いちばんタナセくんをこき使ってるのは誰ですか?という質問がきてます。
しかし、この質問した彼女、「ポルノグラフティ」って言ってるように聴こえる……と
思ってたら、案の定質問の最中に「フィ」っていうつっこみがアキヒトから入ってる(笑)
さて、質問の内容に対してはというと、
アキ:「こきなんか使ってないもんね」
ハル:「誰も使ってないよね」
アキ:「使ってない」
で、せーので答えは……ハルイチとタマちゃんが「アキヒト」と(笑)
アキ:「あ、俺かい?(^^;」
なんでも、買い物によく付き合ってもらってるらしい。
タマ:「ま、こきっちゅーか、ま、自分で行けよな、っていう」
アキ:「まーねぇ(笑)。ひとりで買い物、よう行かんもん、俺」
ハル:「わしもこき使いたいんじゃけど、こき使われてくれんのよ」
アキ:「あ、そうなん?」
ハル:「あっちの、あっちの席の女の子に声かけてこいって言うのに、
『ははは〜』って笑ってごまかすんじゃ」
アキ:「ああ、そう。それはこき使われなきゃいかんの、タナセも」
こういう時、ハルイチがつくるネタは面白いやね、いつも。
……ほんとの話だったらどうしよう(笑)
さて、ジャパンツアーも残すところ、あと15本。
あっという間だねって言ってます。
100本くらいしたいね、っていうハルイチとタマちゃんに、アキヒトは「そんなこと
言うて大丈夫か?」と、ちょっと弱気な発言(笑)
ハル:「50連泊とかしたいね」
アキ:「したくね〜、50連泊」
連泊だって言ってるのに、「けど、まめに1週間置きに東京帰る」とか言っちゃう
タマちゃん。だから連泊なんだってば(汗)
ハルイチは、50連泊の時にはマンション解約するから言うてね、だって。
51日目に帰ってきた時どうするん(笑)
『限界キーワード』担当、本日はタマちゃん。
キーワードは「イメージ」。
人が自分に対して抱いているイメージを壊すべきか壊さざるべきかということですね。
イメージというものは抽象的で曖昧だから、実績を残す方がいいというタマちゃん。
自分がいい方にいきたいなら、イメージも勝手によいものになっていくだろうと。
タマ:「だから、結局そういう抽象的なことにとらわれるんじゃなくて、やっぱ内容でさ。
ま、実績残したりだとか、ま、具体的に言うとね。そういう、ま、こととか、
あんまり非常識的なことを、で、その、自分をつくっていくと、やっぱね、
足元見られるっていうか。うん、結局人と人じゃけ。んーとー、その、あまりに
おかしいことはね、まかりとおらないんじゃ、ではないかなと思います。
だから、あんまり気にしない方がいいんではないかと思います」
あまり人が自分に見ている虚像を貫き通す必要もないよね。
それは最終的に自分自身になんの得にもならんもんね。
本当の自分はこんな人なんだっていうのを見せて、相手にそれを受け入れて
もらえたらなら、きっともっといい人間関係が築けるだろうし。
続けて『オレ、タマ』。
タマちゃんはツアー前半、お気に入りの一着をずーっと着続けていたそうな。
衣装さんに「大概にして下さい」って泣きいれられるほど(笑)
タマ:「普通の黒いシャツなんじゃけど、なんかね、もうよれよれになったんよ。
ちょっと俺を象徴してるかなと思って面白かったんで、ちょっと
しゃべってみました」
シャツはいざとなったら替えられるけどね、身体は替えきかないからな(^^;
今日のハガキ1枚目は「相手に与えるインパクト」について。
自分たちも色んな意味で、印象を残さなきゃというんで頑張ってきたとこがあるけど、
一発芸的なインパクトは多分必要ないね、というタマちゃん。
タマ:「ま、その内容にもよるだろうけど、あのね、俺もね、結構後悔することあるのよ。
わぁ、そんな調子にのってさ、別にそんな面白兄ちゃん、せん、なこと、せんでも
ええじゃん思うのね、思わずやってしもうたりしてね、それをやることによってね、
すごいね、なんかね、違ったね、なんか残念な印象を与えてしもうたりね、
わぁ、わし、そう、そんなんやりたかったわけじゃない、っていうね。とかね、
思ったりもしたり、こう、しなかったり……いや、したり」
最近、タマちゃんは「インパクト」に興味がないそうだ。
次のハガキは、「浮気」について。
そのハガキによると広島県民は日本一浮気を許さない県だとテレビで言っていた
そうな。
タマ:「あのね、もう、俺も大概大人じゃけ、ちょっと大人な意見をすると……
浮気はね、すればいいよ。ほんとに。あの、したかったら。したかったら
すればいい、ほんとに。それで、あのね、ダメになる、なるならなっても
いいと思うし、それで本当にそれで気がつく、ことが多分大事だと思うのよ。
そのー、ほんとに好きかだとかさ、なんで好きなんだろうとかさ、そのー、
俺も今いちまだわかってないとこは多いんだけど、あのね、それでまあ、
相手を傷つけることもあるし、傷つけられることもあるし……んー、けどね、
んー、若いうちはいいんじゃないかな、した方が、多分。それで本当に大人に
なってね、あんまりね、おっさんになってするのは、俺はどうかとも思うけど、
うん、ただ単純にやりたいとか、そういうのはあんまり俺も好きではないけど、
うーん、だから、うーん、その、気付くまではやってもいいと思います。それが
広島県民だろうが何県民だろうが」
浮気しなきゃ大事な存在にも気付けんのかい(‐‐;
……っちゅーつっこみは一応しておきたいね。
まあ、浮気してダメになるならなっただし、逆に雨降って地固まるっていうことわざも
あるし、それは、ま、そうなんだけどね。
本気なら仕方ないけど、浮気は嫌だっていう人もいるし、一方、浮気なら許すけど
本気なら困るっていう人もいるだろうし。
うーん……難しいし、これは人それぞれなんだけど。
ただ、「したかったらすればいい」っていうのはちょっと……言葉のあやかも
しれないけど、私はね、好きじゃないです。
恋人以外の人を好きになっちゃって、それが浮気になるか本気になるかって
いう話ならわかるんだけどさ。
さ、『飛び出せ!空想科学少年』の時間です。
まずは「未来の寝具」についてですって。
ハルイチの予想では、ウォーターベッドの進化系で、未来では水の中で
寝るようになるとのことです。
タマ:「けど、いちいち濡れるじゃん」
アキ:「ふやけるんじゃないの?」
ハル:「ふやけんふやけん。そういう、ふやけ……」
タマ:「流されるんじゃないの」
ハル:「え? いや、違う違う違う」
タマ:「岸に」
一体それ、どこで寝てるんじゃ(笑)
ハルイチが言うには、水槽に適温の水か生理食塩水を入れて、マスクして
その中に浮いて寝るとか。
アキ:「あ、羊水と一緒か」
濡れずにふやけずに苦しくなくて眠れるなら、気持ちはよさそうだけど。
ハル:「かしけーと思わんか、わし?」
また自画自賛しとるよ、この御方は(^^;
アキ:「なるほど」
ハル:「思わんか」
アキ:「いや(^^;」
爆笑してます、皆様(笑)
これがほんとのウォーターベッドだってさ。
ハル:「終わらしてもらうわ」
気持ちはよさそうだけど、というふたりに、ハルイチが逆切れしてます。
ハル:「じゃあ、言うてみいの、おまえら」
で、アキヒトの空想タイムに入ります。
気持ちよく寝るんも大切、気持ちよく起きるんも大切、というアキヒトに、
ハルイチからつっこみが。
ハル:「またおまえ、いつも手出てくるよ、なんかの」
アキ:「あ、同じ方向じゃ(^^;」
大体パターンが一定化してるってことね。
機械ついててっていう……そんな感じかしら?
