010903 (MON)  限ポル 第114回             update010909 (SUN)

 今日の質問は、「3人の中で無人島でいちばん生き残れるのは誰でしょう?」
 アキヒトは「ハルイチ」、タマちゃんは「アキヒト」、ハルイチは「俺」って言ったように
聴こえましたが……
ハル:「それぞれね、生き方ってあると思うんよ。あの、アキヒトは、その、
    運動神経とかの関係で、飯は取ってこれるじゃんか」
アキ:「はいはい。多分。ざぶーんって海に入ってね(^^;」
タマ:「素手? 釣竿じゃないんじゃ(笑)」
ハル:「ひとりでいったらね。で、わしは多分、そのー、ま、身体が強い」
アキ:「そうそうそうそう」
ハル:「っていう、まあ、あの、パブリックイメージから、多分アキヒトも言いよる。
    で、タマはタマで、あの……あれじゃん。こう、例えばわしじゃったらね、
    なんか、たまには牛肉食いたいと思うかもしれんじゃん。タマ、結構お腹
    いっぱいになったら、それはそれでっていう」
タマ:「ま、大丈夫だね」
アキ:「大丈夫だね」
ハル:「じゃけ、ストレスなく生きていけるかもしれんじゃん」
タマ:「それはあるかもね」
アキ:「なるほどなぁ」
ハル:「なんかね、その、わしじゃったらなんかテレビ見たいと思うかもしれんけど、
    (タマなら)まあ、空青いし、で、ストレスなく」
アキ:「オッケーにしてしまう(笑)」
ハル:「長生きしてしまうかもしれんぞ」
 ああ、なんかイメージできるな(笑)
 何もない環境においては、タマちゃんがいちばん強いかもね。

 今週のボヤッキーは20歳の女の子。
 歩いていたら、おじさんと子供がいて、彼女が通り過ぎると同時に、そのおじさんが
持っていたセミ2匹を逃がしてあげようと言って離したのだとか。そのセミが彼女の
背中につき、身体を振ったら今度はカバンの中に入って暴れたんだって……
ああ、セミも嫌だし、そこでもがいてる自分っていうのもちょっぴり嫌ね、確かに。
アキ:「ああ、なかなかこう、夏、夏の、ひと夏の思い出みたいな話ですね、これ」
ハル:「これ、こういうコーナーなんじゃ?」
アキ:「そうです」
ハル:「もう、この、別に、ほんとにボヤッキーなんじゃ」
アキ:「そう、ボヤッキーです」
ハル:「ちくしょー、いう感じなんじゃの」
アキ:「そうそう、そりゃあ、広げれんかったら広げれんかったでお終いですね」
ハル:「そりゃあ、もう、そう、そういうもんじゃ」
 近頃の彼らは、話を広げられないことに対して妙に開き直ってるんですけども。
 別に無理して広げなくてもいいし、感想述べてさらっと流せばいいのにねぇ?

 『オレ、タマ』は近況報告からスタートです。
タマ:「最近……は、僕らはまあ、レコーディングとかしてるんですけど、あのー、
    夢の、最近ね、また夢をすごく、夢の話するのもね、僕しかわからんから、
    どうかなと思うんだけど」
 いや、ていうか、タマちゃん、しゃべってる内容が前と後ろで全然繋がってないです(汗)
タマ:「あのー、こないだ田中康夫さんを、にね、怒られるっていうかね、討論してね、
    勝たなきゃやぱくなる……っていうね、なんか設定で、うっわ、しんどいな
    この人、この人言い負かさにゃいけんのか思うて、んで、頑張ってこう闘って
    話しとったら、あ、やった、この人に勝てそうって糸口が見つかって、顔、ふっ、て
    あげたら、辰巳啄郎さんになっとったんよね」
 爆笑。なーぜ、そのふたりが繋がるのかしら。
タマ:「ちょっと(^^;)、すごいね、ほんとにね、久しぶりに困りました。ほんとに。
    ま、そんな夢を見な、見たりもする僕なんですけど」
 こんな夢を見た(by夏目漱石)って感じっすね。
 ていうか、そこで「困りました」っていう感想がすごく好き(笑)
 では、ハガキ紹介。ライヴに行きたいのだけれど、住んでいるところが田舎で、
ライヴ会場が遠いので、親が許してくれないというリスナーさんです。
 親の許可を得る良い方法はありませんか?ということですが……うーん。
 うちもね、コンサートだのライヴだのって札幌まで出なきゃいけなくて、私が住んでる
とこからは300キロ以上もあるわけだけど、学生の頃とかは親がドライヴがてら
連れてってくれたんだよね。
 今はもう勝手気ままに、札幌どころか東京へも 「じゃ、行って来るわ」ってなもん
だけど(笑)
 タマちゃんは、ポルノのライヴには13歳ぐらいの子とかも来てるよね、って話して
ますが、まあ、それは多分、ライヴ会場に近いんだよ、住んでるとこが。
 タマちゃんは高校に入ったぐらいの頃に初めてプロのライヴを見たので、自分で
ライヴをやる方が早かったんだって。CDだけでイメージを色々想像してたのも、
それもそれで今思うとすごく良かったと言ってます。
タマ:「想像の世界で音で広がっていくのってすごいじゃん。なんかちょっと危ない(^^;)、
    あのー、ちょっと……危ない雰囲気にもとられるかもしれないけど」
 けどやっぱり、生のライヴにもいいところがたくさんあるというわけで、
タマ:「あのー、そんな、危険な……僕らのライヴはそんなね、あれ、『このやろー!』って
    こう、いう感じでもないんで、あのまあ、見に来て下さい。はい。ぜひ。お母さんもね、
    いいじゃん、許してあげれば。いいじゃないの。あれ、次のハガキどれだっけ?
 ターマちゃーん、それ、全然解決になってないわぁ。
 ライヴに行くこと自体も問題なのかもしれないけど、ライヴ会場が遠いから、ひとりで
出かけさせるわけにはいかないっていう問題もあるわけよね、お母さん的には。
 うん、だからやっぱり、お母さんも一緒に行けばいいのよ。それがいいやね。
タマ:「……あった。じゃ、もう1通、あの、紹介したいと思います」
 どうやらタマちゃんは次のハガキを見つけたようです。
 日本でしかなかなか手に入らなくて、且つ外人に好まれるものを教えて下さいという質問。
 なるほどね、イギリスにホームステイしに行く時に持参するお土産探しなのかぁ。
 扇子とかいいんじゃない? そんなに荷物にもならないし。
タマ:「これね、僕もホームステイ、経験したことあるんですけど、あのー、
    僕はなめてましたね」
 ホームステイのマニュアルにはお土産は必須と書いてあったそうで、でもタマちゃんは
成田空港に着くまですっかり忘れていたのだそうな。
タマ:「ああ、もうそんなんなんでもええじゃろう思って、俺はひよこまんじゅう買うて
    持って行って痛い目におうたね(^^;)。そこの、あの、ホームステイ先の人がね、
    すごい色んな日本人をね、受け入れてて、あの、番傘とかね、『わぁ、これ、
    やられた!』思うたもん。ほんまにこっそり机の上、俺はひよこまんじゅう
    置いて、何気にこう、あの、やりすごしたけど(^^;」
 それはやり過ごせたのか?(笑)
 まあ、そんな経験上、タマちゃんは番傘をおすすめしてます。

 今日の空想タイムも、またがちゃがちゃになるのかしら。
 まずは「未来におけるトイレの花子さんの噂」について。これはまた、新しい試みですね。
ハル:「あら、そう。イヤっていうのなしじゃ、これ?
 当然なしです。
アキ:「それもう、どう、その、昔何故そういう幽霊として出始めたかとか、っていうのが、
    その、噂の、色々めぐるとこじゃないですか。……そっち難しいけ、そっちやめて」
ハル:「え?(笑)」
 なので、とにかく未来の花子さんはどうなっているのかを空想することになりました。
ハル:「やっぱトイレの花子さんって、こう、まあ、花子ってすごい、あれじゃんか。
    あの……いかにも、日本の名前じゃん。この時代、花子さんも日本の小学校
    ばかり出ちゃいけん。やっぱ、セーフコフィールド
 理屈はわかるが、だからって何故にマリナーズの本拠地限定?
アキ:「あそこのトイレに出るの?」
ハル:「そう。うらめしやはやっぱ通じんね。通じんね」
アキ:「そりゃそうだろ(笑)」
タマ:「なるほど」
ハル:「えーと、やっぱ、outside……food……」
 最後の単語、なんて言ったかわからんかったけど、要は「裏飯屋」ですね(汗)
アキ:「そうやって駄洒落なんじゃね」
 しかもベタベタな。
タマ:「なるほど」
ハル:「よろしくっ!」
アキ:「『なるほど』かぁ?」
ハル:「よろしくっ!」
 タマちゃんは、「(自分は)そこまでつくれんかもしれん」と笑ってます。
 アキヒトとタマちゃんはまだ悩んでますねぇ。
ハル:「うちの、これが、これで
アキ:「何を言っとんの(笑)」
タマ:「忙しいんかい(笑)」
アキ:「ええの、そういうごまかす方法を知っとって」
 いや、そんなんじゃ全然ごまかされない気がしますけれども。
 では、「俺のいつものパターンで行きやすけど」と言いつつ、アキヒトが2番手。
アキ:「えっとねぇ……え? トイレの花子さんって何する人なの?
 今は色んなバージョンがあるみたいだけど、つまりは学校の怪談みたいなもの
だろうと言うハルイチ。
ハル:「要するにトイレにおるんじゃろ」
 いや、そりゃそうですがな。
アキ:「あのー、ま、やっぱりね、あのー、また『やっぱりね』言うとるけども(^^;」
 花子さんも人を怖がらせるだけではなく、多岐にわたらねばダメだというアキヒト。
アキ:「あのー、あるじゃないですか。小学生には絶対やらないけん、嫌なことが。
    あのー、検便。検便に関してね、思い切って花子さんが全部ぎょう虫検査を
    してもらえるっていう」
タマ:「ああ。じゃ、仕事してもらうんだ」
アキ:「そうそうそうそう」
ハル:「怖くないじゃん、それじゃ」
アキ:「まあ、怖くなくなっていくっていう話だね」
 それはそれで確かにひとつの方向ではあるわね。
ハル:「保健所に勤めるっていうことじゃ」
アキ:「そうそうそうそう。これがこれで(笑)」
タマ:「おまえも忙しいんかい(笑)」
 さっきから「これがこれで」の時、彼らがどういうリアクションしてるのかが
気になってたまらんわ(笑)
タマ:「おまえも色々あるのぉ(笑)」
アキ:「よろしく。よろしく(^^;」
 じゃ、タマちゃんの出番。
タマ:「あのね、なんかね、やっぱあんまり発展しすぎてもダメだと思うね」
ハル:「ああ、ダメじゃね。確かにね」
タマ:「その、やっぱりこの伝統的な、やっぱそういう……」
ハル:「アナログ、アナログなの残しておかんとね」
タマ:「そう。行事として。あの、で、大体こう、女子トイレの、あのー……なんだっけ。
    あのー、個室に、あの人出るでしょ?」
アキ:「いちばん奥」
 ああ、そういうイメージだね。
タマ:「奥でしょ? あのね、そこしか出ないんでしょ? じゃあ、あの、あるじゃん。
    掃除置き場みたいなの。そこからも出る」
 それぐらい幅を持っていかなければ、というタマちゃん。
 なんか掃除用具置き場から出てくる花子さんって……可哀相かも(^^;
ハル:「じゃけ、奥しか出んかったら、なめられるんじゃ。あそこ行かんかったら
    花子さんに会えんのじゃ。じゃ、いちばん手前行っときゃええんじゃ。
    (にもかかわらず) 『おおっ、ここにもいた!』 いう(笑)」
アキ:「そういうイレギュラーなことしていかんとダメだね。花子さんもやっぱり」
 このネタで試しにもうひとまわりいってみる?というハルイチ。
 が、当然却下(笑)
 次のお題は「未来のボーイズデー」について。
 世の中にはレディースデーと呼ばれるものが色々あるけれど、ボーイズデーは
ないので、空想して実現させましょうという、男の子からのメールです。
アキ:「あのねぇ、えーとね、じゃあもうね、呼びたい名前で呼んでもらえる。その日は。
    呼びたい名前で呼んでもらえる。自分が呼んでほしい……」
タマ:「え、そういうのなの? なんかお店とかさ、そういう……」
アキ:「んー、いやいや、それでも。もう、日本中がそういう日になるの」
 意味がわからんですね、今いち。
ハル:「え、どういうこと?」
アキ:「いや、社長って呼んでほしかったら社長って呼んでもらえるとか、四番って
    いうなら四番ってこう、四番松井って呼んでもらえるなら、もらえる……」
ハル:「なん、なんでそんな目がこう、きょろきょろしてるの?
アキ:「いやいやいやいや(^^;)。これ、自信持って俺は言いたいね」
 絶対に自信ないというか、その場の思いつきだと思う (それはいつもか)。
タマ:「それね、最近ね、狭いとこついたらなんとかなる思うてるじゃろ? ちっちゃいな(笑)」
 タマちゃんのするどいつっこみ炸裂(笑)
 では、ハルイチの空想タイムに移ります。
ハル:「えっと、その日だけ、ウォシュレットのビデを使ってもいい」
 ……使ってどうするん?
ハル:「うち、ひとり暮らしなのに、ウォシュレットにビデがついとった。この機能はなんだ?
    ビデってなんだ? ひとり暮らしだからといってわしはさすがにビデは使えん。
    夜中、『ちょっとやってみよっかな』とはやれん。ただ、ビデというものに一言
    言いたい。ビデというのはまあ、なんじゃ、女性のナイーブなところを……」
アキ:「はい。そうだよね」
ハル:「洗浄するのに使うんじゃろ?」
アキ:「そういうものなんですよね?」
 誰にも訊けんじゃんというハルイチ。
 うーん、あらためて訊くものでもないんじゃないかい?
アキ:「これ、やらんね。このビデのことに関しては、あの、6時からのニュースとかの
    間の、あの、なんね、『今日のおいしい店』みたいなとこ、あるじゃん、そういう
    特集みたいなの。ビデ、ビデ特集、やらんのぅ?」
 やるわけない(汗)
ハル:「ビデっていうのは、えっと、僕が知ってる限りで言うとね、えっと、僕も何度かしか
    こう、確認したことはないけれども、あの、えと、ま、お尻ボタンが洗うところ。
    と、まあ、言っても離れてないじゃん」
アキ:「前に、3センチ……4……まあ、5センチ以内かな?」
ハル:「まあ、ま、そうじゃん? なら、ということは、まだ確認したことないんじゃけど、
    あのボタンを押すとあのノズルが3センチ動くんか? ほんじゃあ、その、
    お尻を3センチ後ろにやればすむ話じゃないんかっていう……話じゃないん
    じゃろ、あれは?」
アキ:「多分そうなんよ」
ハル:「かと言って、確かめれん。ね。そんなもん、おまえ、フライデーされてみぃ?
    『ポルノグラフィティ・ハルイチ、ビデ使ってる』っていう……の? 嫌じゃろ?」
アキ:「嫌ですね。それいちばん見られたくないかもしれない」
ハル:「嫌じゃろ? じゃけ、ボーイズデーは(笑)、あの、ビデを堂々と使ってもいい」
 そんなもん、ボーイズデーなんかできるの待ってないで、さっさと今晩にでも試せや。
 自宅のトイレでフライデーされるってことは、まずないから(笑)
ハル:「長々となりましたが」
アキ:「誰が喜ぶんじゃ、これ(^^;」
 ハルイチが(笑)
 それでは最後にタマちゃんの空想タイムスタート。
ハル:「ビデのいいアシスト」
 苦笑してたアキヒトが、しばし後、こらえきれなくなったかのように爆笑(^^;
アキ:「(笑)。それ、俺も言いたかった」
タマ:「駄洒落じゃ(^^;」
 よう、まあ出てくるもんだわ、そういうのが。
タマ:「やっぱり、あの、お店じゃないけど」
ハル:「また 『やっぱり』か(^^;」
タマ:「(笑)。産婦人科。産婦人科。やっぱ男の人はあんまり、ね、こう」
アキ:「ま、縁がないよね」
タマ:「言うほど毎日毎日行かないじゃないですか。検査も行かないし」
 いや、女性だって毎日毎日なんか行かんて(笑)
アキ:「産婦人科は行かないよ !?」
ハル:「おまえ、言うほど、言うほどじゃなくて、行かないよ(^^;」
アキ:「行かないよ(^^;」
 そりゃ当然だわ。
タマ:「行かないでしょ?(^^;)。いや、付き添いとかで」
アキ&ハル:「ああ」
 そこで男性に、女性を守るためにも産婦人科に関する知識を深めてもらおうという
ボーイズデーになるらしいです。
タマ:「じゃけ、そう、水曜日ぐらいにボーイズデーにして。あの、大体水曜日とかに」
アキ:「ボーイズデーね?」
タマ:「そうそうそう。ボーイズデーにして、あの、こう、男の人が行ったら、その日はまあ、
    水割りをこうつくってくれて、あの、間に、女の看護婦さん、両サイド座ってくれて」
アキ:「えぇ?」
 ちょっと待ってタマちゃん。それって何かが違う……(汗)
タマ:「お父さん、検査しに行っとるんじゃないけ」
アキ:「はぁ。そうくるか」
タマ:「知識を深めにいくの」
アキ:「なるほどなるほど」
ハル:「で、水割りが、水割りが出てくるんじゃ」
タマ:「そりゃあ話も進むわなぁ」
 全然、産婦人科の話じゃない進み方しそうだけど(笑)
 アキヒトとハルイチ的にも、やはり「水割り」というアイテムがヒットらしい。
 水割り付きで両サイドに看護婦さんじゃ、そりゃ絶対に産婦人科の知識は増えないね。

