:「えー? サンシャイン60から高いとこつながりとかそういうこと?」
タマ:「わかった。マージャンとかじゃない?」
 あっ、すっごーい。ピンポーンっ!
 雀荘行ってマージャン打ってたそうな。
ハル:「ある意味あんま淋しくないよのぅ」
タマ:「ああ……けど、ひとりど? ひとりで打つんよ。みんなで打つんじゃないでしょ」
 ひとりで打つって、どういう意味ですか?
アキ:「ひとりでみんなと、他の人と打つんじゃろ?」
タマ:「あっ、他人と打つんだ」
アキ:「そりゃそうだろう。ひとりでマージャンってできんじゃろう」
 ターマちゃーんっ(^^;
タマ:「なんかそういう、なんかあるんか思うた(^^;」
アキ:「いやいや」
 以上、『クリスマス ピー クイズ』(byハルイチ)でしたっ。

 ここでリスナーさんからのメールを1通紹介。
 家にファックスがない彼女、限ポルのファックスを、毎週お父さんの経営する会社まで
ふたりで取りに行くのだとか。車で行ったり、散歩がてら歩いて行ったり、その道すがら、
普段お互いに忙しくてあまり話すことのないお父さんと色々な話ができるので、今では
それが楽しみな時間になっています、という、ポルノの3人へのお礼メールでした。
アキ:「いい話ですねぇ、これね」
タマ:「ありがたいねぇ」
 考えてみれば父親とふたりで話することなんてほとんどないよなぁ。
ハル:「だって、父ちゃんに見られちゃいけんようなこと、よう書きよるど、わし
アキ:「あら」
タマ:「のぅ」
アキ:「そこはまだ、まあ、父ちゃん……」
タマ:「品のないこと書きよるよの」
アキ:「父ちゃん、わかってくれとるけ、こう、ノータッチなんじゃないんか?」
ハル:「ノータッチなんかな」
アキ:「娘さんと話したいのよ、お父さんも」
 こんなとこにでもわしら貢献できてたりするんじゃね、というアキヒト。
ハル:「家族崩壊が叫ばれてるこの現代」
アキ:「のぅ。えー、嬉しいことですね。ま、こんないい話があったんですけども、
    あのー、ま、こんなにね、僕らがラジオやってることでこんななんか
    いい関係が築けるってことはうれしいということで、えー、したけどもね。
    えー、ここでクリスマスプレゼントのお知らせがあるんですよ」
ハル:「その子にあげるんじゃないんか?
アキ:「え。違うんだね、これがまたー」
ハル:「ええ話じゃけ、読んでみたってだけか」
 で、先週キーワードを発表しましたが、今週は何が当たるのかを発表です。
 レア物を出したいって言ってたよね。
アキ:「ペンライト。が、あるんですよ。これは別にポルノグラフィティとかじゃなしに、
    普通にこう、青いペンライトがあるんですけども、これはいつも僕らのね、
    今ツアー中ですけどもね、えー、ツアーの裏、導線と言いますか、
    あの、ステージに立つまで暗いけね」
タマ:「暗いんだよね」
アキ:「こう、色々マネージャーとかね、舞台監督さんが、こうやって
    こっちこっちってやってくれる、ある意味道しるべみたいなもんで」
 そのペンライトをプレゼントしてくれるそうです。
 ちなみにキーワードは先週言ったから、今週は言わないとのこと。
 でも、ハルイチがヒント(?)として、ギターを鳴らしてます。
 色々試した結果、同じ音を4つ続けるのがいちばんハマる由。
ハル:「こうじゃ。やっぱこうじゃ(^^;」
アキ:「まあ、こんな感じですよ。四文字ってことだけは、えー、あれですからね」
 まあ、このギターの音だけ聴いてキーワードがわかる人がいたらすごいわね。

 『お言葉ですが』も、今日がもちろん今年最後となります。
ハル:「今年最後なので、えーっと、タマが困った時の必殺の技。えーと、今日は
    たくさんできる限り紹介していこうと思います。ま、タマはこう言っても
    大体3通ぐらいしか紹介しないんですけどね。いつもは2通でね。はい」
 では1通目。
『突然ですが、愛ってなんですか?』
ハル:「そんなもんがわかったら僕は歌詞も書いてないし、あー、本も読まんし、
    映画も見んわ。っていうようなものです。これでわかってもらえますか。
    あの、今投げ捨てたんじゃなくて、そういう、愛とはそういうものだと思います」
 すごい爽快な切り口だなぁ。好きだなぁ、その答え。
『突然ですが、アンパンマンの歌に「愛と勇気だけが友達さ」というフレーズが
 ありますよね。いくらアンパンマンでも愛と勇気だけじゃ生きていけないと思います』
 しかし限ポル聴いてるといつも思うんだけど、どうしてみんな、メールの冒頭に