てなわけで、アキヒトが言うには、ベッドにコンピュータがついてて、快適に
眠れる状況をつくってくれるスイッチがついてるそうな。
なるほど、いつものアキヒトのパターンね、これは確かに(笑)
朝も、どう起こして欲しいかという設定ができるとかで、
アキ:「例えばこう、設定しとって、じゃ、明日はベッドを半分に折れて
はさまれるとかっていう起き方?」
これ、ハルイチにはヒットみたい(笑)
ハル:「ああ、面白いかもしれん。ありがとう」
アキ:「朝から焼肉を食わされるとか。すごい起きれそうじゃん?」
いや、きついよ、それ。
ハル:「わしの(アイディア)が帳消しになった〜」
そうかな?(^^;
最後はタマちゃん。
タマ:「あのね、これも俺の、まあ、俺はもう、すごい先取りしとったね」
5年前、住んでた6畳くらいのアパートの荷物を全部どけて、部屋中に
布団敷いて、そこで10何人で寝たりしたんですって。それが未来に必要な
ことらしい。アナログ的なコミュニケーションが少なくなってきてるからこそ、
そういう人と人ってのが必要だとタマちゃんは説いてます。
タマ:「で、朝起きたら、わしがひとりぼっちになっとって、『あれ? みんな
いつの間に帰っとったん?』ていう、あの切なさを味わう」
アキ:「人間とはいいもんだっていう……」
タマ:「あれ、ほんま淋しかった、わし」
そりゃ淋しいわねぇ。10何人もいたのに、ひとりにされてたら。
ハル:「まあ、結論としては、ポルノグラフィティは、この課題には
クリアできんかったっていう」
敗北宣言(笑)
じゃあ次のお題。「未来のラーメンの具」について。
とりあえず、目新しい具ってなんだろうと話してる3人。
リスナーさんのハガキには、ラーメン大好きなタナセくんの意見も聞きたいと
書いてありまして、久々にタナセくん登場とあいなりました。
彼はツアー中、ほぼ毎日のようにラーメン食べてるらしいです。
ハル:「一言言うて、このコーナーしめさせてくれ」
タマ:「こいつは、じゃけ、タナセはラーメンのことに関したら、ほんまにね、
ちょっと尋常じゃないくらい好きだから」
今、目新しい具は何?と訊くアキヒト。困るタナセくん。
タマ:「別にタナセ、そういうの求めとるんじゃないもん。ほんとにおいしい
ラーメンを求めてるっていう」
アキ:「ああ、そう。じゃあこれ、呼んだの間違いじゃ」
タマ:「いや、違う違う。じゃけ、考えてもらうんじゃ」
フルーツでラーメンに合うのは?というハルイチの言葉に、さくらんぼは
ラーメンに絶対合わないと言い切るタナセくん。
でも梅干は合うらしい。
ハル:「でも、それじゃね、未来ではね、大繁盛せんわ」
もっと斬新なものはということで、チョコレートは?というハルイチ。
タナセ:「あの、牛乳だったら合いそうですよね」
で、ピノは?と訊くハルイチ。そういう商品名って出してもいいん?
タナセ:「それはもう、逆にこう、ピノの中に麺入れたりして」
すごいアイディアだ(^^;)。しかし食べたくはない。
タナセくん個人で、ラーメンに何か希望はある?と尋ねるタマちゃん。
タマ:「おまえ、愛しすぎとるけ、もう近づきすぎてわからんのやろ」
タナセ:「それはあるかもしれない」
ハル:「愛は盲目みたいなもんか?」
タナセ:「そうですね、もう許してしまう感じ。全部許してしまう感じ」
そう言ってるタナセくんの後ろで、「ピノはええかもしれんな」とひとりごちてる
アキヒト。それってラーメンの中にピノ? それともピノの中に麺?
ハルイチが、放送終わるまでに、コンビニでピノとカップラーメン買って来て
おいしいかどうかやりよるか、と言ってます。それはやっぱタナセくんが試すの?
アキヒトはマヨネーズを提案。
そしてハルイチがもっと斬新なものをと、パイの実を提案。……ううむ。
ハル:「あの、パイんとこがスープ吸ってうまいかもしれん。パイの実で
やってみて、ちょっと」
アキ:「パイの実いいかもしれん。第一候補、パイの実」
タマ:「いや、ほんま、ちょっとパリパリと、それがふやける感じ」
アキ:「そう、ええかもしれん」
ハル:「で、かんだら……」
タナセ:「後のせサクサクみたいな……」
そして中には溶けかけたチョコレート?
お知らせの後は、アキヒトが早口言葉か。
「中卒魔術師手術中」を3回。
………………全然言えてねぇ(^^;
いや、私も言えないけどさ。
アキ:「こんなの言えるわけないじゃん、俺に」
しゃべるとかむが歌うと滑舌抜群、てのは、もう彼の売り文句(?)だからな。
メロディつけて歌にしたら案外言えるんじゃない?