 今日の『お知らせの後は』では、3人の家の家訓を発表。
アキ:「岡野家家訓。家に入ったら、玄関の靴と洗面所のタオルだけは、だけは
    綺麗にしなさい。……っていうのが、うちの家訓ですね」
ハル:「新藤家家訓。えーと、12月31日の夜に『初詣行って来るわ』と言って
    家を出ても、送り出す時の言葉が『12時までには帰って来なさい』」
アキ:「歳は越すなと」
タマ:「意味ねぇ(^^;)。家族で(年越し)っていうことね」
 では、白玉家の家訓は?
タマ:「じゃ、白玉家家訓。あの、夏場とかにこう、やっぱこうね、シャワー浴びたりとか、
    して、何枚もタオル、出しますよね? バスタオルばっかり使うな
 さすが、笑わせてくれるぜ(笑)
アキ:「ちっちゃいのも使えと」
タマ:「ちっちゃいのも使えと」
アキ:「身体全体はバスタオルで拭いて、頭は……」
タマ:「そうそう。ちっちゃいの2枚使うとかね」
 なんか、家訓じゃなくて、しつけの域じゃん、みんな(笑)
 アキヒトのお父さんは、靴とタオルだけきちんとしてれば、あとは服を脱ぎ散らかして
いてもまったく平気なのだとか。
アキ:「おかしいじゃろ?」
 でも、靴をきちんと揃えろっていうのはわかる気がするね。
 ちなみにアキヒトとハルイチのお友達のお父さんは、高校時代、皆が集まって
お酒飲んでようがいくら騒いでようが全然怒らなかったのに、トイレの電気が
つけっぱなしになってたら、ものすごく怒ったらしいです。はあ、どういう基準なんで
しょうね、それは。

 『お言葉ですが』のコーナーもハガキを読むのは久しぶりだね。
 今日のハガキはどうやら、ハルイチが以前話をしたことについての反響みたい。
 そういうやりとりは健全でいいと思うというハルイチ。
ハル:「あえて断る必要もないとは思うけど、別に僕はこの、反論が来たからって
    怒ったりはしません。ただ、こういうのも来てるから、って読んでみます」
 まずは『(笑)撲滅運動』に関する話題ですね。
 (笑)の代わりに顔文字を使えばいいんじゃないかという意見です。
 そして次は、以前ハルイチが、「頑張って」というのは挨拶代わりだから、頑張ってる
人にさらに頑張ってと言うのが重荷になるんじゃないかとか、そういうことはそんなに
気にする必要もないんじゃないかと言ってたことに対してのハガキ。
 そのリスナーさんは、「頑張って」という言葉にすごく気持ちを込めてるから、ハルイチが
それを「挨拶代わり」と言ったことが哀しかったということです。
ハル:「まあ、全、えーとね、全員と同じ意見ていうのは気持ち悪いし、そういうのが
    わかっとりながら、うーん、ま、考え方が合わんていうか、そのー、こう、一言、
    ラジオで僕が話した一言が、こうムカつく人が、ムカついてしまいます、適当な
    こと言わないでよって、ムカついてしまいますっていうこともあるし、これは、
    えっとね、ムカつく人がおるのは哀しいことだし、えーと、上っ面でやってる
    つもりはないから、ただ、何故……そこで、こう、今日のテーマ。何故人は
    話すのか。んー、言葉をね」
 相変わらず深いテーマを持ってきますね。難しいな。
ハル:「人が話すっていうのは、誰かとわかりあいたいわけじゃん? 他人と。
    でも結局……えーと、100パーわかりあえることはないと思う。100パーね」
 そうだね。まず自分の気持ちを伝えきることからして無理だね。
 ハルイチが言います。何故人は話すのかと。さらに言うならば、何故不特定多数の
顔が見えない相手にラジオを通して話をするのかと。
ハル:「(ラジオを聴いている)その人ら全員にわかりあうことは100パーは無理だと
    思う。ま、また来るんじゃろうの、100パーいうのは絶対ってどう思いますかって
    絶対来るんじゃろうの。くそ(笑)」
 99%まではあっても、100%のわかりあいはない中で、どうやってラジオでしゃべるの
かを考えてみたそうです。
ハル:「でもこれは、いつものように僕はこのコーナーは別に結論を出したいわけでは
    ないから、こういうことを考えてみたっていうことがあればいいから、それは
    僕だけに限らずポルノグラフィティっていうこと全体でもそうじゃけど、ラジオで
    どうしゃべるのか。どこまでのリスクを負って、どこまでの本音をどういう風な
    言葉でしゃべるのか。あるいはしゃべらないのか、とかね。そんなことをこの
    コーナーで、その、よう反論って、反、反論じゃなくて反響ね。反響が多いから、
    考えることができました」
 反響がないことは不自然なので、それがあることはありがたいというハルイチ。
 こういった「反響」に関するハルイチの言葉を聞くたびに思うことなんだけど、
ラジオなんて適当に面白おかしく話していればそれでいいやっていうような、そういう
スタイルは絶対に取らないポルノのあり方は、すごく正直で、且つ、ファンに対して
まっすぐで、とてもありがたいと思います。
 いい反響だけ取り上げて、反対の意見は無視するというようなやり方もしないし。
 ハルイチのその態度を見るだけでも、彼がいかに自分の意志をきちんと持って
話をしているのかがよくわかると思うんだけどね。    

 NYでRadioheadのライヴを見て、音楽ってこんなに素晴らしいものなんだと再確認したと
いう話から始まりました『オトヒト』コーナー。
 こちらも久々にリスナーからのハガキを紹介しています。
 憂鬱な気分の時に聴く音楽は、ノリのよいものか、それともバラード系か?という
質問です。
 うーん……私は海の底にいる時はバラードを聴きますね。そこで癒されて浮上しかけ
たら、ノリのいいものを聴いて水面まで浮かび上がるって感じかなぁ。
アキ:「うーん、あのねぇ、どう言うたらええんかなぁ。わしはね、やっぱりね、色々
    ブルーな時、例えば女の子にフラれたいう時はね、わしはやっぱバラード系
    聴くな。なんかしっかりそこにね、浸りこみたいみたいな。泣いてる自分が
    カッコいいぜみたいなね
、ことをよくやってたんですけどね。
    うん、基本的にはそう」
 あああ……なんか思わず笑っちゃったけど、でもその気持ちはめっちゃわかる。
 浸ってる自分に酔いしれる的なことね(笑)
アキ:「でね、やっぱりでも、そういうなんかちょっと自分の心が今疲れてるなみたいな
    時。でも2パターンあって。そういうなんか、俺の場合はもう自分の中でパニックを
    起こした時。これもうどうしたらええんかさっぱりわからんで、なんか知らんけど
    むしゃくしゃする。答えが出んぜみたいな時は、俺はやっぱそん時はノリのよい
    曲を聴いて、とにかく踊る。もう高田純次ばりに。もしくはもうリズム関係なく
    暴れる」
 踊る(暴れる)んすか。俺流のブレイクダンスって言ってるけど、それってほんとに
ブレイクしてるな(^^;
 まあ、確かに、なんかむしゃくしゃするっていうパターンの憂鬱な時は、ノリのいい曲が
いいよね。
アキ:「多分ノリがええ時には、あのー、僕の場合は、もう自分の中でなんかわけの
    わからん気持ちがこう、わき上がってきて、こう、暴れてしまう。もしくはすごく
    答えがはっきりしてて、もうなんか、もう落ち込んでるのもしょうがないし、もう
    しょうがない、もう、こんなことしとってもええ……もう、うだつがあがらん、みたい
    なことで、こうなんか暴れるみたいなね、それはだから要は答えとしては、あれ
    ですよ。人それぞれ違うっちゅーことやな。うん」
 いや別に、アキヒトさんはどうですか?って訊かれてるんだから、自分はこうなんだ
けど、でいいんじゃないのかと思われますが(^^;
 音楽は同じ曲であっても、聴く時、聴く時間などによって、何通りもの聴き方ができると
いうアキヒト。
アキ:「そのひとつの詞の言葉に対しても、その一年前に聴いた感じと一年後に
    聴いた感じでは全然真逆の方向にとらえれることができたりね。これは
    不思議なもんですね」
 そうだね。それはある。
 あまり好きじゃなかったり、特にどうも思ってなかったはずの曲が、心境の変化で
急にすごく心に染みてくることがあって、そんな時はなんだか口では言い表せない
ような感動がありますね。
 ……ところで話は変わりますが、ポルノって3人とも一人称がひとつに固定されて
ないけど、アキヒトは特にそうだよね。
 このコーナー内の短い時間の中でも、「わし」から「俺」になって、「僕」に変わってるし。
 めまぐるしすぎるわ(笑)