「突然ですが」ってつけるんかね? いらんと思うんだが。
ハル:「そういうね、こう、あのー……君の言いたいことをわかるし、これの歌詞を
    書いた人の気持ちもわかるので、多分、君とこの歌詞を書いた人は
    友達にはなれないと思うわ」
 ま、そりゃそうかもしれんね(^^;
『喜怒哀楽の喜と楽のはっきりとした違いがよくわかりません。教えて下さい』
 そりゃもう、単純かもしれんけど、喜ぶと楽しむの違いじゃないかしら。
ハル:「これね、そんなにね、みんな難しく難ーしく考えんでもええと思う。
    喜は喜ぶ。楽は楽しい。喜び、まあ、喜んでるから楽しいことだってあるし、
    こんなことに怒りを持てる自分が……嬉しいことだってあるし。
    っていう意味でいう、深い深いっていうか、なんていうんじゃろ、そういう
    言い方を詞的にすればとれるけれども、喜と楽の違いは嬉しいと楽しい」
 ね。それでいくしかないでしょう。
ハル:「いいね。いい感じじゃね」
 ハルイチくん、コーナーの進み具合を自画自賛しつつ、次。
『友達に相談したら、「つらいことがあった分、人間は優しくなれるんだよ」って
 言ってました。少し心が軽くなりました。人間って素晴らしいですね』
ハル:「これはね、そうだと思うね」
 人間には経験値があるというハルイチ。
 例えばハンバーグを食べたこと(経験)があるから、テレビでハンバーグを見ると
よだれが出ると。
ハル:「同じように、これを発展して考えると、人間の経験値……経験値、うん、
    色んな経験をしとる方が、歌だってやっぱりわかるし、おんなじ、その、歌で
    おいしいハンバーグの歌を書いても、ハンバーグを食ったことがない人は
    その歌には感じれんわけよ。ということは、世の中にある歌に色んな感情が
    いっぱいいっぱいこう、閉じ込められてるとしたら、それを感じとろうとしたら、
    自分もちゃんと経験しとかんと……わからんわけだね。そういう意味でね、
    このつらいことがあった分、人間は優しくなれるんだよっていう、まあ、
    よく聞く名言はね、すごく的を得てると思います」
 今、ちょっと気になった。
 いや、しゃべってる内容はその通りだと思うんだけど、ハルイチ今さ、
「的を得てる(えてる)」って言ったんだけども、それって「的を射てる(いてる)」じゃ
ないかなぁと思います。揚げ足取るようでごめん。
 けど、レポにそのまま書くの気になったんで、ちょっと指摘。
ハル:「もう1通いっちゃおうかなぁ。頑張って」
 すごいね、5通目だよ。
『最近、洋画をよく見るようになったのですが、セリフを訳する人は色んな言葉で
 表していてすごいなと思います。ハルイチさんは映画はあまり見ないと
 言ってましたが、どう思うか聞きたいです』
ハル:「確かに、そのね、なんだろう。えーと、『ごめん』、日本語で言う『すいません』って
    いうのは、例えば、逆、わしは英語はそんなわからんけ、逆。その、英語にやると
    『I'm sorry』だったり、『Excuse me』だったりね。『ごめんなさい』か、ま、
    『ちょっとすいません』。ただ、日本語の場合の『すいません』っていうのは、
    おばちゃんなんか特に、『はい』のことも、『すいません』って言うわけよ」
 ああ、言うねぇ。
 例として、店員さんに「店内でお召し上がりになりますか?」と訊かれた時に、
「はい」じゃなくて、「すいません、ここで食べて行きます」って言ったりすることも
あるし、それも全部、「申し訳ありません」という意味の英語に訳してしまうと、
わけがわからなくなるというハルイチ。
ハル:「それは文化であったり、シチュエーションであったりいうのが確実に言葉に
    なおせれんと、その、意味がわからないことになってしまうね。辞書とイコールで
    結んでしまうと。そういう意味で洋画、洋画、洋書? 訳した書? とかが、
    わしがすごい、あの、なんだ。違和感があることがあるのは、その訳した人の
    センスに、作家のセンスじゃなくて訳者のセンスにものすごく委ねられることが
    多いから、できたら日本語を読めるんだから、日本語のいい、いい人の本を
    読みたいと思うし、日本語を大事にした映画を見たいと思うっていうことで。
    まあ、でも洋画を見んわけじゃないんじゃけどね、わしはね」
 なんだか理由から結論までが一足飛びになってる気もするんですが(汗)
 私思うに、洋書とか洋画が自力で解読できたら問題なしってことよね?