アキ:「いや、でもこれ、なんでなんじゃと思う、かむのって。どうしてなの、
かむっていう。これ、口の機能がどっかおかしかったりするの?」
タマ:「違う、やっぱりテンションあげて、その、やっぱりこう、高いところで
話すけ……」
アキ:「で、かむんじゃ」
テレビやラジオだっていうんで、ちゃんとしゃべろうと意識するから、
余計にかんじゃうんだろうね、きっと。
タマ:「うん。家で絶対かまんじゃん」
アキ:「かむ」
即答だったね、今(^^;
アキ:「かむんよ」
タマ:「あ、ほんま?」
アキ:「うん、ひどいじゃろ」
ハル:「『ちょっとお風呂にお湯……入……ああっ(涙)、お湯入れて』いうの」
アキ:「ある。ほんまにある。えらいことです」
なおす方法があったら、教えて欲しいそうです(^^;
『飛ぶ鳥跡を濁さず』……広島の平和公園のハトは、跡を濁してくそうな(笑)
さあて、今日の『お言葉ですが』。
まずはポルノの歌詞における、男の人の一人称の使い分けについての質問。
僕とか俺とかオレとかね。
ハル:「なんかニュアンスが違うじゃん」
『俺』は強そうなんだって。
ハル:「わしは、自分のこと『わし』って言うのね。アキヒトは『俺』って言うかな。
タマは『わっしゃあ』って言うわな……は、嘘やけどね」
うん、ハルイチは大抵「わし」って言うね。
ハルイチは『僕』っていう方が自分の感覚に近く、『俺』は強がってる感じだそう。
歌詞を書く際には、一人称二人称の使い方で人物関係の設定に関する情報を
入れる事ができるから、選択は慎重にしているそうです。語尾もそうなんだって。
次に、「切ない」という言葉の意味についての質問。
英語にはこれに相当する単語がないとか。
ハル:「『切ない』は使うね。なんじゃろうね。『切ない』ってなんじゃろうね」
ハルイチの感情は、肺の間のちょっとした場所の下から(心臓でもハートでも
ないところだそうだ)、何か分泌物が出てくるんですって。
ハル:「この液体を元に歌詞を書こうとかさ……絶対伝わらんと思うけど」
あのね、あのね、なんとなくわかる。
私はね、こう、ちょうど胸の谷間あたり。ど真ん中。その辺。
で、液体っていうか気体っていうか……その中間っぽいものが分泌されて、
身体中にいきわたる感じがしますね。
ハル:「どんな時切ない? エロビデオ見た後? またひとりで。
切ないね……これも切ないねぇ」
そりゃそれは確かに切ないだろうが。
言葉っていうのは説明しにくいし、完全に説明できるものではないということで、
次のような例え話をハルイチは始めました。
私も時々考えることではあるけれど。
ハル:「みんな、青って言うたら、青って指すじゃん。青ってどの色って色の中で
言うたら、これが青って、みんな大体指すじゃん。ね。それが、僕と、例えば
アソウさんが同じ色……って見よるかどうかわからんのね。アソウさんは
ほんとは赤って、赤色に見えとんじゃけど、昔からその赤い色が青って
呼ばれとって、僕の言うね。意味わかるかな。ハルイチの言う青と、
アソウさんの言う青が実際頭の中で同じ色に見えとるかどうかわからんのね。
ね。昔からアソウさんが赤い色のことを青って世の中的には言われよったけ、
青じゃ、青って言うけど……わかるかなぁ? この難しい、絶対人と、人と
同じ感覚かどうかわからん、優しい感覚っても、その……なんか、優しい
気持ちになったとかいう気持ちが絶対人と一緒なわけがないから……ね」
ため息ついてます。
「切ない」についてはまた考えておくとのこと。
ああ、やっぱりこのコーナー好きです。
人の(この場合はハルイチだけど)考えてる、言葉についての「感覚」ってものを
聞けるから、興味深いです。
ラスト、『オトヒト』。
今日もリスナーのハガキ紹介からです。
文化祭でのライヴで、最初2曲がバラードだったので、3曲目でハードロックがきても
客として今いちノリきれなかったというエピソードで、ライヴは曲の流れで人の心を
つかんでいくことも大事ですよね、というハガキでした。
アキ:「あるでー、俺らも失敗したこと」
大阪時代、マンネリを打破したくて、1曲目バラードではじまるとか、アキヒトの
アカペラではじまるとか、そういうライヴをしたことがあったそうな。
アキ:「そらぁね、結末はね、ひどいもんですよ。やっぱりね、お客さんはね、こうまあ
もちろんそういうフックをきかせることもいいんだけども、やっぱお客さんはね、
楽しみにしとんだって。はじめ、うわーっときて欲しいみたいな。そういう
登場感みたいのが欲しいわけじゃけね、やっぱりこういうお祭り、文化祭でね、
バラードからはじまるんはね、僕はないと思う。ねぇ」
アキヒトはライヴを生で見たことがあまりないそうです。
お金もなかったし、広島市等へなかなか見に行く機会がなかったとか。
テレビで見て印象に残っているのは、マドンナ。アキヒトが中学生の頃ですって。
アキ:「やっぱ、つくり方? もうやっぱ、きめこまやかに、もう全部のパートが
ちゃんとしっかりつくられてるという。ダンサーの人が20人も30人もおったり、
あの、マドンナとね、例えば曲によって、そういうセクシーな、例えばセックスの
歌を歌う時にはダンサーとマドンナの絡みがやらしいやらしい」
……何故そこだけ、やたらと強調した巻き舌でしゃべるんですか、アナタ(汗)
アキ:「そういうね、やらしい人格になってマドンナが歌うわけ。で、またでも違う曲、
例えば『マテリアル・ガール』っていうね、多分『マテリアル・ガール』っていう
意味は、こう、素の女の子の気持ちみたいな、素の女の子みたいな意味だと
思うんですけど、そうなったらマドンナ、ころっと人格が代わって、今度はね
おどけたすごい可愛い女の子になったりね。とにかく見ていて、とにかく
飽きない、こうライヴをね、こう僕はまあ、あれはまあ、強烈に覚えてます」
もうひとつは、GUNS N'ROSESの東京ドームライヴ。
こちら、アクセルはマドンナと違って人格は常にひとつ。
「ロックスター」なのだそうだ。
アキ:「例えば靴紐がほどけて、それを結ぶ姿までロックスターなんですよ。
普通、カッコ悪いじゃん? ライヴ中に靴紐がほどけて。俺はあわてふためくわ、
絶対。それをアクセルはね、『Sorry』って言いながら、こう結ぶんよねぇ。
これはカッコよかった」
そういったアーティストたちに影響されたものが、今のライヴにそのまま表現できて
いるわけじゃないけれど、やはり鮮明に今でも残ってるんだそうです。
アキ:「はい、ということで時間はいいかな!? ……ギリだぜ!俺の精神力は。
オッケーか!? 今日はハルイチくんがディレクターを向こうでしてくれて
ますけどもね」
なんか4月にリニューアルしてすでに一月以上たちますが、ソロコーナーが増えた分、
近頃はみんな、自分のコーナー以外の時も色々と楽しんでる感じがしますね。
うわ、タナセくんがほんとにパイの実をカップラーメンに入れて試してる……
いや、試させられてる(^^;
アキ:「中のチョコが溶けてうまいんじゃろうなぁ。とろけて」
ハル:「もうちょっと入れれや、そんなもん。何そんな……」
アキ:「ほんま、もっと入れれ。1個で足りるか、そんなもの」
ハル:「パイの実がうまいんじゃない、ラーメンがうまいかどうかっていう……」
食べるのタナセくんだからって、好き勝手なこと言ってるな(^^;
メンバーが番組からのお知らせしてる後ろで、「いただきまーす」っていう
タナセくんの声が聴こえる……笑い声(苦笑?)も聴こえる……ベースの
カップラーメンは何味なんだろ。
ほうほう、尾道ラーメンにパイの実ですってよ。
見た目はてんぷらとかかきあげみたいだということですが……
タナセ:「これはびっくりするぐらいまずいです。腹が、腹がつりそうになりました」
あ、やっぱり(笑)。しかし腹がつりそうってことは、よっぽどひどいんだな。
タマ:「いや、ほんま、給料あげてもらう資格があるね、おまえ」
アキ:「あるね、そこまでやるんなら」
ハル:「やっぱまずい? スープも飲んでみい。スープも飲んでみいって」
うっわ、ハルイチ非情(^^;
ハル:「うわ、チョコどろどろになっとる」
アキ:「うっわ〜、怖」
見た目的にもあまりよろしくなくなってきたようで。
アキ:「これがね限界ポルノラジオですよ」
限界企画よ久しぶり、って感じ?