 『オトヒト』が終わり、エンディングの時間です。
アキ:「どうですか。久しぶりにレギュラーコーナーやってみて」
タマ:「あのね、たまにね、俺のコーナー、結構ふつおたのコーナーじゃん。で、ハルイチ
    アキヒトのことについて話してくれ言われるんよ。それはね、あのー、それぞれの
    コーナーに、ハルイチアキヒトのコーナーに、それ、ふつおたとして送った方が
    ええよね? 単純に、こう」
ハル:「(笑)。ふつおたのコーナーじゃないしのぅ」
アキ:「うん(笑)」
タマ:「いや、違う。とりあえず、(アンテナに)ひっかかったら読むでしょう、だって」
ハル:「じゃけ、タマがひっかかるようなアキヒトの訊き方とか、の?」
アキ:「なるほどなるほど」
ハル:「『タマちゃんから見たアキヒトさんってどうですか?』じゃ、なかなか
    取り上げようもないっていうことやの?」
アキ:「『タマちゃん、アキヒトくんってどんな家住んでるの?』って言われても困るもんの」
タマ:「そうそうそう。もう、それはもったいないから、うん。たまにあるんよ、そういうの」
 もったいない、って言い方がいいねぇ。
 ラジオって、話す側と聴く側が対話してないけど対話してる。この不条理がラジオの
魅力であり、深いところであり……そういうことを最近思ってきているというハルイチです。
 さっきの『お言葉ですが』での話ともリンクしてるね。
アキ:「ま、それぞれまあ、受け止め方も違うし、リスナーの皆さんにね。それは
    僕らは僕らの答えで発信していくしかないと、ラジオは。僕らが答えを持ってね。
    そうでありたいなと」
ハル:「その発信するひとつが、9月20日(はつか)、もうちょっとしたら
    ポルノグラフィティ2周年だ」
アキ:「9月8日ね」
ハル:「いや、8日(ようか)。え、20日(はつか)? あ、20日(はつか)ったら、
    にじゅうにちか。わし、いっつも間違えるん、これ。はち、はちにち、だったら
    8日だけど」
アキ:「『お言葉ですが』のコーナーやっとんじゃろう?(^^;」
 わはは(笑)。20日は自分の誕生日でしょーが。
ハル:「8日(はちにち)。それはちゃんと言うとかんとね。なんかこう、パーティーが
    あるかのっていう」
アキ:「あ〜。パーティーあるかなぁ。青山あたりで
ハル:「ビンゴ大会とかするんかの」
アキ:「ねー」
ハル:「プレステ2とか当たるんかの」
アキ:「豪華賞品、SMEレコードから出るんかなぁ」
ハル:「と、スタッフの人にも、こう、ラジオ通じて言うてみたりね」
アキ:「そうそうそうそう。色んな人にね対して、こう打診していかないけんしね」
 遠まわしなんだかストレートなんだかようわからん要求の仕方してるなぁ(笑)
 そしてこういうのはやっぱりハルイチが言い出して、アキヒトがのり、タマちゃんは
静観。いいバランスの3人だわね(そうか?)
 来週からはデビュー3年目に突入というわけで、ハルイチが予想するには、
ハル:「3年目になったらこんなことができないといけないとかいう限界企画がなんか
    あったりする……」
アキ:「ああ、それはきついなぁ。お祝いして。ただ単に。それだけでいいわ
 でも確かにアソウさん的にはそういうこと言ってきそうだねぇ。いかにもって感じ(笑)

010910 (MON)  限ポル 第115回             update010915 (SAT)

 今日のオープニングでの質問者、何故か質問前から笑いをこらえきれない様子。
 ハルイチが「なんで笑うんな?」って言うくらい。
 と思っていたら、「メンバーの中でいちばんうまいのは誰ですか?」だって。
 何がでしょーね?(笑)
ハル:「これ、主語は何かを、もう彼女は問い掛けてるわけじゃね」
アキ:「(意味を)悟れっていうことやろうね」
 で、答えはアキヒトが「俺」、タマちゃんは「アキヒト」って言ったと思う。
 ハルイチも「俺」って言ったみたいだったけど……?
 さて、タイトルコールの後、いつもならまず自己紹介……のはずが。
アキ:「こんばんは。えー……」
ハル:「アホ! わしよ!
アキ:「わしよ! 何が……」
ハル:「アホか !?」
 あらまあ、「いちばんうまい人」の座をめぐってケンカ勃発(笑)
アキ:「えー(^^;)。今日も始まりました。ポルノグラフィティです。
    えー、床上手、ボーカルのアキヒトです
ハル:「料理床上手、ハルイチです」
タマ:「もう、譲ります。タマです」
 あはは、タマちゃん、不戦敗(笑)
 しかし、ハルイチ、「料理床上手」って何?
 ま、この質問に関してはこのあたりで打ち止めと致しまして(^^;
 えー、9月8日でめでたく2周年を迎えましたポルノグラフィティ。
アキ:「あのー、ま、2周年と言えども、やっぱりこのポルノのスタッフはすごいね、
    やっぱり。9月8日当日ですね、あのー、ちゃっかりレコーディングが入って
    まして、バリ、夜中までね」
ハル:「2周目、2周年? 2周年ってことは、えーと、入社、今度、入社3年目いう
    やつやろ?」
アキ:「そうよ」
ハル:「もうそりゃあ、ペーペーもええとこよ、これ?
アキ:「ええとこやの、確かに。そら言えるわ」
 ちなみにタナセくんは入社2年目だって。
ハル:「あいつ、給料6万8千円で?」
 いや、まさかさ(笑)
アキ:「暮らせんじゃろう、6万8千円、おまえ(^^;」
ハル:「そんな勢いで?」
アキ:「まあ、そうじゃね」
ハル:「そりゃあ、まだペーペーじゃ、そんなもん」
アキ:「そうじゃのぅ」
タマ:「10万越えようや(^^;」
 今日はこの番組でもデビュー2周年をお祝いしてくれるということですが……
なんてったって『限ポル』だからねぇ。単純なお祝いじゃないでしょうね。
 そしてここで、NY土産の当選者発表。ライターとプレートとボールペンね。
 タマちゃんがしきりに、ライター当選者に「ほんまに申し訳ない、ハガキ送って
くれたのが」とか、プレート当選者に「どう使うか知らんけど」ってコメントしてるのが
私のツボです(笑)
アキ:「ある意味、この3人しか、この内容は知らんわけで、えー(^^;」
ハル:「届いたらびっくりする」
 そんなにちゃっちいのかしら(笑)
 さて、さらにお知らせは続きまして、ツアーについてです。
 この『限ポル』放送地域近辺での小屋は、国立代々木競技場第一体育館となる
わけですね。
ハル:「絶対に渋公……10daysとかさせられるんか思うた(^^;」
 ジャパンツアーでは4daysでしたねぇ。
タマ:「やってもええけど、なんか能率悪いような感じもする」
ハル:「でかくなったんじゃ。良かった」
 あまり大きすぎる小屋もなんですが、でも渋公10daysよりは格段にいいよね(笑)
ハル:「来れる人は、来てくれる人は、どんどん来てくれんと、(体育館の)半分
    ぐらいはアイスリンクにせんといけんよの
アキ:「そうだね」
タマ:「下がアイスリンクなんじゃ?(^^;」
アキ:「自由に滑ってくれっていうことになるけね」
 ステージでポルノがライヴやってて、体育館の前半分を占めてるお客さんが熱狂
してる中、後ろの方でまったく関係なしにスケートしてる家族連れとか……想像して
苦笑しちゃった(笑)

 『オレ、タマ』コーナーの近況報告、好きなんだよね。これがないと淋しい感じするもん。
タマ:「最近は、やっぱりレコーディングばっかりしてて、あのー、ま、大体、今、
    歌入れを主にやってるんですけど、だから僕はあんまりね、実は……
    それほど行ってないって言うか。はい。まあ、それとは別にまた曲をつくったり
    するんですけど。まあ、レコーディングに行く時は、まあ、賑やかしに行ったり、
    ま、確認程度で。はい。そんな感じでやってます」
 賑やかし……タマちゃんがどんな風に賑やかしに行ってるのかって想像つかんなぁ。
 今日のメール紹介、まずは助手席で眠られることについてどう思いますか?という
質問から。
タマ:「どっちかと言ったら僕も、あのー、大阪に住んでた頃、ハルイチが車持ってて、
    んで、その隣にまあ、大体僕が乗してもらってたんですけど、ま、間違いなく
    寝てましたね、僕は」
 タマちゃんは、自分は助手席にいれば寝るし、運転してる時に助手席で寝られても
あまり気にならないそうです。
 私もあまり気にならんなぁ。運転すること自体が好きだし。
 まあ、出発地から目的地までずーっと寝てられるのは嫌かもだけど(笑)
タマ:「ああ、そうか(笑)。僕はもっとタチ悪いですね。あのー、助手席と言わず、
    後ろで寝てました(笑)。今、ハルイチにね、つっこまれて
 でしょー? 今、タマちゃんの「ああ、そうか」は、いかにもインカムで誰かに何か
言われたような唐突さだったもん(笑)
 でもさ、走ってる車の中で寝るのって気持ちいいんだよね。
 ちなみにタマちゃんが嫌なのは、自分が運転してて、助手席にマネージャーという
時だとか。
タマ:「なんかこう、例えばテレビ局とかさ、ラジオ局に行く時さ、説明しにくいじゃん。
    大体こう、マネージャーさんが運転してくれて、俺らはさ、後ろに乗ってたりさ、
    助手席乗ってたりするんだけどさ、あのー、なにぶんまだね、ポルノ号が、
    アミューズで、こう、所有してなくて、ほんで、まあたまに、まあ、ほんじゃ
    俺の車で行こうかっていう話になるんだけど、最近やっと気付いたね。
    あの、タナセに運転してもらうっていう技を」
 自分の車を人に運転してもらうってなかなか盲点かもね。どうしても自分で運転する
気になるもん。
タマ:「ま、それまで(局に)入る時にね、説明する時もね、えーと、えっと、隣が、
    助手席にいるのがマネージャーで、で、僕が、あれ、本人です、みたいな
    感じで。説明したりする時はあるんだけど。なんかね、なかなかね、恥ずかしいと
    いうかね、向こうもちょっと意表をつかれるんよ。『ん?』って。あんまり多分ない
    形態なんだろうと思うけど。そういう」
 そりゃ珍しいだろうね(笑)
 なんでもポルノ号も近々ゲットできるようです。
 しかしポルノ号って名前も……あまりにもストレートじゃね(^^;