 ま、それがいちばん難しいんだけどさ(^^;

 『オトヒト』コーナーはクリスマスイブ&今年最後の放送ということで、
3人から曲のプレゼントだそうな。
 あらま、アキヒトくん、ツアー中なのに、喉、大丈夫なのかしらん。
ハル:「ワンツースリーフォー」
 おやおや、ハルイチがさっさとカウントしてギターをかき鳴らしはじめました。
アキ:「はっや」
 と言いつつタンバリン鳴らして、「Oh, yeah, come on!」と調子を合わせるアキヒト。
 そこでぴたっとギターは止まりまして……
ハル:「そんなんやないか(^^;」
アキ:「まあ、そんなんじゃないんだけど」
タマ:「ついていけない(^^;」
 いや、ついていかなくてもいいと思うよ(笑)
アキ:「あの、クリスマスイブということで、あのー、なんだろ。世に言う、世にいるね、
    皆さんが、えー、なんかその、カップルがね、仲良く仲良く、あのー、
    ラビュー・ラビューに、なってくれれば、いいと思うぜ、ベイベー? オーケー?」
 途中から口調が変わってましたけどもアキヒト、誰の真似?
 ということで、『ラビュー・ラビュー』の弾き語りバージョンだそうです。
 いいなぁ、聴きたかったなぁ。

ハル:「今年最後の放送&クリスマスの当日、当夜、いかがでしょうか。
    この放送、いかが、いかがだったでしょうか」
アキ:「うん」
タマ:「なんかもうちょっとクリスマスってさ、雰囲気よく……やってもいいんじゃない?」
ハル:「雰囲気良かったじゃん。赤ワイン、赤ワインとか飲みながらやっとったやろ?」
タマ:「全然、おまえ、めちゃめちゃ缶コーヒーじゃん(^^;」
アキ:「まあ、さらっといったよね。うん。まあ、いいんじゃないの、そういうのもなんか」
 どうせ今日は1日中BAY-FMもクリスマスムードでいってるはずだし、「こんな急に
なんか、あら、さらっといくね、みたいな瞬間があってもいいんじゃないの?」ですって。
タマ:「すごい、いい声でやるんじゃない、クリスマスって」
 みんなして、ちょっと低音の「いい声」を出してみてますが……いや、変です、それ。
タマ:「なんかイメージと、子供の頃のイメージと違うわ(笑)」
 そろそろこの時間だと、ディズニーシーから帰ったカップルも家に着こうとしてる
時間かなとハルイチが言ってます。23時ちょっと前ですか。
ハル:「車庫入れしよる頃かな」
アキ:「ああ、車庫入れしよるぐらいか」
ハル:「車庫入れしよるぐらいかな。車でね。ヤな感じだね。
    ちょっと、ちょっとこすりゃええのにね
アキ:「あの、あれじゃ、あれじゃ。ちょっとこう、カーテンみたいなとこ
    入っていくところに車庫入れしよるとこ?」
 おいおいアキヒトアキヒト(汗)
ハル:「ああ。そこはもう今日いっぱいかな
アキ:「ああ、いっぱいか」
ハル:「もう自宅に帰って、普通に車庫入れね」
アキ:「ああ、なるほどね。ああ、自宅じゃ」
タマ:「こすりゃええのにって(笑)。おまえ、地味だね。
    地味なおまえ、世界じゃのぅ(笑)」
 っていうかタマちゃん、話がだいぶ進んでから、そこにウケてますか(笑)
ハル:「来年の抱負はどうね? 来年はこの番組はどうする?」
アキ:「来年はねぇ。どうしようかねぇ。あのー、なんか、あれじゃなぁ。ま、限界限界
    言うだけあって、いつもこうテンションがんがんいっとるわけで、なんかまた
    自分たちの新たな領域に踏み入れたいね、このラジオというものに対して」
ハル:「ああ。え、乱痴気騒ぎか」
 乱痴気騒ぎ、ってまたハルイチ、言うこと古いなぁ。
 アキヒト曰く、今は多分、限界の上の方にいるから、今度は下の方の限界に
チャレンジするのも……ということなんですが、下の限界ってどんなん?
ハル:「いかにしゃべらずにわしらが我慢できるか」
アキ:「どれだけこう、しんなり……しとっとできるか。
    いや、そんなわけにはいかんと思うけどね、絶対に」
タマ:「けど、深いラジオにはなるよね、そうやったら」
アキ:「ああ、そだね」
ハル:「ということで!」
 随分唐突ですな(笑)
ハル:「お相手は、来年も頑張ります、ポルノグラフィティのギターのハルイチと」
アキ:「ボーカルのアキヒトと」
タマ:「ベースのタマでしたー」
アキ:「えー、メリークリスマス、ですね。アンド、よいお年を」
ハル:「はい」
アキ:「はい、さようなら」
 結局最後はアキヒトが締めるのね(笑)