タマ:「5万円アップ」
アキ:「5万円アップ、おまえはね」
タナセくんのつらそうな声が聴こえます(^^;
アキ:「お相手はポルノグラフィティ、ボーカルアキヒトと」
ハル:「ギターのハルイチと」
タマ:「ベースのタマでした」
アキ:「はい、そして」
ハル:「そして?」
タナセ:「マネージャーのタナセでした」
アキ:「ラーメン大好きタナセくん。さよなら〜」
あ、やっぱりラストのネームコール、タナセくんも入れてもらえたね。
きっとそうなるんじゃないかなと思ったんだ。
お給料もほんとにアップしてもらえるといいのにねぇ。ま、5万円は無理だろうけど(笑)
いちばん木に登るスピードが速いのは?
おお、3人ともに答えは一緒。アキヒトだって。
なんかわかる気がする(^^;
アキ:「はじめて意見が一致したんじゃないの?」
ハル:「もうアキヒトの顔がね、答える前から得意そうだもん。
もう、俺だろう、っていうね」
タマちゃん曰く、「もう、絵が見えたわ。登る絵が」だって(笑)
こういうことで自慢しちゃう自分が情けないと嘆くアキヒト。
いいじゃんいいじゃん。自慢できることはなんでもしとけ(笑)
『限界キーワード』はアキヒトが語る「ボキャブラリー」について。
アキヒトはボキャブラリー豊富そうだもんね。
歌詞見てもそうだし、まあ、ボキャブラリーというか、なんでも知ってるし。
アキ:「ま、僕、歌詞の中で、まあ、ちょっと難しめの言葉を使ったりするの、
好きなんですよね。ええ、まあ歌う上で、ま、語呂がいいとか、まあ
英語に似ている、えー、感じの言葉を捜して選んで出すっていうのも
あったりしますね。歌詞の上ではそうかもしれません。まあ、話す上ではね
僕自分で思うんですけど、この難しい言葉を使うっていうのはね、虚勢ですよ、
要は。こうね、自分が賢いと思わせるためにね、無理やりそういうね、
難しい言葉をね、こうなんかね、勝手に覚えてるんですよ。なんか急に
なんかあの、なんかね、講釈するために、『基本的にはね』から入ったら
なんか賢そうじゃん。何が基本的なんだかさっぱりわからんじゃけど。
なんかね、じゃけね、別にこんなの勉強する必要はないし、ちゃんとね、
そんな難しい言葉使わんでもちゃんと自分の言葉をちゃんと表現した方が
俺は素晴らしいと思うよ。じゃけ難しい言葉なんかね、覚えんでもええ」
やっぱりアキヒトがいちばんポルノの3人の中では私と近いな……こういう
発言を聞いてると、ほんと思う。虚勢なのよね……そうそう(汗)
けど、「基本的にはね」って、それ別に難しい言葉じゃないよ。それただの
口癖みたいなもんじゃん?(^^;
タマちゃんのコーナーは、出だしがいつも同じで面白い(笑)
さ、今日の近況報告。
ライヴやってて、単純に楽しいとのこと。
やってる方が楽しいと、見てる方も楽しいから、相乗効果で盛り上がるんだろうね。
最初のハガキは「やっぱり人間、素でいる方がいいですよね」というもの。
最近タマちゃんが、よくそんなことを言ってますね。
テレビ番組(歌番組)も最近は面白い方向に行きがちだよね、というタマちゃん。
タマ:「こう、あるじゃん、色々こっちの考え方とかさ。あんまりそういう方向ばっかに
いって、その、言う事ばっかり聞いてたら、そのできる自分たちがどういう風にさ
見られ、見せたいかとかさ、なんかようあるけど、なんか今の流行みたいのが
あって、けどそれにあんまりとらわれたくもないなっていうので、そういうことを
言ったんだけどね」
と言いながら、タマちゃん笑っております。
タマ:「けどね、俺の場合はね、ちょっととらわれなさすぎる部分もあって(笑)」
何故こういう性格になったのかを、昨日寝られずに考えてたそうな。
で、親の影響が大きいんじゃないかという結論に至ったみたい。直球勝負な
お母さんで、タマちゃんはそういう性格が嫌いだったそうなんだけど、いい意味で
ストレートなお母さんの影響は大きいんじゃないかな、と。
それでも曲をつくるにあたって、絶対こうだと信じてやるとか、そういう意味では、
他にとらわれないというこの性格は今の状況には合っているんじゃないか、ですって。
タマ:「これが他に違う仕事になってたら、俺は多分続いてなかったりもするのかな
とも思います」
あああ……頑固すぎて、上司とぶつかりまくりそう(^^;
次は「待ちぼうけ」について。最高でどれだけ相手を待たせたかとか、逆に
待たせられたかとかね。
タマ:「えっとね、僕ね、面白かったのはね、あのね、すごい仲良かった友達がいて、
んで、当分その、会ってなくて、でね、何も言わずにその、その人の家に
行ったのよ。そしたらね、引越しとったんよ(笑)。それはね、すっごい
淋しかったね」
それって、面白かったじゃないよ(^^;
いや、他人事として聞いたら面白いけどさ。
淋しいというか、哀しいというか……
今日の『飛び出せ!空想科学少年』の最初のテーマは「未来の缶詰」。
大概のものはすでに缶詰になってるよね、というタマちゃん。困ってますねぇ。
ハルイチが言うには、これからできるのは「なんとも言えない匂い缶詰」。
ハル:「なんかこの匂いかいだら、なんかちょっと、なんか不安になる匂いとか、
この匂いかいだら、なんかちょっと小学校ん時に……なんか駄菓子屋で
1日の小遣いの50円使い切った後の淋しい思い出が蘇ってくる匂いとか、
ない?」
あるある。でも、同じ匂いかいでも、記憶との結びつきはそれぞれ人によって
違うじゃん?