 ではここで、2周年にちなんだスペシャル企画コーナー突入。
アキ:「まあ、スペシャルということでね、あのー、いわゆるいつもやっとるね、限界
    企画じゃないかと。ま、生易しいもんじゃないぞと。簡単には、あの、祝って
    やらないっていう、この 『限界ポルノラジオ』の特有なものかと思うんじゃけども」
 メンバーのみならず、リスナーも大体そう思ってるだろうね(笑)
 今回のスペシャル企画は、『2周年おめでとう。誓いのカルタ・先着2名にご褒美付き』。
 なんじゃ、誓いのカルタって?
 2周年を迎えたからといっても、まだまだこれからが勝負なポルノグラフィティ。
 この先に向けての誓いの言葉をそれぞれ述べて下さいということです。
 目の前には「あ」「い」などのカルタが、それぞれの文字、2枚ずつあって、テープで
流れる頭文字のカルタを先にゲットしたふたりが、その頭文字から始まる誓いの言葉を
言うわけね。それがオッケーだったらご褒美がもらえるそうです。なるほどなるほど。
アキ:「要はこれ、2枚ずつしかないということは、そのカルタで、あのー、
    ひとりあぶれる、人が出てくるということじゃね」
ハル:「『あぶれる』(笑)。あぶれるんじゃ?」
アキ:「(笑)。あふれる。えー、人が」
ハル:「あぶれてるねぇ」
アキ:「スモークサーモンみたいなことになるね、人が出てくるわけでございます(笑)」
 え? いや、アキヒトの言葉、間違ってないでしょ? あぶれる、って言うもんね?
 そこに何故ハルイチがつっこんだのか、はたまたアキヒトが訂正を入れたのかが
わからん。
 ちなみにご褒美は、お寿司、他色々。
 ああ、なんか前にやったANNSでのビール争奪戦を思い出すわ(笑)
ハル:「日本人じゃねぇ。ポルノグラフィティ、いう名前なのに、やっぱお祝いは
    お寿司なんじゃ」
 でも、お寿司食べられるのは嬉しいでしょ?
 ではいよいよ「誓いのカルタ」開始。
 まずは……「ぽ」です。無言で札を取り合う彼ら。ラジオラジオ(汗)
アキ:「これ、俺、いちばん遠いじゃないか、このカードに」
ハル:「そんなもん、カルタ、カルタの位置じゃん、別に」
アキ:「カルタにおいて。カルタにおいて」
タマ:「違う、おまえね、取り方が甘いもん。これ、カルタ言うてもちっちゃい紙じゃけ、
    指先でぴっとつままにゃダメなんだって(笑)」
 ま、この会話から推して知るべしって感じで、アキヒトがあぶれたのね。
 では、タマちゃんから「ぽ」で始まる誓いの言葉をどうぞ。
タマ:「ぽしゃりません
 いいねぇ、それ(笑)
アキ:「これ素晴らしい意気込みですね。ぽしゃったらいけんもんね」
 そうね。しかし懐かしい言葉を聞いた気分(^^;
ハル:「ぽしゃるって(笑)」
アキ:「ぽしゃるって嫌じゃね」
ハル:「『落ち目』の方がええよのぅ」
アキ:「ポルノってぽしゃったよねって言われるのは」
タマ:「『消える』とかの」
アキ:「いちばんつらいと思うからね」
 じゃあ、ハルイチ。
ハル:「ぽーっとしません、戦いの日々です」
 ははあ。日々戦いなのね。
 これ、ふたりともスタッフさんからオッケー出ました。
アキ:「あっら、もうはじめっから俺、寿司食えんのぅ」
 やっぱりANNSのビール争奪戦思い出すな(笑)
 けどお寿司、ひとり一巻ずつだって。そりゃみみっちいな。
 しかも3回戦ぐらいしかやらないとくりゃ、なんかあまり食べられないのね。
 ま、本番中だし?
 出てきたお皿はイクラ。
アキ:「ええなぁ、イクラー。はい、次頑張ろう」
 では2回戦。今度は……あーらら。
ハル:「弱。アキヒト」
アキ:「また俺取れんかった。また、タマとハルイチー」
 ほんと、こういう勝負事に弱いよねぇ、アキヒトって。
 あれ、「し」から始まる誓いの言葉? さっきカルタ取りの時、テープの声は「べ」って
言ってたような……ま、いっか。
タマ:「失敗は成功のもと」
 お、ぴんぽんと合格のチャイムが鳴ってます。
タマ:「ま、こけていこうと
アキ:「ええ? そうかぁ?」
ハル:「『こけていこう』?」
タマ:「まあ、こけ過ぎると終わっちゃうけ、ダメだけど」
アキ:「ぽしゃるけね」
 ま、色々とぶつかっていかなきゃってことらしいです。
ハル:「ショービジネスは……甘くないぜ」
アキ:「(笑)。それ、表情がね、ま、一応納得させるもんはあるかなって
    感じなんだけど(^^;」
 あ、これも合格。なんか今日、スタッフさん、甘くなーい?
アキ:「え !? オッケーなんだ? ふたりともギリギリ今OK。嘘よぉ、おい。
    そんなに簡単に食わしとったら寿司なくなるってー。くっそー」
 アキヒトが食べる前にね。
 ちなみにアキヒトが試しに「し」で誓いの言葉をつくると、「しっかりと頑張りましょう」に
なるらしい。
ハル:「あ、それじゃ多分ダメじゃの」
アキ:「ダメか(^^;)。結局(寿司は)もらえん運命……」
 貝柱が出てまいりました。
アキ:「いいなぁ。貝柱かぁ。ほたてじゃねぇ。ほたての貝柱じゃー」
 すっごいうらやましそーな口調のアキヒト(笑)
 さらにお茶のサービスまで。あ、お茶はアキヒトにもあたった様子。
タマ:「なんでアキヒトに持ってきよるんじゃ(^^;」
アキ:「ほんまよ、俺いらん……ま、いいわ(^^;」
 今度こそお寿司ゲットして下さいな。
ハル:「じゃ、タマちゃん、いただこうか
アキ:「ああ、うらやましいねぇ。お寿司ねぇ。腹減っとんねん」
タマ:「いる?」
アキ:「え?」
タマ:「いる?」
アキ:「ダメよ、そんなの」
タマ:「ああ、そうか(^^;」
アキ:「そんな甘いこと言うてどうするんね」
 こういうとこ、ほんと3人の性格出てるよね。ハルイチはことさらアキヒトをあおるような
言い方するし、タマちゃんは優しいし、アキヒトはラジオ進行の責任感ありまくりだし(笑)
アキ:「ええなぁ。本気でうらやましいんだけどさ
ハル:「海の磯の香りがいっぱいって言うか、こう」
 ハルイチってばほんとにもう(^^;
 次の頭文字は……「し」? あれ、さっき「し」だったけど……おっかしいなぁ。
 これ、多分、ラジオの編集時になんか順番おかしくしたな? ま、いいや。
 それにしても、今度こそはアキヒト頑張れ……と思ってたのに。
アキ:「おーい。遠いもん、だって。カルタが。本気で俺が食えんのだけど。
    はい、また俺が取れませんでした」
 ああ、なんか本気で可哀相になってきた(汗)
 あ、やっぱりここでタマちゃんとハルイチが挑戦するのは「べ」ですね。
タマ:「勉強しまっせ、音楽のポルノ〜♪」
アキ:「あ〜。そんなのありなん? え〜?」
タマ:「バリエーションじゃないか(笑)」
アキ:「あの『勉強』は安くしまっせって意味じゃないの?」
 あのCMは多分そうなんだろうけど。
アキ:「え、安くするの? ポルノグラフィティ、安くするの?
    もっとこう色々なんか値打ちこいていかんでええの?
 あまり値打ちこいていかれても困るけど、ま、安売りされるよりはね(笑)
 一方ハルイチはというと、
ハル:「ベーシックは魂だよ」
 基本は魂だと言いたいらしい。「完璧じゃん、こんなん」と主張するハルイチ。
ハル:「魂よ、やっぱり。魂でこう、何かを訴えていくっていう」
アキ:「ちょっと難しそうなこと言うたらもらえると思ってまっせ、このふたりはちょっと」
 いや、どこが難しいことなんだか私には不明なり(^^;
 が、オッケーのチャイムが鳴りました。
アキ:「あ、オッケーなんじゃ !? あれぇ? あれぇ? また(俺は)食えんのかい、おい」
 横でハルイチが、「結構お腹いっぱいになってくるよの、これのぅ」って言ってるのが
また憎たらしかったりしますな。
アキ:「これ、3回戦ぐらいじゃったね、確か。これ最後? もしかして」
 あともう一回あるみたい。
 おやおや、最後の商品はお寿司じゃないのね。
アキ:「最後は、えーと、ディズニーシーがオープンしたばかりということで」
ハル&タマ:「おおっ !?」
アキ:「ディズニーランドのチケット
 なんのこっちゃ(笑)
タマ:「おい、もう、2回もろうたぞ、それ、おまえ。2回もろうた」
アキ:「おい、でも取るぞ、俺。行ったことないけ、ディズニーランド」
 最後の言葉は「あ」。
 あら、アキヒトとハルイチの嬉しそうな雄たけびが聴こえるわ(笑)
タマ:「今、手で隠して見えんかった!」
アキ:「そんなこと初歩的テクニックじゃもん、ねぇ?」
ハル:「ねぇ?」
アキ&ハル:「ねぇ?」
タマ:「今、アキヒトね、手で隠してね、俺の視界をふさいだもん」
アキ:「そんなこと関係ないもんねぇ。はい(笑)」
タマ:「これ、テレビじゃったら、おまえすごい好感度下がったぞ
アキ:「いやいやいや。えー、関係ないもんね、そんなこと」
 ……ガキかい、おのれら(^^;
ハル:「ええ、もう、わしが当てたら、タマ、一緒に行かんか?」
タマ:「おう」
 マジっすか?(笑)
 いやいやいやいや、と笑う彼ら。
タマ:「『おう』言うてしもうた(笑)」
 それでは肝心の誓いの言葉を。
ハル:「飽くなき挑戦、ポルノグラフィティ」
タマ:「おお。すごくいいじゃん」
 はい、あっさりとスタッフのオッケーが出ました。じゃ、アキヒトは?
アキ:「オッケーじゃ。よし、じゃ、俺、頑張って寿司食え……あ、ちゃう、
    寿司じゃないわ(^^;」
タマ:「ディズニーランドじゃ」
アキ:「寿司も食いたいけど、ディズニーランド行けるように頑張ります」
 ディズニーランドを目の前にぶらさげられても、やっぱりお寿司に未練があるのね(笑)
アキ:「あからさまに頑張ります
 ひとしきり笑わせていただきました(^^;
 あーあ、やっぱり失格のブザーが鳴り響いてるよ。
アキ:「これ、ダメなんじゃろうね、これ。俺もよう、ラジオっ子じゃねぇ。
    ダメなようにオチをつけたね、これね」
 てなわけで、ディズニーランドのチケットはハルイチのみがゲット。
アキ:「1枚だけね、ゲットした」
ハル:「え? ペアじゃろ、じゃけ?」
アキ:「ペアじゃないみたいよ?(^^;」
ハル:「ペアじゃないんじゃ。ちょっと待て」
 あと、お連れ様の分は自己負担お願いしますってこと?
ハル:「わし、aloneで行くの?
アキ:「そう。行くのならひとりで行けっていうこと。
    で、もしあれなら、もう1枚は買ってくれってこと。ペアで行くんだったら」
ハル:「くれぇや(^^;」
 いやいや、さすがは『限界ポルノラジオ』でしょ。
タマ:「すごい考えてくれてない」

 『今週のボヤッキー』です。
 まずは、最近気付いたんだけど、私の好きになる人はみんな引っ越すというぼやき。
アキ:「うん。ま、運がないっちゅーやつですな」
 簡潔にしてキツイ一言やね。
 次は、「あー、お母さん。カルピス薄い!」だって(笑)
タマ:「伝統じゃの、これ(笑)」
 3番目は……個人的に「ブルータス、おまえもか」っていうラジオネームがヒットだわ。
 ぼやきの内容はというと、「今度の旅行で、自転車でしまなみ海道を走るぞと
張り切る5歳年下の彼。なんで車じゃダメなの? 私そんなに走れない。年上の彼に
すればよかった」。
タマ:「まあ、いい太ももが、つくられる……
 ターマちゃん、それまったくフォローになってないです(^^;

ハル:「さっきのコーナーでタマも言っていましたが、レコーディングの日々で」
 『お言葉ですが』の冒頭では、ハルイチが、歌詞書きの時はコンビニに行くにも
歌詞を呟き、危ない人になってるという、ANNSではファックス・メールテーマにも
なった発端の話をしてます。
ハル:「天使……天使……ここで天使降りてくるんじゃないの? いやぁ、ここで
    天使きたら……いや、天使ってどう、天使、羽? 見える……見えたらダメ……
    絶対こんなことをぶつくさ言ってる僕は危ない人だと思います」
 そうですね、間違いなく。
ハル:「ちなみに最近、ポテトチップスはおいしくなったと思います
 なんだ、それは。コンビニ関連の話題か?
 では、リスナーからのハガキ紹介。
 大人ってなんでしょう?という質問です。
 伝統的な話題だね、というハルイチ。
 私は、なんかもう、子供とか大人とかっていうくくりは形式的なものっていうか、
便宜上のものに過ぎなくて、実際にはそんな言葉じゃはかれない……必要ないと
思うんだけどね。
ハル:「これは、じゃけ、子供は下として考えて、大人を上、年齢的にとか、
    時期的にとかを考えるから、ややこしくなるんで」
 例えば、ということで、子供と大人、それぞれのイメージを定義してます。
 興味があるものを見つけると、すぐそっちの方に走っていって迷子になるのが
子供なら、そうじゃなくなったのが大人。
 脱いだものは自分でたためるとか、自分の身のまわりのことが自分でできるのが
大人なら、たためないのが子供。
ハル:「ま、例えばこういうのをずらーっと並べていって、んー、いくと、多分どんな
    人も……きっかり、こういう条件も全部大人側に入る人って少ないと思うんね。
    例えば大人側に入る人。全部子供側に入る子供も少ないと思うんよ。ということで、
    その境界線は非常に曖昧なもんなんじゃないかと思うし、例えば50歳だって
    子供っぽいとこある人、もっとこれが……歌詞を書きよったらもうちょっとロマン
    チックな、その、選択肢をつけるけど、ま、今、言葉で言いよると、こういう簡単な
    ことにはなるけれども……そういう、どこまでも曖昧なもんなんじゃないかと
    思います。わかるようなわからないようなコーナーでした」
 いや、わかる……っていうか、ハルイチの本当に思ってることはわからないけど、
うん、多分、私がなんとなーく自分の中で子供と大人について定義してることとリンク
してると思うから。
 子供と大人というものを年齢以外で区別することに意味はないと思うので、私は。
 年齢なんてどのみち皆順番にとっていくものだし、単に個々の人間がそこにいる
だけでしょ。どうせ、中身なんて歳をとったってそんなに変わらないし。
 中学生の時の自分と今の自分、どれだけ中身が違う? 多少生き方の知恵が
増えたぐらいだよ。
 ま、それが大人だって言えば、そうかもしれないけど。

アキ:「えー、ハルイチとタマも言ってたんですけど、えー、僕もポルノグラフィティの
    一員なんで、僕も一応、えー、レコーディングやってます
 一応、じゃないだろう、一応じゃ(^^;
 『オトヒト』コーナーの方も、まずはレコーディング話からスタートです。
 ジャパンツアーという大規模なツアー経験によって、今回のレコーディングでは
今までとは違う発見ができたというアキヒト。
アキ:「なんかレコーディングってやっぱり、そのー、まあ、密室、密室でやるんです
    けども、えー、やっぱりその、やり取りが色々その、外と、ブースとか、こう色々
    やるもんで、えー、まあ、集中力なかなか途切れがちになったりするんですよね。
    やっぱりその、ぱつんとこう、切れるから。んで、自分でやりなおす、それで
    自分の思ったような表現ができんてことで、ちょっと精神的に萎えたりする
    とこがあったりしたんですけども。今回はね、えー、ある意味すごく、自分が
    そのブースの中に入って、マイクの前に立っても集中力途切れずに、えー、
    歌えるようになったと。それはやっぱりライヴをいっぱいこなして、えー、なんか
    どっかに届けるんだという、えー、なんかどう言ったらええんかな。そういう、
    あのー、映像がいつも浮かべれながら歌えるようになったのが、えー、レコー
    ディングの上で、えー、成長したひとつかなと、思ったりもしています」
 そういうこと聴くと、ますます新しい楽曲たちが楽しみですね。
アキ:「えー、ちなみにポテトチップスは昔の方がこんがり焦げてて
    おいしかったと思います

 ……あの、確かに私もアキヒトの意見に賛成なんですけど……これって何?(笑)
 今日は久々に、アキヒトの音楽のルーツ話です。
 ガンズの他に、中学時代に影響を受けたアーティストは、Xだとか。
 最初は全然興味がなかったのが、ある時テレビで『紅』を演奏しているのを見て、
「これはなんか、俺が今まで聴いてきたものと違うぞ」と思ったそうで。
 メジャーでのファーストアルバム、『BLUE BLOOD』を買って聴いた時に、凄まじい
衝撃を受けたのだと話しています。
アキ:「あのー、やっぱり、ほんとに、ヘビーメタルをこう、基調にしました、あの
    音楽ってものはあの時代の僕にとってすごく衝撃的で、やっぱりライヴの
    映像とか見ても、あのやっぱりその、なんか、わからないじゃないですか。
    あの人たちがどういう生き方をして、どういう人で、えー、どういうことを考えて
    いる、いるっていうのがわからない。その、すごい、なんか世界観、みたいな
    のがあって、謎めいた世界観がなんとも」
 あの頃、他にも化粧をして、髪を逆立てたバンドっていうのはあったけれど、そういう
のとは全然違う圧倒的な世界観がXにはあって、「わ、これはすげーな」と思い、Xの
ライヴビデオはすりきれるほど見たということです。
アキ:「あのー、なんて言うんかなぁ。もう……まあ、すごく、ワルですしね。ステージの
    上で旗を燃やしたり。もうすごい、今から考えたら、僕らがやろうとしたら、
    消防法とかにひっかかって絶対やめとけっていって、始末書何枚書かにゃ
    いけんのかっていう、どやされることですけども、あれが当時はね、えー、
    彼らはやっていたみたいなことで、ほんとにね、衝撃を受けました」
 私がXに触れるのは、ここ数年、もっぱら翔ちゃんちでなんだけど……でも、初めて
Xを認識したのは中学生の頃に、確か『ミュージックステーション』で『紅』やってたのを
見た時だったような記憶があるなぁ。10年以上も前のそんな記憶が残ってるなんて、
音楽に関する記憶って絶対他と違うとこに残ってる気がする。不思議だなぁ。

アキ:「ポルノグラフィティがお送りしてきました、『限界ポルノラジオ』、
    そろそろお別れの時間ということで、えー、デビュー2周年……」
ハル:「アホ!」
アキ:「え?」
 ハルイチ、あなた、オープニングでも「アホ!」って叫んでましたがな(汗)
ハル:「ポテトチップス、今、うまいんだって。食うてみい、最近の。食うた?」
アキ:「ああ、今あれじゃろ。あの、どういったらええんじゃろ、この、
    箱に入っとるんじゃないわ、丸い箱に入っとる」
ハル:「筒?」
アキ:「筒に入っとるポテトチップス、なんか似た味になっとるじゃん、なんか」
ハル:「NO!NO!NO!NO! あのね、いや、食うた、最近?」
 食うた気がするっていうアキヒト(^^;
 最近のポテチは、さくさくになってるんだってさ、ハルイチが主張するには。
ハル:「まあ、でもちょっと食うてみぃ。なんかこの、さくさく感が。
    わし……わし、なんでカルビーの宣伝しちょるんだろう?
 わっはっは。カルビーの関係者がこの放送聴いてたら、CMのオファー来るかもよ(笑)
 でも、アキヒトが言ってた、焦げた感じとか、空気が入った感じがいいっていうのも
わかるってハルイチは言ってます。うん、私はそっちが好き。だから昔ながらの
うす塩とかコンソメの袋入りポテチが好みなのさ。
タマ:「ま、カールスティックはいちばんおいしいんじゃけどね
 うをっ、ここにさり気にダークホースがいた(笑)
 ま、ポテチ話はこの辺にしまして。
アキ:「えー、あれですよ。あの、やっぱ3年目を迎えてね、今日、誓いの言葉を
    言ったじゃないですけども、あのー、まあ、でもね、あのー、ま、ただ単に
    その、こう区切りなだけで、そのー、年数的な。まあ、おのずと、まあ、
    普通に頑張っていくっていうのがね」
ハル:「まあ、2年じゃけど中途半端だよね」
アキ:「そうだね」
タマ:「2年って短いって。もうみんな、ほんま今頑張って活躍しとる人ってすごい
    頑……やっぱ長いことやりよるんじゃろ」
アキ:「そうじゃの。ほんまに、ぺーぺーはぺーぺーやの」
タマ:「ぺーぺーよ、ほんまに。……時期的にね」
アキ:「うん、そうだね(笑)」
ハル:「ポルノ号もまだまだよ」
アキ:「まだまだよ」
タマ:「ええっ、マジ !? わしがまだ、連れて行ったりするの?」
 今のタマちゃんの悲鳴はマジもんだったわ(笑)

010917 (MON)  限ポル 第116回             update010922 (SAT)

 今日の質問もまたぶっとんでるね。3人の中でいちばん魚類に近いのは?ですって。
アキ:「魚類?」
ハル:「魚類に近いの?」
 タマちゃんはすでに大爆笑中。
 そうだなぁ、どういう意味でって聴かれたら返答に困るけど、なんとなーくなイメージで
タマちゃんかな、私の中では(^^;
ハル:「魚類の条件ってなんだ?」
タマ:「いちばんでしょ?」
アキ:「エラ呼吸?」
ハル:「エラ呼吸してる奴なんかおらんじゃろ?」
アキ:「まあねぇ。さすがにおらんよね
 いや、いたら怖いから。
アキ:「これ、悩むのぅ。なかなか『せーの』って言えんど?」
 悩んだ挙句の「せーの」の後には、いつもとは違い、3人一斉じゃなくてひとりずつの
答えが。
タマ:「俺」
ハル:「……タマ」
アキ:「…………タマ」
 おや、みんな答えはおそろいで。
 タイトルコールの後の自己紹介も、皆さん笑いを含み気味。
アキ:「おい、どんな、どんな格好をしとるんだ、タマは。
    スタジオでそんな足をおっぴろげる格好、誰がしよんねん」
 なんじゃ、タマちゃんは。こないだANNSのスタジオでは仁王立ちしてなかったか?(笑)
 さあ、冒頭の質問に関してですが、タマちゃんは何故「俺」と言ったのでしょうか?
タマ:「やっぱこう、海といえば」
ハル:「ああ、そうかそうかそうか」
タマ:「泳がしたら、もう」
アキ:「まぁのぅ、タマちゃんねぇ」
タマ:「確かに俺より大物はおるけど。サメみたいな奴はおるけど」
 なんでもサムイ島で、夜飲んだ後、ホテルの部屋へ戻る道すがらにプールの横を
通った時。
ハル:「ちょっと前歩きよったはずのタマが、そこ、そのプールの横を通ると
    泳いでたもんの?」
 本人申告によれば、バリに行った時も似たようなことがあったらしいです。
アキ:「さすが魚類、タマですね。はい。ということで、あのー……」
タマ:「おぼらせるぞー
 はい? なんですか、それは(^^;
アキ:「何、それ?(笑)」
タマ:「なんでもない、ごめん。すいません(^^;」
アキ:「はい、これがデビュー2周年……」
ハル:「いけいけー! やれやれー! やれやれー!
アキ:「2周年を迎えて、3年目を迎えたポルノグラフィティじゃけど(笑)」
タマ:「進行するな、おまえ!(^^;」
アキ:「やかましい。進んでいけんわ、こんなもん」
 ていうか、タマちゃんもハルイチも、進行を妨げるんじゃありません(汗)
『アゲハ蝶』がオンエアされて、その後半部分からツアーのお知らせが入ってますが……
まだツアータイトル未定って言ってます。あれれ、これって一体いつの収録なんだろう?

 今日の『オレ、タマ』は近況報告なし。個人的に楽しみにしてるので、ちょっと
淋しかったり。早速ふつおた紹介へ。
 アキヒトが時々、「俺がボケてるのにふたりがつっこみを入れてくれん」とか、
「一生懸命、ボケやってるのにリスナーの反応が薄い」などとぼやいてるけれど、
ミュージシャンなんだからあんまりボケつっこみにこだわらなくてもいいんじゃ
ないかと思いますというお便りです。
 はっはっは(笑)。まぁね。タマちゃんもハガキ読みながら苦笑してます。
 でもせっかくラジオやるなら楽しくやろうっていう姿勢はいいことよね。
タマ:「ま、けどね、んー、なんていうかなぁ……単純に、ラジオをやってるからとか、
    そういうんで別に、こう、嫌々やってるわけじゃなくて、そのー……さり気に
    多分みんな、3人ともそうだと思うんだけど、お笑いは好きなんですよね、
    すごい。色々」
 大阪の2丁目劇場でライヴやらせてもらった時、その後でお笑いのステージを
見てたりしたという話をしてくれてます。
タマ:「楽しいことは、いいかなと思うんですよ。その、単純にラジオをやってるから
    とか、そういうんじゃなくて……んー、確かに別にしゃべる必要もないし、
    俺なんかすごい生意気ながら、デビューする前とかね、できるだけしゃべり
    たくないとか思ってたりもしてた、してたんだけど、別にけどそれは、なんて
    いうんだろう、したい、それはただ音楽を見てもらうために、やっぱりプロとして
    やっていきたいっていう気持ちもあったんだけど、やっぱこうやってみんなと
    コミュニケーションとれるのはすごい、ね、やっぱりありがたいし、楽しいし……
    うん、ていうことで、まあ、やってたりもするんですよ」
 しゃべりに関してはまだまだ素人だけど、音楽と共に楽しく、うまくやっていきたいなと
思ってるというタマちゃんです。
タマ:「あの、まあ、聴き苦しい時もあるかもしれませんが、あの、なにとぞ
    付き合ってやって下さい。ほんと、お願いします」
 あらまあ、そんなご丁寧に。
 タマちゃんのしゃべり、好きなんだよね。色々ちゃんと考えながらしゃべってるってのが
わかるし、そのくせ何気な一言が妙に面白いっていう。ツボにはまる感じ(笑)