ハル:「あ、わかった。じゃけ、もう、そのね、あのね、過去には帰れないっていう
言葉があるじゃんか。じゃけ、その時々に、タイムカプセルじゃないけど、
今この限ポルのスタジオを、今缶詰にしとったら、10年後くらいに、あの
わしらが……何? 落ちぶれた時に、それ匂うたら……」
タマ:「あの頃よう仕事しよったな(笑)」
ハル:「絶好調の時の匂いが。やっとこう。それいいじゃんか」
落ちぶれた時って(^^;
いつも、そういうハルイチの妙に冷静かつ客観的なコメントが好きですわ。
アキ:「なるほどね。それで酒も飲めるっちゅうもんよね」
ハル:「そうそうそう。ああ、いい時代だったなぁ言いながら、こう酒が飲める」
アキヒトが考える缶詰は、「腐っているかもしれない缶詰」。
倉庫の奥に眠ってた焼き鳥の缶詰などをさらに缶詰にし、中がどうなっているのか、
腐ってるかもしれないし、もしくは熟成されておいしくなってるのかもしれないという
意味をこめて食ってくれ、ということだけど……なんかロシアンルーレットみたい(笑)
アキ:「箸にも棒にもかからん」
ハル:「良かったの。3人おっての、わしらのぅ」
タマ:「きっついのぅ、おい」
アキ:「箸にも棒にもかからない空想タイム」
タマ:「おっまえ、わしが……」
ハル:「3人目おってよかった、ほんま」
それってタマちゃん、えらいプレッシャー(^^;
そんな彼が考える未来の缶詰は「犬缶」ですって。
タマ:「犬がずっと缶缶の中に待機しとって」
ハル:「待機しとるの?(^^;」
タマ:「あけたら、『ウォーン、缶あけて、ワン』」
アキ:「出てくるっていうことやね」
ハル:「おまえ、じゃけ、残念そうな顔するなよ! 自分で言うといて(笑)」
アキ:「ポルノグラフィティ4人目おらんとのぅ(笑)」
「よかった、次のハガキあった」と言いながらハルイチが次のテーマにうつします。
未来のケイン・コスギは何にチャレンジしてるでしょうかとのこと。
ハル:「筋肉番付がなくなったとしたら、仕事が少なくなるやろ」
その発言って、結構きついな、ハルイチよ(汗)
テレビ体操やCMもやってるよね、というフォローも入れつつ、空想タイムスタート。
珍しくタマちゃんから。
定まってしまった自分のキャラクターに疑問を感じ、お笑いを目指すだろうとのこと。
タマ:「真面目に答えたけど」
ハルイチが「はい」と次に答える順番を志願したことにより、アキヒトは自動的に
最後に決まってしまったので心なしか焦ってる様子(笑)
ハルイチが言うには、未来のケイン・コスギは松岡修造と一緒にテニス子供塾
みたいな番組を一緒にするそうだ。
タマ:「ああっ、くさいっ!」
ハル:「それですごい、すごい、しんど……しんどーい感じを二乗さすね」
うわぁ……見たくねー(汗)
ていうか、やっぱり松岡修造はしんどいか。私もいつも『どっちの料理ショー』とかに
出てる彼を見てるとしんどいけど。そうか、私だけじゃないんだ、そう思ってたの(笑)
ハル:「あのふたりで子供怒り出したら、多分テニス嫌いになるで」
アキ:「なるほどね。もっとふくらまして」
アキヒト、自分のネタに自信がないな?(笑)
ケイン・コスギは色々なものに対して抵抗していくであろうという目論見のもと、
アキ:「タイムショックのあのまわるやつでまわらないっていう」
タマ:「どうやって?」
アキ:「回転にこう、なんとか阻止をするような。逆回転してしまうような。
それでいいと思うんですよ」
それって未来か……? ていうか、そこでため息をつくな、アキヒト(^^;
タマ:「爽やかそうな顔して、こう、頑固にやりとおす」
アキ:「やりとおす感じじゃね」
タマ:「こう、つっぱって。絶対にまわらん!って」
アキ:「まわらん、っていう。未来ね。未来でもそうする」
要は活躍の場所をかえても頑固者ってことなのね、ケイン・コスギは。
ハル:「わしら、大爆笑のグループじゃの、ほんまに」
アキ:「ほんまに面白いねぇ……」(言い方がどっか遠い)
ハル:「危ないよ、こんなんラジオ聴きよって車運転しとったら、ほんま」
アキ:「ねぇ、ほんまそうね。結構あのー、なんじゃろ。今の時間、このね、
心臓というかね、血圧?もあがるね、これね」
タマ:「あがるね(笑)」
アキ:「逆にあがるね、これね」
タマ:「あのー、録りなおす?」
アキ:「聴いとる人はちょっと……」
ハル:「録りなおすとか言うな(^^;」
アキ:「やりなおす?」
タマ:「やりなおす? ま、いいや(笑)」
ていうか、どうしてそういうテーマを選ぶんだ?(^^;
お知らせの後はハルイチがちょっと感じちゃう地名を告白。
感じちゃう???