 あら、今日の空想は楽勝かしら?
 何故って、「未来のコンビニについて」というお題が出た途端、アキヒトが「はい!」と
名乗りをあげたから。
ハル:「はっやー」
アキ:「これもう真面目な話。真面目な話してもええ?」
ハル:「いや、いや、面白い話……」
アキ:「いやいや、もう、いちばん初めだから。切り込み隊長として
 とりあえず真面目な話から入って、最後がオチっていうコーナーなんですかね。
 今はキャッシュディスペンサーなんかがついててすごく便利だから、これからは
区役所の登録事項とかも全部コンビニでできるようになる、というのがアキヒトの空想。
 しかしハルイチが、住民票とかはすでにコンビニで受け取りができるはずだよねって
言ってます。
 ふーん、そうなんだ? 私が住んでるとこにはコンビニが一種類しかなくて (同じ店
ばっかり飽きるぐらいいっぱいある)、キャッシュディスペンサーが着いてる店舗なんて
ほとんどないからなぁ。
アキ:「うっそー。それもう、空想してないじゃん、俺」
 で、ちょっとだけ方向転換。
アキ:「えー、じゃったら、あのー、車の洗車、洗車とかできたりね」
 車の洗車って、アキヒト、それは頭が頭痛って言ってるようなもん(^^;
ハル:「それ、ガソリンスタンドじゃ」
アキ:「そんなんも色々やってきゃええじゃん」
タマ:「じゃ、場所がいるじゃん」
アキ:「場所もこう、なんかちっちゃくできるような、あの、ドラえもんのあるじゃん。
    スモールライトみたいのがあって、それでちっちゃくして、できるようになる。
    そういうコンビニが」
ハル:「ああ、そうなんじゃ(^^;」
タマ:「強引じゃのぅ」
ハル:「スモールライトまでいっちゃった」
 っていうかさ、スモールライト的なものができるなら、わざわざ洗車場に行かなくても
家の台所とかで洗車できちゃうんじゃ(笑)
タマ:「こうやって世の中切り抜いていく……
 うん、切り込み隊長らしいからね(笑)
 ではハルイチくんの空想タイムです。
 すでにコンビニの定義というものはなくて、なんでもありになっているということで、
ハル:「じゃけ、これ、ちょっと本気なんじゃけど、あのー……百貨店をコンビニにする」
 タマちゃんがこれにすごく賛同のよう。「いいねぇ。いいよ」とうなずいてます。
 アキヒトは最初、百貨店の商品を置くにはコンビニは狭いんじゃないかと思ったよう
ですが、それは逆で、百貨店自体をコンビニ仕様にするというのがハルイチの意見。
ハル:「ただ、コンビニのええとこっていうのは狭い店舗に……狭いっていうか、
    すぐ歩き回れる店舗に色んなもんがあることやんか。じゃけ、上を全部
    倉庫にするんよ。わかる?」
 はい、わかります。
 つまりは百貨店ぐらいの規模の上部分を全部倉庫にして、下の店舗からぴっと
ボタンを押せば上からその商品がおりてくるということらしい。なるほどね。
アキ:「ああ、ラブホテルのあの金払う時みたいなの、空気で吸うような
    やつでおりてくる」
ハル:「うん、まあ(^^;)、別にラブホテルみたいなやつで出てこんでもええけど」
 そういう例えはやめなさいってば(^^;
アキ:「あの自動販売機のあの、何番って押したら、こう落ちてくるような感じで商品が」
 そうそう、そういう例えがいいね。
 当然コンビニなので24時間お買い物オッケーだそうです。
タマ:「それね、多分ね、ほんとにいちばんいい答えだと思う、それ」
ハル:「ああ、そう(^^;)。ありがとう」
 俺もそう思ったというタマちゃん。カタログが置いてあって、ボタンを押したら倉庫から
その商品が出てくるというコンビニね。
 さて、では最後にタマちゃんの番ですが……アキヒトが「はい」と言っただけで、
タマ:「(ハルイチと)一緒」
 って答えるタマちゃん……あまりにも即効ですけれども(笑)
 アキヒトとハルイチが笑い転げてます。
アキ:「最後は」
ハル:「はい」
タマ:「一緒なんじゃもん」
アキ:「タマ」
タマ:「一緒なのにー」
ハル:「タマちゃん」
 ふたりに再三うながされ、渋々(?)代打案を出すタマちゃん。
タマ:「じゃあね、あのー、よくあるじゃないすか。おでんとか。あれのね、
    おでんくさいのがなくなるね。将来。くさいじゃん、(店に)入ったら」
 タマちゃんはあの匂いが嫌いなんですか?
タマ:「後ね、あのー、夜。本をこう、出しよるじゃん。本とかこう、トラックからおろして。
    んで……あれをやめてくれる。将来」
 邪魔だから、だって。
アキ:「だってあれ入れにゃあ、入れにゃあ、本が入らんだろう」
 その通り。まあ、邪魔じゃないとこでやってくれっていうわがままな話かしらね。
 一方ハルイチは、猫のふん取りスコップ(櫛みたいなやつらしい)をなんとか改良して、
コンビニで立ち読みしてるヤンキーだけかきとってくれないものかと申しております。
アキ:「怖いから」
ハル:「怖いから。『あー。「あーなたに」じゃー』、言われるけ
 マジかい(汗)
 ヤンキーもおちゃめだぁね。でも、「あーなたに」だ、って指差されても困るわな、
3人も(^^;
ハル:「あーなたに、だー」
アキ:「言われるねぇ」
タマ:「どうするの、おまえ(^^;」
アキ:「昔は 『アポロじゃ』、言われたけどのぅ」
タマ:「アポロん時は多かったよね」
 なんてったってアポログラフィティって言われてたくらいだから。
 さて、ハルイチ曰く、「今週の困ったちゃんじゃね、でもね。簡単じゃなかったね」という
次のお題。
タマ:「今週の困ったちゃん……あるんかい、そんなの(^^;」
 おでんの具についての未来予想だって。
アキ:「はい」
ハル:「アキヒト」
アキ:「ピザ」
 えっ。食いたくない……それ。
タマ:「おまえ、とろけるじゃんか、それじゃ
ハル:「ピザ入っとん?」
アキ:「もう、そう言うしかなかろう、もう。答え……」
ハル:「そういうね、あのー、ちょっと素に戻って……素に戻って……」
アキ:「反応してもダメ?」
ハル:「ダメ」
 タマちゃんが苦しそうに笑いながら、「助けて〜」と悲鳴あげてます(笑)
アキ:「そうやろう?」
ハル:「アホ。一生懸命考えて、それでダメじゃったら。
    ポルノグラフィティ、いつもそういう姿勢でいきよるじゃん」
 こういう発言聴いてるとハルイチって前向きなんだけど、実際にはダメそうだと思うと
あっさりネタを捨てるのもあなたよね?
アキ:「もう無理じゃもん、そんなもん」
 とぼやいてるアキヒトと裏腹に、タマちゃんが「あっ!」と何かネタを思いついた様子。
アキ:「何?」
タマ:「はい、出ました」
ハル:「んじゃ、わし
 こらこら、追い越しかい(^^;
 ハルイチの案は、ラーメン。
タマ:「それ、普通じゃ……(笑)」
ハル:「なんで、おでん味のラーメンっておいしいかもしれん!
    おでんのつゆ味のラーメンっておいしいかもしれないじゃん!」
 と、わめきまくり、手足をばたばたさせて机を叩きまくるハルイチ。
 あなた、もうすぐ27なんだから…… (この収録時及び放送時にはね)。
タマ:「ドラムじゃ(笑)」
アキ:「そう言いたくなるじゃろ(笑)。そういう反応の時」
ハル:「じゃあ、タマちゃんっ!
 ほら、あっさりと人にふるし。
タマ:「いや、あのね、マジで最近思ったんですけど、あの、バナナを凍らしたら
    すごいうまいの、知っとる?」
アキ:「知っとるよ。昔よう食ったよ」
 うん、食べた食べた。
タマ:「じゃろ? あのカチカチの。逆で、むかずにバナナを。おでんにつけるのよ」
 ハルイチの「それがあったか!」というようないつもの声にならない悲鳴と、
アキヒトの「それいいかもしれん」という応援の元、タマちゃん、さらに自説を展開。
タマ:「中がとろとろになるじゃん? ね。それを……ま、おでんじゃなくてもいいかも
    しれんけど(^^;)。取り出して、それをなんかこうお皿にてゅるてゅる〜と、
    こう出して、チョコレート入れて食べるの」
 チョコレートは入れんでもええんじゃないのという意見もありつつ、でもこれ
なかなか好評。
ハル:「でも、いい、いい線いってると思うよ」
タマ:「あの、風邪とかによさそうじゃん。こう、しんどい時、こう、つるつるっとこう」
アキ:「おでんで? バナナ?(笑)」
ハル:「もうタナセが買いに行きよんじゃろうのぅ
 まーたタナセくんを実験台にしたがるし。
 苦戦しつつも今日の空想タイムも無事(?)終わり……のはずが。
タマ:「あれ? おまえ言った?」
アキ:「言った。ピザって言ったよ」
タマ:「ああ、そうか。それか(^^;」
アキ:「最終結論や、あれが俺の(笑)」
ハル:「こう、ポルノグラフィティが、あの、のたうち苦しむ姿をドキュメントで
    見せるコーナーよね、これ」
 なんて楽しいコーナーなんでしょう(笑)

 『今週のボヤッキー』には、好きな上司が異動になってしまうと知った時の心の中の
ぼやきを送ってくれた方がいます。上司は独身だけど、ちゃんとパートナーとなるべき
人がいたから、好きだという気持ちを自分で排除してたんだね。
 こういうのにコメントするのはすごーく苦手そうな3人。ハガキの内容を自分たちなりに
確認するのが精一杯らしい様子がありありと見えました(^^;
 次の「ディズニーシーのシーはSEAではなくてCだと思っていた」というネタには、
今までのディズニーランドがAで、ディズニーシーがCだったら、Bはどこへ行ったんだ
いう話じゃないかとか言いながら、ハルイチなど自らの持ちネタまで披露してます。
ハル:「わし、昔、因島から出たばっかりで18歳ぐらいん時に、付き合いよった彼女に、
    あの、アニエスb……で、『これね、アニエスビーって読むんじゃないのよ。
    アニエスブーって読むのよ』言われて、22歳ぐらいまでずーっとアニエスブー
    じゃって思いよったよ」
 それって彼女がわざと嘘を教えたのか、はたまた彼女もそう思い込んでいたのか、
どちらなのかが妙に気になるんですけれども(^^;
 最後のハガキは、本当にこれぞぼやきって感じです。
ハル:「『1週間前に返却しなきゃいけないビデオが、まだ手元にある』。
    ……ボヤッキーじゃ」
アキ:「そんだけだったんか」
ハル:「完璧なぼやきじゃん」
 アキヒトは最高で延滞料金10,000円ちょっとくらいを記録したことがあるそうです。
 ちなみにCDを半年間。
タマ:「買えよ、もう」
アキ:「そうじゃろ?」
 そうじゃろ、じゃなくて(^^;
アキ:「ずっと返さないけんなぁ思うとって、3ヶ月とかなったら恥ずかしいじゃん、
    持って行くのが。ま、えっか、このままやり過ごそうかなと思ったけども、
    過ごせるわけないじゃん、そんなもの」
 私の場合、返しに行くの面倒だから買っちゃうんだよね……めんどくさがりだから、
下手したらそれこそ延滞しかねないもん。いや、実際に延滞したことはないけどね、
まだ。だって延滞したら返しに行くの恥ずかしいし(笑)

 本日の『お言葉ですが』は、ウォシュレットの話から始まりました。
 最近ハルイチの家についたウォシュレットは、便座が自動で上げ下げになる
機種だそうで。
ハル:「それって機種によっては近付いただけで上がるとかいうのもあるんじゃけど、
    そ……それぐらい、人間がしようよっていう気分になりました、はい。ま、
    使ってますけど。手で上げた方が全然早いんじゃけどね」
 なんでも機械仕掛けにすりゃいいってもんじゃないと思うわね。機械大好き人間の
私が言っても説得力ないけど。
 ハルイチも、「段々ダメになってくね、人って」と言ってます。でも使ってるのよね?(笑)
 さて、今日は北海道のリスナーさんから方言についてのメールがきております。
 方言って標準語よりあったかい感じを受けませんか?ということですね。
 例えばってことで、『北海道弁には、可愛いっていうことを、めんこいって言ったり
するんです。可愛いって言うよりもっと大きな意味で愛くるしい感じを私は受けるん
です』とメールに書いてありました。
 うん、まさしくそう。私もよくここの文章書く時に使うけどね、「めんこい」って。
ハル:「こういう話題って最近少なかったね。わしらが広島弁使いようても、なんか
    そんな、それはそうなんだ、っていう感じで。デビューした頃はよう言われ
    とったけど」
 ハルイチも最近は因島の友達に「東京弁になった」って言われるらしいです。
ハル:「まあ、わしの、このしゃべり方を、『東京弁になったね』って言う
    友達って、どんな広島弁使いよんじゃろうっていう話なんじゃけどね
    相当広島弁なんじゃろうね」
 名詞とか動詞とか、そういうものを、まわりの人がわかるように標準語になおすこと
ぐらいはいいことだと思うというハルイチ。伝わらない言葉を使っても仕方がないと。
ハル:「地方から来とる奴が、みんな方言使うとったら、方言っておかしくないわけ
    じゃろ? 通じる範囲のね。『なんとかだべ?』って言うたり大丈夫だし、
    うーん……その……使った方がええんじゃないの? 会話が広がるじゃん。
    あ、その方言は九州ですね?とかさ」
 方言は恥ずかしいものじゃないもんね。言葉の新しい発見もあるし、楽しいよね。
ハル:「これまた、どっちでもええ言うたら怒られるんじゃろうけど……わしも東京の、
    他のふたりが東京の奴らじゃったら、絶対東京弁を使うとるじゃろうし、そっちの
    方がコミュニケーションは……その、はかりやすいからね。ただ、他のふたりが
    ……もう……何?くさいくさい因島人じゃけ、あんま東京弁を使う必要も
    ないかなと。思っています」
 まーた、そうやってすぐにふたりのこと言うんだから。
 もう1枚、今度は大阪の方からのメール紹介。
 「恋をすると綺麗になる」という言葉についての考察です。
ハル:「これね、これ、本当。本当。恋をすると綺麗になる。
    これは恋だけではないとは思う」
 ものすごく哀しい、ものすごく嬉しい、ものすごく恋をしている、ものすごく心配だ。
 そういう風に感情がすごく動いている時は、人間って引き締まるというハルイチ。
 人間、感情を忘れちゃいけないってことかな。感情のない時の表情って生気が
ないものね。
 たとえその人がどんなに美人であっても、表情がなきゃ綺麗には見えないもんなぁ。

 今日は『オトヒト』コーナーはお休みで、『ヴォイス』について語る時間となりました。
 とにかくまずは聴いて下さいということで、早速オンエア。
 ネットではラスト10秒ほどでしたが……
アキ:「シングルとしては初めてのバラードですね」
 NYでレコーディングしてきたうちの1曲だそうです。
 バンドでこういうバラードは今珍しいんじゃないかとのこと。
アキ:「ほんでまあ、詞の内容も、えー、ま、今までよりも、(今までの)シングルよりも
    ちょっと内省的な感じで」
ハル:「でかいよ」
アキ:「そうです。ね?」
ハル:「内にでかいよ」
アキ:「うん」
ハル:「月に行くどころの騒ぎじゃないよ
アキ:「どころの騒ぎじゃないね」
ハル:「ヴォイスじゃもん、だって」
アキ:「そうだね、ヴォイスだね」
 そうか、ヴォイスは月に行くどころの騒ぎじゃないんか(笑)
ハル:「これやっぱ難しいの? 歌うの」
アキ:「歌うの? んー……」
ハル:「こういうのって。そのー、早……アキヒトってあれじゃんか。あのー……」
アキ:「まあね。早いの」
ハル:「早いのだとか高い声だとかそういうので言われるけど、やっぱ難しいの?」
アキ:「まあ、その、ま、クオリティがどうか知らんよ。聴いてもらってどう思ってくれるかは
    わからんけども、そのやっぱりね、うーん、例えばデビューして2年前だったら
    歌えてないと思う」
タマ:「ま、ごまかせれんもんね」
アキ:「うん。2年たって、ま、歌、技量とかそういうもんじゃなくて、やっぱり、そのー、
    こんだけの経験をしたからこそ、やっぱ歌えたもんじゃと思うんじゃけどね。
    そうでないと多分歌えんかったんじゃないかなと思うよ」
 だからこそ本間さんもここでこういう曲を提示してきたんだろうしね。
タマ:「じゃけ、すごいシンプルで。こんなにシンプルなんだ。ま、それこそ
    『サボテン』もシンプルだけど。じゃけ、逆に難しいんよね」
ハル:「難しい」
アキ:「難しいよね」
タマ:「演奏するのも歌にしても……じゃけね、ぱっと聴き、『あ。何もしてないじゃん』って
    思うかもしれんかもしれんけど、そう、音としてね。でもね、逆にね、その難しさ」
アキ:「まあ、ひとつひとつの音に、ほんまに魂を込めにゃいけんみたいな話よね」
タマ:「力が入っちゃいけないというか」
 さっきのタマちゃんの言葉じゃないけど、バラードってアップテンポの曲と違って
ごまかしがきかないみたいなことはあるのかもしれないですね。
ハル:「ま、なんとなく……別に被害妄想とかそういうんじゃなくて、地味だねっていう
    とこも、その、タマの言ったようにシンプルじゃけ、今までその、色んな民族楽器
    入ったりなんとか入ったり、なんかこう……」
タマ:「こう、言える感じな」
ハル:「そうそう、言える感じ」
アキ:「音数が多いという風によう言われたけどね、そういう風には」
ハル:「そうじゃなくて、まあ、詞にしても別に、別にそないに難しいこと言うとるわけ
    じゃない。その、難しいことは使うてない。アレンジもオーソドックスなといえば
    オーソドックスかもしれん。そういう言い方ってできるかもしれんけど、けれども、
    ま、そん中に何かをこう、見つけてくれればなと」
 そういうオードソックスな楽曲をきちんとできることが大切なんだと思うよ。

 ……あ。なんか私抜けてる。
 今日のエンディングBGM、イントロをぼけーっと聴いてて、「これって、いい曲
だよなぁ」って思ってて、アキヒトのボーカルが入った拍子に「あ。そうだよ、これ、
『サウダージ』じゃん」って(^^;
 なんの曲か認識せずに聴いてたらしい。ちなみに D tour styleの方です。
 でも久々だね、ここで『サウダージ』は。
 あれ、なんだ、今日はどうしたタマちゃん?
アキ:「ポルノグラフィティがお送りしてきました、限界ポルノラジオ、えー、そろそろ……」
タマ:「そろそろお別れの時間です」
アキ:「ああ、タマが言ってくれた?」
 たまには言ってみたかったのかしら?(笑)
 今日は新曲発表もあったし、11月末からはツアーもあるしということで、また忙しい
日々が続くであろう3人ですが……
アキ:「また僕たち、その、夏の間はちょっとね、ゆっくりさせてもらいましたが、
    またこのエンジンを加速さして、こう、いこうかなというのが、今日あらためて
    発表したわけじゃけども」
タマ:「やるで」
ハル:「年末に向けて。またポルノ尽くし
アキ:「ポルノ尽くしになるようにね」
タマ:「やるで」
 ポルノ尽くし……なんて甘美な響きなんでしょう(笑)

010924 (MON)  限ポル 第117回             update010930 (SUN)

 今日は男の人からの質問。猿をペットにしたらいちばん飼いならせる人?
 うーん……アキヒトは飼いならすっていうより友達感覚っていうか、仲良くなりそう
だし(^^;)、タマちゃんはケンカしそう。飼いならすっていうならハルイチかしら?
 アキヒトは「タマ」って答えてました。
アキ:「なんかすごい服従させそうな気がして。可愛がるんじゃなしに、どうしても
    ああ、この人の言うこときかな生きていけんていう」
タマ:「まあな、どサドじゃけね、わしどっちかというたら
アキ:「そうね、どサドじゃけね」
タマ:「こっの、クソ猿がぁ !?」
 っていう感じにしつけるのね(^^;
 そしてタマちゃんは「アキヒト」と答えてますね。
タマ:「なんか、あの、従兄弟とか、結構付き合うとうまいじゃん。あの、ちっちゃい子」
アキ:「ああ、はいはい。でも猿じゃないぞ?」
 ちっちゃい子と猿がタマちゃん中では似通ってるわけね(笑)
ハル:「猿みたいじゃけども」
 生まれたてはね。
タマ:「新藤、ハルイチはね、犬なんだよね」
 じゃあタマちゃんはどんな動物との付き合いがうまいんでしょーね。
 ……あれ、ところでハルイチは質問になんて答えたんだろう。みんなで一斉に答えた
時に聞こえなかったし、説明もなかった。気になるわぁ。

タマ:「今回ね、あのー、すごいね、なんか俺がしゃべりやすい、なんかちょっとこう、
    地味ーな感じで、こう、楽な感じでね、なんかいっぱい今回きてね、すげー
    やったぁと思ってたりするんだけどね」
 という、『オレタマ』。地味ーな感じのお便りがしゃべりやすいんですか?(^^;
 では1通目。中学2年で5つほどのピアス穴をあけているという女の子から、高校
受験を前にふさいだ方がいいものかどうかというお便り。
 っていうか、親も先生も「受験に響くから」っていう理由でふさげっていうのは
おかしいよなぁ。ふさげっていうなら、もっとしっかりした理由で言うべきだし、普段
放っておいてるなら受験を理由にふさげって言うのも間違ってるでしょ。
タマ:「ああ、これね、今になって思うと、当時ね、あの僕もね、あのー、こう髪の、受験の
    時髪の毛を切ってみたりね、とかね、したりしたけど……あのね、なんかそれより
    やっぱこう、なんだろう。そういうことをやってても、こう、成績が良かったりして?
    なんかそういう人いるじゃん。なんかいたじゃん。いるかな。なんか、なんか余裕
    ぶっこいて悪そうにしてるのに何故か、もう楽勝でそんなのもう気にしない感じの。
    なんかね、そういうのがねカッコいいんじゃないかなと思うんでね。なんか
    いいんじゃない? そのままやってて。落ちたらゴメンね、けど(^^;」
 そんなタマちゃんも昔は乳首にピアス。ハードロッカーの方々がつけてるのを見て、
タマ:「やっぱり、こう、もう、因島で光るには乳首にピアスしかないと思うて」
 で、自分で穴をあけたらしい。なんのこっちゃ(笑)
タマ:「それでまあ、学校行って。裸にライダース着て。んでこう、さりげなくこう、
    『ふんふふーん♪』って歩いて、『おっ、タマ、乳首にピアスあいとるじゃん。
    やるじゃーん!』っていうね、そういういい結果も出たんじゃけど、バイトん時にね、
    壁にね、なんていうか、こう、ひっかかったんですよ。ピアス、その乳首ピアスが。
    ぷんって。で、血がぷわぁっとね、服の中でね、散乱して、あっ、やばいと思うて、
    こう見たらね、見事にこう、途中ぐらいまで裂けてて。んでね、おかげさまでね、
    左乳首だけが今おっきいですわ(笑)」
 完全に若気の至りだったけど、今思うといいかな、だって。
 けど、ピアスってひっかけると痛いよねぇ。前に美容室でブラシか何かひっかけ
られてはずれて飛んでったことがある。あとね、洗い髪をタオルで拭いてる時に
繊維にひっかけたり。ま、さすがにそれで血は出したことないけどさ。
 2通目は11歳の子から。今度ポルノのライヴに高校生のお姉ちゃんと一緒に行く
つもりでいるけれど、親がついてなくても小学生もちゃんと見られるでしょうか?ですって。
 可愛いねぇ。
タマ:「すっげぇ可愛いメールじゃのぅって思うたんよ、これ。なんかいい感じだなと思うて。
    うん、ぜひね、来てほしいんだけど。結構ね、えーとね、前回のねライヴとかもね、
    すっげぇ可愛い子いてね、俺らの名前呼んでくれたりしてね、なんかね、
    心あったまったね、記憶があるんだけど。嬉しいよ、これはほんとに」
 まあ、タマちゃんも言ってるけど、ライヴハウスなら危なさそうだけど、ホールなら
小学生でも大丈夫だよね。

アキ:「えー、こっからの時間は、えー、僕たちをいつも苦しめる、
    えー、『飛び出せ!空想科学少年』の時間です」
ハル:「『空想科学少年』、シリアスなテーマで頑張ってつくった曲なんよね、これ」
アキ:「そうだねぇ」
タマ:「こういう使われ方(笑)」
アキ:「こんなに」
ハル:「このコーナーって、なかなか……おとしいれるよね」
 さあて、今日はまず、未来の学園祭についての空想ですね。
アキ:「いつものパターンでいこうかなぁ」
 で、アキヒト一番手。
 学園祭にゲストとして誰が来るのかが楽しみだったりするよね、ということで。
アキ:「ほんまに、全国の、ね、お金がない大学ってあるじゃないですか。
    なんか色々ね」
ハル:「おまえが行ったとこじゃないとこね
アキ:「そうそうそうそう(笑)。お金が……時計台がロレックスじゃないところ
    みたいなね」
 そんなとこはアキヒトが行ってた大学だけだよ(^^;
 まあ、そんなお金のない大学でも文化を楽しめたらというわけで、バーチャル
システムを全国の大学に設置。それでライヴを楽しむわけだ。
ハル:「なんで、はぁはぁ言うん?」
アキ:「え? なんか別に、オチもなんもないし。笑いもなんもないけ、
    はぁはぁでも言うとこうかなと思うてね」
 そんなに「はぁはぁ」言ってたかしら? 確かに最後の方だけちらっとそんな感じ
だったけど。
 おっ、勢いよくタマちゃんが2番手に名乗りをあげました。
タマ:「あのね! やっぱりね!(笑)」
 勢いよすぎるから(笑)
タマ:「やっぱりね、こう、そういうなんていうんじゃろ、催し物系はね、
    もうこの世に散乱……しす……」
アキ&ハル:「氾濫氾濫」
タマ:「氾濫?(^^;)。散乱?」
ハル:「散乱してどうする」
アキ:「漢字コーナーつくってもらおうか」
 ま、そういう催し物は素人の学生がやっても手作り感はでるけど、それ以上の物は
できないと。
タマ:「そういうのじゃなく、もっとこう、あのー、近い。あの、例えば4年生の校舎と
    1年生の校舎をまったく入れ替えるとか」
ハル:「文化祭なんじゃ?(^^;」
 普段1年生が入っていけないような上級生スペースを開放するんだって。
タマ:「それ、かなり嬉しくない?」
ハル:「あー、なるほどね。わかるよ」
 そして普通は外でやるバンドとか屋台と、屋内の目立たないところでやる文科系の
出し物の場所も交換するということで。
タマ:「笑いはなし」
 今日は真面目に語るコーナーなんでしょうか?
 じゃ、トリのハルイチくんはどうでしょ。
ハル:「あのね、わし、ままごとみたいなのは嫌いなんよね」
 なんでまずいたこ焼きを食わなきゃいけないんだ、てなわけで、
ハル:「もっとね、こう、プロフェッショナルでいこう。まず、模擬店出したい奴は、
    すべて貧乏大……『貧乏脱出大作戦』に出る。そういうやつあるじゃん。
    まずあれに出て、あの、局のお金でまず、こう、店構えをちゃんとしてもらえ」
 ガチンコの佐野さんにラーメン道も叩き込んでもらうと。
 プロレス研究会の人たちはアニマル浜口に弟子入りし、運営委員会の皆さんは
石原慎太郎知事に、どうやったら儲かるかを伝授してもらう。
ハル:「別に文化祭なんじゃけ、カジノやりゃええじゃないか。2階の校舎で」
 とにかくすべてプロフェッショナルでいこうというハルイチ。
 総合プロデューサーでテリー伊藤も来るってさ(笑)
アキ:「もう1通、じゃあ」
タマ:「え、まだやるの?」
アキ:「もう1通いくそうです。曲、8分ぐらいの曲かけりゃ、これ時間なくなるのにの
 そのためにじゃあ8分ぐらいの曲つくらなきゃね。
 2通目は未来には自動で動くどんなものがあるのでしょうかというお題です。
ハル:「絶対人間はね、怠惰な方怠惰な方にいくけね」
 アキヒトがまたもや1番手。
 未来には自分の嫌なとこをなおす機械ができるのだとか。でもどうやって?
アキ:「貧乏ゆすりしとったら、もうそれはもう身体に大リーグ養成ギプスみたいなの
    ついとって、例えばもう貧乏ゆすりしたら、もうそれを完璧に止めてくれる。
    その分だけなんかこう、痛い思いをするとか、こう、叱咤、叱咤される」
ハル:「叱咤激励される」
アキ:「うん。アホ!っていうようなそういうこと、ムカツクようなことを言われるような機械」
 お題と微妙にずれてる気もしますが。
ハル:「なんで、なんでその、空想タイムスタートの時点からあきらめてんの?
アキ:「いやいやいやいや、これもう勢いでいかないけんと思うてね」
 勢いでいかないけんと思う時点である意味諦めてるよね(笑)
 さて、2番手はタマちゃん。
タマ:「これ、真面目な話。あのー、機械ね。あのー、やっぱりこう、俺らこう仕事
    しよって、どの仕事もやっぱ大事だとは思うんだけど、あのー、どうしても
    時間が。時間が。こう、足りない時ってあるじゃん。例えばまあ、曲つく……り
    よる途中で、『ああ、もう行かにゃいけん』みたいな」
 そんな時にコピーロボット。
 それって鼻をぴっと押すやつかしら?(笑)
タマ:「あの、それは全部、コンピュータで設定するん。自分を。トークはできん
ハル:「トークできんのじゃ?」
タマ:「トークはあまり……」
ハル:「あ、もしかしたらおまえが全然しゃべってない時は
    コピーロボットかもしれんのじゃ?