ハル:「マサチューセッチュ」
……わからん。
アキ:「気持ちいい気持ちいい。言えてないもん」
ハル:「今なんかさっき思いついたし。なんでか」
響きが気持ちいい言葉ってあるよね、ってアキヒト。
アキ:「俺が好きなんは、ビダルサスーンと……」
タマ:「それ、国名じゃないん」
アキ:「国名……ああ、地名か」
ハル:「わい、ホロナガスクジラ」
タマちゃんは「タイ」だって。ようわからん、君たち。
『お言葉ですが』の出だしの格言(?)が今日はなかった。ネタ切れか?(笑)
まず最初は「ら抜き言葉」についてですね。
『空想科学少年』に「忘れれる」ってありますね、とリスナーさんから指摘が。
多分、ハルイチさんは気付いてるだろうし、「忘れられる」じゃメロディに
のりにくいんでしょうが、とのこと。
ハルイチ曰く、綺麗な敬語を使えることも大事だし、それを知った上で今の新しい
変化していく言葉を歌詞に使ってみたかったし、ということだそうです。
ハル:「彼女(リスナーさん)が言うように、『忘れられる』がどうしても入れたかったら
『忘れられる』っていう、が入るようなメロディにするし、それが入らんかったら
『忘れられる』っていう言葉はそこでは使わんはずだから。一応僕も何気に
考えてたりはしました。わざと、ら抜き」
そりゃわざとでしょうな。少なくともハルイチだからな。アキヒトもそうだけど、
彼らは本を読む人たちだから、その辺は間違いないでしょう。
それに楽曲って、たくさんの人の手によって出来上がってるわけだから、
私達の耳に届く前に指摘されるべき部分はされてるわけですよ。もし間違いなら
世に出回る前になおってる(笑)
次は「百聞は一見にしかず」という言葉の実感について。
このお題を送ってくれたリスナーさんは、自分が見に行ったポルノのライヴについて
友達に一生懸命説明したんだけど、やっぱり言葉じゃしきれなかったとのこと。
「百聞は一見にしかず」についてハルイチが言うには、赤い色を見たことない人に
赤とはどんな色かを説明するのは難しいよね、って。
ハル:「それが言葉の、その、何? 絶対的に弱いところじゃし、百聞にしかずの、
わし、ほんまそう思うんじゃけど、これ、逆に、映画より小説の方が好きだって
いうんは、そのね、『この世のものとは思えない美しさ』とかいう表現が
できるわけじゃん。で、それを映画で『この世のものとは思えない美しさ』を
映画ん中で表現してしまうと、それは『この世のものの美しさ』になってしまう
わけよね。例えば。言葉だったら、そういう矛盾しとるけれども、頭ん中では
できる。表現とかができる。絵じゃないから、逆に」
ああ、確かにそうだね。「神々しいまでの美しさ」と書かれてるキャラがいたとして、
それが映像化されたら 「え?これが神々しいか?」ってなるし。
それなら頭の中で想像する方がよっぽど神々しかったりするもんね。
ハル:「『百聞は一見にしかず』って、これなんか簡単に言うと、映画と小説を
比べるっていうみたいなこともできるけど、ま、どっちもどっちかな。
っていう感じかな。その、君のセリフで、ライヴの、友達に説明の仕方で、
友達は君が見た以上にポルノグラフィティのライヴに、次のライヴに
期待してくれたかもしれんし、君の説明の仕方が悪かったら見たよりは
さがって……聞こ、見えるし、多分このお友達は、君がそれだけ言葉を
つくして言うたんじゃけ、君が見た以上に、すごい伝説的なライヴじゃったと
思いよるで、この子は。という意味で、まあ、いいんじゃないの、それで。
百聞は一見にしかりません。なんの、そんな言葉があるかどうか知らんけど」
ものは考えようっていうことさ。
人間、想像力ってものを持ってるからね。
そんなわけで、次の曲紹介ですが……
ハル:「さっき、えーと、『忘れれる』『選べれる』っていう言葉も使ってみました、
国語的にはダメだと思います。ポルノグラフィティで『空想科学少年』」
歌詞だもん、いいじゃん(笑)
普通にしゃべってて使うのはちょっとねぇ、だけど。
『オトヒト』への感想、今日アキヒトがスタジオに来てみたら3通しかなかったんだって。
アキ:「おい、このコーナーやばいぞと思ったら、構成作家のアソウがなんか
しらんけど勘違いして、ハルイチのコーナーのやつを俺のとこに混ぜとって、
なんかね、ねぇ、すごいもうね、俺はショックじゃったんよ。ほんまはもっと
いっぱいあったんよ」
……反対じゃない?
「俺のコーナーのやつをハルイチのとこに混ぜてた」んじゃないんすかね。
ま、いいや。
今日は音楽と人の記憶について。
匂いと音は懐かしさをとおりこして、その時の気持ちや情景まではっきりと
思い出させるものだというアキヒトの言葉は、ほんとにその通りだと思う。
アキヒトが浪人時代を思い出すのは芳香剤の匂いなんだって。
そして音で言えば、ボン・ジョヴィの『I'LL BE THERE FOR YOU』。
浪人時代よく聴いていたそうです。
アキ:「それをたまたま実家に持って帰ったんですよ。実家にね。それで実家で
まあ、聴いてたんです。じゃあね、僕がはっきり思い出すのが、その気持ちとか
すごい思い出すんですけど、そのね、自分の去年まで住んでた部屋ですよ。
生活してた部屋。寝てるとこで暗くして聴いてたらね、やっぱそん時に、ああ、
俺もうここの部屋に帰ってくることってそんなにないんだ、
もうなんかもう、ここにね、なんか、なんか今までずっと18年間、まあ親と
過ごしてきたっていうのあるけど、もうそんなに親にも会う事ないんだ、って
いうことをね、すごく思ってね、そんでまた自分がまた大阪に帰らにゃいけん、
これからまたどうなるんじゃろうな、みたいなね、もうね、不安と何が入り混じった、
もうね、なんとも言いあらわせない、何よりもなんか味がある?なんか匂いも
しそうな手触りもしそうな記憶がね、蘇ってくるんですよ。なんかね、そういう
のがね、音楽ってあります。不思議なものでね。その時のね情景がはっきり
思い出すものがね、なんか人間の記憶にはこびりついたりするんですね」
そういった感動を自分の音楽にも込めたいし、誰かに伝えたいというアキヒト。
アキ:「これが多分いちばん難しいことで、なんか、まず自分が受けた衝撃ってものを
誰かに同じように伝えたいっていうのが、当たり前のね、音楽、ミュージシャンと
しての衝動じゃないかなと思います」
ジョージ・ウインストンの『LONGING/LOVE』で私は中学時代を思い出します。
高校の時はね……ユニコーンの『Maybe Blue』かな。
何年後かに今のポルノの曲を聴いた時、私はどんな情景を思い出すんだろうな。
エンディングなのですが……あれ?
アキ:「ハルイチがおらん」
タマ:「ん? おらんのぅ」
アキ:「どこ行ったん、ほんまに」
タマ:「のぅ。さっきまでおったよの」
アキ:「おった。おったはずなのに、このエンディングになったら急におらんなった」
そんなわけで、急遽(?)クイズ。
ハルイチは今どこで何をしてるかですって。
タマ:「もう、なんでもネタにするのぅ(^^;」
ユニークな答えを送ってくれた人には、ハルイチからプレゼントを出させますと。
何しとんじゃろ、ほんと。
で、ハルイチがいつもお知らせしてる項目をタマちゃんが読んでます。
アキ:「タマ、これ初めて読むんじゃないか、これ」
さ、お知らせも終わったし、ほんとにラストです。
アキ:「ということで、えー、お相手の方はポルノグラフィティのボーカルアキヒトと」
タマ:「ベースのタマでした」
アキ:「そうです。ギターのハルイチはどこに行ったんでしょうか。
ということで、また来週。さようなら」
タマ:「さようなら」
ハルイチ不在のままで終わっちゃった(笑)
いちばん平和な想像としては、急なさしこみでトイレにこもってるあたりかな(^^;
けど、ちょっと心配になるよねぇ、こういうのって。
いちばん高い家賃のマンションに住んでるのは?という質問に対し、
すごく綺麗にふたりの声が「アキヒト」ってハモりました(笑)
そう、ふたり。ハルイチとタマちゃん。
アキヒトがいませんね。
こないだのエンディングではハルイチがいなかったはずなんだが……
ハル:「あのー、まあ、簡単には比べれんと思うんじゃけどね。
それはまあ3人目じゃって」
タマ:「うん。……3人目?」
ハル:「3人目も生まれたし。上のふたりにはもうそろそろ子供部屋もいるしね」
タマ:「(笑)。そうきたか」
ハル:「やっぱり広いとこに住んどかんと、やっぱり。2L……2Lじゃちょっと
低い……狭いかもしれんけ、やっぱり広いとこに住んどかんといけん。
まあ、大変よ、あいつも。扶養家族が多くて」
タマ:「のぅ」
子供が3人か……嫁さん入れたら扶養家族4人か。
そりゃ大変だわねぇ、この歳で(^^;
ハル:「あいつってどこ行ったん、ところで。そういえば」
そうよ、どこ行ったの?
ていうか、君は先週どこ行ってたの?
ふたりが言うには、今日はライヴがあったので歌った後には喉を休めなきゃと
いうことになり、ブースの外に追い出した、という話。
いよいよきつくなってきたかな。
タマ:「今、まあ、外で(アキヒトの姿が)見えるんですけどね、今。ま、とりあえず
今日は99回目ということで、ふたりでやってみようかなということで、はい」
ハル:「えらいメモリアルじゃない放送じゃの。ひとり減らすんか(笑)」
まあ、休めるならば、ラジオくらいは休んでもらわないとね。
ライヴもあり、その合間にレコーディングもありだし。
今日の『限界キーワード』の担当はハルイチ。
ひとりになりたい時、スゴロクはどうしてるんですか?とのこと。
疲れた時や詞を書く時、えっちなビデオ見る時などなど。
ハル:「あのー、詞を書く時とかはまあ、どっかに預けたりもするんですけど、
それとは関係なしに、えっちなビデオを見る時とかいうのをまた別にして、
スゴロクってさ、あの、風呂上がりとかで、あの、わいがぷらぷら
歩きよったら、ぷらぷらさせながらぷらぷら歩きよったら、ぷらぷらする
もんに近づいてくるいう……あの、習性があるのね、あいつね。じゃけ、
誤解されるからやめなさいっていう会話はよくします、スゴロクと」
ぷらぷら……それにじゃれつこうとするスゴロク……ああ、想像してしまった(汗)
「オレ、タマ」は今日は近況報告なし。
最初のテーマは「勘違い」について。
ハガキをくれたリスナーさんは、吉川晃司を「よしかわ」だと思ってたとか、
トライセラトップスをトリケラトップスだと思ってたとか……ああ、トライセラは
私も最初そう思ってた(^^;)。だってトリケラトプスが頭にあったんだもん。
タマ:「これね、もう勘違い、もう……もう、俺も大概よくやるけどね、もう……
ま、普通に俺もそれと似たように、そのー、なんだっけ。エナメルの
ベルトを 『おう、わしエメナルのベルト買うたんど』いう、まあ結構
逸話になっとんじゃけど」
あ、それは前に聞いた時爆笑したっけなぁ(笑)
それ以外にも、偉い人と話をしてる時、急にタメ語が出ちゃって、『おう、
そうだね』と言っちゃうこともあるとか。
それは勘違いというかなんというか(^^;
次のテーマはポルノのリーダーは誰?というもの。
ハガキをくれたリスナーさんは「新藤さんでは。何故なら背がいちばん
高いから」という見解を述べてますが……背が高いとリーダーなん?(笑)
タマ:「誰だと思う? 誰だと思う、リーダー」
あまり誰も似合わん……というか、別にいらんのでは。
タマ:「でね、いや、知ってる人も多分いると思うんだけど、あのね、
一応俺はその、実際リーダーっていう奴をつくってないっていうか、
特に決めてないんだけど……ま、決めた方がいいんじゃない?って
言われることも、たー……あ、ないか。けど決めた方がいいかなと
思うようなこともあるかもしれないけど、俺らとりあえずないんだよね」
やっぱりいないのね。いなさそうだもんな。
タマ:「これで充分うまく、結構今んとこはいってんじゃないかなぁと思って。
うまくいかなかったら、いかなくなったらリーダーでも決めてみようかなとも
思ったりもしますけど」
その時は誰になるんでしょうね。
ハル:「はい、ポルノグラフィティ マイナス アキヒトがお送りしている
『限界ポルノラジオ』」
タマちゃんが吹き出しております。
『飛び出せ!空想科学少年』のコーナーなのですが、これはふたりでは
大変だよね、ということで、ブースの外に呼びかけるハルイチ。
ハル:「近藤さん。このコーナー、プレッシャーあるけ、おいで」
そういう呼び方はどうよ?
ハル:「やっぱね、3人ぐらいでまわしてた方がね、こう考える時間がね」
タマ:「そうだね」
ハル:「あるから」
タマ:「これ、オチになる3番目に言うのがいちばんプレッシャーなんよね」
やっぱり3番目はおとさなきゃダメなんですかね(^^;
しかし、近藤さんといいますと、アミューズの近藤さんですか。
このコーナーの趣旨は知ってるかと問うハルイチに、近藤さんは
頼りなげーに、「はい」という返事。
ハル:「聴いたことないな、この番組? びっくりしたぁ」
1回聴いた、という近藤さん。
ハル:「1回ぃ? 99回目迎えるのに1回聴いたんじゃ? この野郎!」
リニューアルしてから1回ということらしいのですが。
ハルイチは説明を割愛し、「その原稿読んで」と言ってます。
最初のキーワードは「未来ではどんな女の子がもてるのか」。
ハルイチが考えるには、未来は食料が少なくなるだろうから、
年中、母乳が出る女性がもてるのではないかという……おいおい(汗)
ハル:「今じゃったら週刊ポストとかに、その、何? 『89、Fカップ』とか
いうけど、未来の週刊ポストは違うね。『1日8リットル!』」
タマ:「乳が出る、いうて」
ハル:「すっげー、付き合いてー、この女と!いうね」
乳で腹がふくれるかな。
タマちゃんの空想としては、未来は見た目とかのわかりやすいものではなく
単純に精神的なものをというわけで、舌技がポイントとか(^^;
それ、精神的かぁ? 肉体的じゃないかぁ?
ハル:「舌技? 舌技って何?」
タマ:「あのー、こう、目つぶっとって、こう、舌技がすごい子」
ハル:「舌って、ベロの舌?」
タマ:「舌」
ハル:「それって……(苦笑)。今でも、まあ」
タマ:「もてるか?」
ハル:「もてるじゃないか(笑)」
いかに男に夢を見させることができるかという話らしいのですが。
タマ:「も、すごい近藤さんがひいとるんじゃけど」
そりゃそうだろう。女性の前で何言うとるん、君ら。
タマちゃんが言うには、他には足が大きい女性だってさ。男性の靴もはけて、
高い靴を買わんでもいいし、手間がかからんと。
それ、もてる?