 そうか、テレビでタマちゃんがあまりしゃべってないのってコピーロボットだから
だったんだ(笑)
タマ:「言い方古いけど、ファ、ファジーな感じじゃないんよね。やっぱこう全部設定して、
    やって打ち込んだことしかできんのじゃけど、それはちゃんとやってくれる」
ハル:「なんで空想タイムなのに、そんな現、ちょっと現実的な設定を入れ込み
    よんのじゃ」
タマ:「なんかもう全然思いつかんかった」
アキ:「コピーロボットでいいじゃん。それ藤子不二雄が考えとるし」
タマ:「あと、もう犬缶しか思いつかんかった(^^;」
 出た、犬缶〜(笑)
アキ:「出た。またカレンダー見て犬缶。自動犬缶。なんのことかわからんけどね」
 最後にハルイチの空想タイム。
ハル:「あるじゃん。も、すごいほんとのもん言うてもええ? 自動リモコン探索機」
アキ:「ああ。それは思うね」
 ものすごい数のリモコンが家にあるじゃん、というハルイチ。確かにそうだけど……
 いつも思うんですが、なんであなた方はそんなにリモコン見当たらなくさせるんですか?
ハル:「これ、これ1時間しゃべってみる?」
アキ:「いや、いけるね、ほんまに」
 というハルイチとアキヒトはさておき、
タマ:「ほんまね、リモコン最近見つけるコツ見つけたん」
 とタマちゃんが何やら画期的発見をしたらしい発言。
ハル:「うっそ」
タマ:「ほんま」
ハル:「それすごいよ」
 すごいね。どういう方法かしら?
タマ:「あの、冷静に、『あれ? リモコンどこいった?』って言いよる時点じゃなかなか
    見つからんのよ。もう腹たって、『おんどりゃー! おまえ、どこあるんじゃおら !?』って
    ばーんっとちょっと暴れるんよ。そしたら、カタッ、って落ちてくる(笑)」
アキ:「布団の中にくるまっとったり、そういうことやね」
 なーるほど。その「暴れる」には確かに一理ある。
 ハルイチが、なんでリモコンをここに置いてるんだろうっていう時あるよねと言って
ますが、あれって無意識にどっか置いてるんだよね。
ハル:「あの、人間ってね、すごく一個のことに集中したら一個なんじゃろうね。
    そのリモコンを持ってテレビを変えながら、『あっ、あそこの台所の上に、
    あの、本がある』。料理の本かなんか。それを取りに行って、その次の日から
    リモコンがないんよ。やっぱそこにあるんよ」
アキ:「なるほどね。置き換えとんじゃね」
ハル:「なんで、なんでわしここにテレビのリモコン置いとんじゃろう、いうぐらい
    高いとこにおったんよね」
 かと思えばアキヒトもこんなネタを。
アキ:「昔もうちっちゃい頃ね、リモコンどこ探してもないんよ。ないないって言いよったら
    父ちゃん帰って来たらカバン中、今日も電卓と間違えて持ってっちゃったって」
 この話、タマちゃんにはかなり作り話っぽく聞こえたらしいです。まあねぇ(笑)
タマ:「おまえねぇ、心がない
アキ:「いや、ほんまによ。ほんまの話よ」
タマ:「ラジオ向き過ぎる」
 しかし本当の本当にマジな話らしい。さすがはアキヒトの父ちゃん。
アキ:「いやぁ、よかった。取り返したかな、これで」
タマ:「(ラジオに)魂売っとんか思うた」
 アキヒトの場合、確かに売ってる感はあるけれども(^^;    

 今週もぼやきまくりのハガキが届いております。
 最近家族が、私がお風呂に入っている間に行き先も告げずでかけてしまうのは
何故でしょう?というもの。なんでだろうね? それは不思議だ。
 今日彼と一緒に『サボテン』聴いてたら、彼が私の足をさわって「サボテン」って
言ったって、それは彼氏も遠慮ないなぁ。しゃーないじゃんな、処理した数日後は
ちくちくになるんだもん。
 レコードショップへ行ったら、『アゲハ蝶』の紹介文に 「アキノリのハスキーボイスで
滑舌のいい歌声は頭から離れません」と書いてあったという知らせも届いています。
 ……アキノリって誰?(^^;
 このメールをくれた人は、店員さんに言おうかと思ったけど勇気がなくて言えなかった
そうな。
アキ:「言うてくれりゃええじゃんね。そんなのね。簡単な話じゃ」
 そんな、小さーく呟くようにぼやかないで下さいまし(笑)

 おや?
 『お言葉ですが』の時間なのに、いつもの風流なSEがない。
ハル:「さようなら。昨日までの俺。こんにちは。新しい俺。今日はハルイチバースディ
    記念を、バースディを記念して、スタッフ一同、プレゼントを買って来てくれましたー」
 拍手拍手。
 遠くから、「自分でさよなら言うな」っていうタマちゃんのつっこみが聴こえてますが(笑)
ハル:「っていうか、この進行は自分なんじゃ? この、パーティーなのに(笑)
    じゃあここでハルイチさんに挨拶してもらいましょうっていうフリじゃないんじゃ?」
 ということで、進行はやはりハルイチが続けます。
 スタッフ総勢6名様がそれぞれ1,000円分のバースディプレゼントを用意してくれてる
らしい。
ハル:「ここまでは、まあ、まともなんですけれども。ま、これが全部もらえるとは
    限らないっていうのがま、予想のつくところで」
 うん、絶対にそれをもらって「おめでとう」で終わるわけがないとリスナーも皆
思ってるはず。
 ハルイチの目の前に6本のろうそくが縦に並んでいるそうで、それを一度に
何本吹き消せるかでもらえるプレゼントの数が決まるようです。
ハル:「っていうか、(ダメだった場合)もらえんかったわしもちょっと淋しいけど、
    1,000円分で買って来てくれた、それを渡せんかったのもどちらかというと
    哀しいんじゃないか?」
 多分、渡せなかった時は自分で使えるようなもの買って来てるんじゃないの?(笑)
ハル:「じゃあ、やってもいいのか? ものすごくあっさりと終わるぞ、このコーナー
 体勢を整えて、思いっきり息を吸って……ろうそくに息を吹きかけたんだけど。
 あれ? みんなの笑い声が。
ハル:「え、こんなこともあんの?」
タマ:「ずれとんのよ」
ハル:「えーと、4つ。けど、いちばん奥のろうそくが消えたのに、その手前が
    ついとったり、4つめは消えとんのに、その手前の3つめがついとったり。
    そんなこともあるんじゃね」
 ま、とにかく、4つプレゼントがもらえるんだね。
ハル:「えっと、誰からもらえるか、僕が決めれるらしいんですけど、これは人間関係、
    大人社会に、あのー、ヒビを入れる……企画かなと。思います」
 でも選ばなきゃいけないので、ハルイチ色々と考えてます。
ハル:「まあ、テープまわしてもらえなかったらいけないので、まずタニワキさんから
    いただくでしょ。で、Sonyのイクタさん。これはまあ、レコード会社として
    1,000円分買うてこいとは言うとるけれども、ま、多分、どーんとでかい花輪か
    なんか来るんじゃないかなと。タナセからもらわなくても多分、後、この後
    移動する車ん中で『くれやぁ!って言うたらくれそうなのでー。『おまえ
    くれやぁ! ええじゃんか!』って言うたらくれそうなので、タナセからは
    いらないですー。えーと、ということで、もうひとりのマネージャー、タナベさんも
    『ちょうだいや!』って言うたらくれるかもしれないので。多分煙草だと思いますね。
    えーと……だから後は? アソウさん。これはね、オチとして絶対ね、いいの
    買うてきとるはずで。鼻に入れたピーナッツですとか、なんかそういうの絶対、
    絶対やるで。で、ナカジマさん。はい、下さい」
 アキヒトが、「ほんまにあるんじゃ?」って驚いてます。ちゃんとみんな用意して
きてるんだね。
 「時間の都合上」、包みを乱暴に開けるハルイチくんの背後で、タマちゃんが「あれ、
わしの誕生日の時にこんなのあったっけ?」って、今さらな疑問を提唱しております(笑)
ハル:「おまえ、ヘッドホンもろうたやないか」
タマ:「あ、そうか」
アキ:「それ、去年の話じゃないか?
タマ:「ああ、ほんまよぉ、おまえ」
ハル:「今年もなんかあったはずよ」
 で、タマちゃんが「あ、今年ね」って言ってるけど、その後聴きとれない……だって
ハルイチ以外は遠くで話してるんだもん。今年はなんだったん???
 プレゼントは備長炭&ヒノキのアロマオイル、インド(シルクロード)の湯……ときて、
イクタさんからのプレゼントであるシュレッダーを見たタマちゃん。
タマ:「あ、これいい。くれ
ハル:「嫌よぉ!」
タマ:「くれ」
 タマちゃんタマちゃん(^^;
 で、残るアソウさんからのは……なんだったんでしょ。アイデア商品売ってる店で
買って来てくれたらしいんだけど……ハルイチってば開けた瞬間、「ということで、
あの……アソウさんからもいただきました」って、皆の笑い声の中、コーナーを
終わらせるべく挨拶に入ったもんさ。
ハル:「今年27歳の新藤晴一も頑張っていこうと思います。
    そろそろ年齢的にもサバを読んでいこうかなと思……思っています(笑)」
 その背後で「しょうもな……」って苦笑してるアキヒトの声が。
 アソウさんからのプレゼント、一体なんだったんだろう……

 『オトヒト』コーナーはアキヒトの近況報告から始まりました。
アキ:「これあのー、別にラジオの、で、言ったからっていって、
    別に約束でもなんでもないんですけども」
 あ。あれか。
アキ:「僕、あの、禁煙しまして。禁煙始めたんですよ」
 約束でもなんでもないから、もしもまた吸い始めても文句言わんといてよって
念を押してから禁煙に至ったきっかけを話してます。
 あれ、「やっと1日がたったとこ」? ってことは、これ、放送日の4、5日前に
収録してるんだね。
 さて、ではお便り紹介へ。
 自分が好きになるアーティストは大抵まわりの皆とずれているので、友達と話が
合わずに淋しいというハガキです。このリスナーさんは小学生の頃にゴダイゴや、
サイモン&ガーファンクルを聴いていたそうで……それは渋いっすね。
 まあ、こういう小さい頃の音楽の嗜好は家庭環境によるところが大きいんじゃ
ないかとアキヒトは言ってます。
アキ:「あの、僕の場合はね、全然家庭……うちのまあ、両親というかが、全然
    音楽を聴くような家ではなかったので、あのー、どっちかと言うたらね、
    やっぱりこう自分で情報収集をしようとした? で、まあ、それはやっぱり
    友達であったり、こう、姉であったり、こう、雑誌であったりするわけで、
    あんまりね、みんなとそれがずれたもの? 特にマニアックなものとかって
    いうことをね、僕はチョイスせんかったんよね」
 まあ、情報収集先が友達やお姉ちゃんや雑誌だったら、そんなにまわりとずれる
ことはないだろうね。
 アキヒトは、人と違う音楽を好むことを、自分はこれが好きなんだと誇りに思って
いいんじゃないかとアドバイス。うん、今は無理でも、将来絶対に自分のその嗜好を
良かったと思えるだろうと思うね。
アキ:「でもなぁ。ほんまに俺は小学校の頃、まあ、ベストテン、ベストテンとかを
    こう、テレビをラジカセで、こう、録音しとったようなね、『姉ちゃんちょっと
    静かにしてよ』みたいな感じでこう、ガチャってやって録りよったような人間
    じゃけね、結構まあそういう意味ではメジャー嗜好な人間ですね、僕はね」
 いっやあ、懐かしいっ(><)
 私もやったぁ、それ。テレビの前にラジカセ持ってって録音するの。ケーブルとか
つなぐんじゃなくて、マイク録音するのよね。「みんな、絶対静かにしててよっ」って
家族に厳命して(笑)。今思い出すと微笑ましい話やな。

 さて、エンディング。
アキ:「あの、結局アソウちゃんのプレゼントはなんじゃったん?
    もう公表するも、にも、値せんようなもんじゃったの?」
ハル:「どういや、どういう……説明しにくいし」
アキ:「あ。オチつけてなかったんじゃ、逆に。そりゃ残念じゃね」
タマ:「本気、本気か」
アキ:「アソウちゃん、自分の位置をまだわかってないじゃろ?
    オチの位置なんだから」
タマ:「にぶっちゃったね」
アキ:「そうだねぇ」
ハル:「にぶっちゃったね。もういや、そろそろ世代交代かなぁ
 アソウさん本人は、もし選ばれなくても自分で使えるからこれ買っちゃったと
申してたそうなんですが。ああ、こういう企画の場合、やっぱりそうやって選ぶよね(笑)
ハル:「ああ、なんかもう(ラジオに)身をささげてないもんね」
アキ:「身をささげてない。魂を売ってくれやぁ、もう」
タマ:「ひょっとして自分が欲しかった(笑)」
アキ:「そう。もっと魂売ってくれぇ、ほんま」
 別にプレゼント自体が嬉しくなかったわけじゃないというハルイチ。とにかく
アソウさんにオチとしての役割を果たしてもらえなかったのが悔しいみたいです。
ハル:「みんなが4番バッターじゃったら……優勝できんのよ?」
アキ:「ほんまよ」
タマ:「長い説教じゃ(笑)」
 アソウさんにぜひお会いしてみたいと、限ポル聴いてたらいっつも思います。
 一体どういう方なのかしら。