ハル:「よう、おまえ、これ、アキヒトはまとめよるよのぅ」
ちょっとアキヒト、見直されてる?(笑)
てなわけで、まとめずに次に進もうとするハルイチ。
タマ:「ええんよ、オチ。わい2番めじゃけ、かきまわす役でええんじゃ」
てことはオチをつけるのは近藤さんの役目? 可哀相に……
未来では皆、アンドロイドみたく機械になっていて身体が硬いはずなので、
柔らかい触感の女の子がもてるんじゃないかとか。
あ、それいいね。
ハル:「頑張って、みんな身体機械にできるくらいじゃけ、頑張って皮膚も
柔らかくしようや」
近藤:「みんな、こう性能のいい、サビたりしない、硬いのになって……」
ハル:「ステンレスみたいのになっとん?」
近藤:「そう」
ハル:「あ、そ」
近藤:「すいません」
タマ:「いいじゃん。すごくよくない?」
いいよねぇ。いかに柔らかいボディを手に入れるかが勝負なわけでしょ?
ああ、なんか無性に近藤さんの味方したい気分(^^;
タマ:「結構いいと思ったけどね」
ハル:「これで近藤さんがここにふっと入ってきて、わしらより全然面白いこと
言われてみい。わしら99回やりよる意味がなかろうが」
タマ:「プレッシャーになる」
はっはっは(爆)
次のキーワードは「未来のペット」。
またもやハルイチから。
今は反応を示してくれるペットが必要な時代だけど、未来は人間が
自己完結できてる時代だから、別にペットが反応を示してくれなくても
構わないそうで。
ハル:「じゃけね、あらゆるものがペットよね。鉛筆削りとか」
タマ:「ほう(笑)」
ハル:「それに話しかけたら自分の中で相手の声が聴こえるぐらいね、
こう、精神的に熟練されとんじゃね」
タマ:「それ、いるぞ、そういうヤバイの。
今、ヤバイ、ヤバイ奴じゃん、それ(^^;)。いるいる」
未来はそういう人ばっかりなんですかねぇ。
ハル:「わしも昔、よう、あの、授業中に消しゴムに話しかけとった」
タマ:「どう思う?(笑)」
ハル:「お腹すいたー(とか)」
タマちゃん苦笑中。
ハル:「ま、わしもある意味未来人なんじゃけどね」
ああ、その君のわけのわからなさ具合がね。
タマちゃんが空想する未来のペットはリアリティ重視というわけで、
友達をペットにするらしい。
タマ:「最初は友達なんだけど、ちょっとずつこう手なずけていって、
こう、どんどんこうさ、『おお、おまえ、あの、いい、こうさ、首輪が
あるんだけどさ、ちょっと、首輪つけてみない?』。こう、つなげて
いってさ、どんどん、こう。ほんで、一緒にこう、歩くフリして、わいはこう、
ちゃんと首輪の、から、こう、紐を引っ張り出して、こう、一緒にこう、
歩いていって。俺的にはペットなのよ。けど、この人はペットだと思ってない」
いやぁ、「いい首輪があるんだけどさ」のとこで吹き出した瞬間に、気管に
唾液吸い込んで、えらい咳き込んでしまった……タマちゃーんっ(^^;
ハル:「いやいや、どう見ても、ペッ……その首輪つけられとるのがペットだと
思ってないんじゃろ? いや、思いよるやろうが。それ、ある意……
それは……プレイじゃろ」
タマ:「ま、ある意味プレイだね、これは」
ある意味どころか、まるっきりそうなんじゃ(汗)
ハル:「ええのぅ。自由奔放に生きてきたんじゃろうのぅ」
タマちゃん、またもや、「2番目じゃけ」と言い訳(?)しとります。
さあ、では近藤さんの出番。
未来のペットは目に見えないものになるそうだ。飼ってる人にしか
見えないんだって。
タマ:「なんで見えないの?」
近藤:「もう、想像の世界だから」
タマ:「おい! 危ないよ、なんか! わしより危ないこと言うな!」
いやいや、今日は近藤さんのひとり勝ちじゃん?(笑)
ハル:「それは例えばその、ペット飼……ペット飼う人ってさ、あのー、どっかに
この、『うちのペット可愛いでしょ?』っていうのを人に見せたいっていう
欲求もあるじゃん? それはどうやって満たせばいいの? わしは
鉛筆削りを、『わし、これすごいようわしと話せるんじゃが』ていう……ね」
タマ:「それも危ないけどね(^^;」
かなりね。
近藤さん曰く、自分のペットが可愛くて仕方ないから、人に見せるのは
どうかな?という見解らしい。
タマ:「今でもできるじゃん、それ。んな別に未来じゃなくったって」
けど、このコーナー、結構未来じゃなくても、っていう空想、あるよねぇ。
ハル:「まあ、世の中には面白くない女っていうのはいるもんだね」
呼びつけといて失礼だわ、ハルイチ。
タマ:「哀しなってきた、なんか」
ハル:「あの、バーとかに誘って一生懸命こっちがしゃべりよんのに、あんまり
面白ないこと返してくる女っているもんだね。その、その系列が
近藤さんじゃいうことが今日わかってきたね、段々ね」
タマ:「俺は好きだよ。そういう……あの、面白くない……」
タマちゃん、フォローになってない(汗)
ハルイチもねぇ、例え普段気をつかわずに話せる相手であったとしても、
これはラジオ番組で、相手はスタッフさんなんだから、もうちょっとばかし
気ぃつかってあげようよ(^^;
お知らせの後は、「近藤ゆりが暴露します、アキヒトのあんなこと」(笑)
事務所にたくさん届くファンレター。スタッフさんが仕分けして、仕事の現場に
届けるらしいのですが、その場で読みきれないだけの数がきたりするので、
自宅に持ち帰ってもらうように紙袋を用意するそうな。
近藤:「で、アキヒトさんがこの前、私に、この前持って帰った分とか
今まで持って帰った分とか、全部読んだ後も、こう、捨てれないので、
おうちにどんどんどんどんファンレターがたまってってしまうということで、
で、なんかアキヒトさんのおうちは、あのー、最初引っ越す時に
決め手となった三畳の畳のお部屋があるらしいんですけども、で、
そこに今もどんどんどんどん、こう毎日ファンレターがたまっているそうです」
はあ。律儀な人やね、彼は。
ハル:「何、ええ話しよんの」
絶対そう言うと思った。
タマ:「好感度アップだね、これ。タマもそうです」
ハル:「僕もそうです、と」
さり気にアピール(笑)
そして今更ながらに、近藤さんはラバップのスタッフさんだと説明してます。
遅いよ(^^;
でもまあ、ファンなら結構知ってる人多いんじゃないかな、近藤さんの名前は。
『お言葉ですが』、最初のハガキは作詞しやすい曲やしにくい曲について。
作詞でも作曲でも、やり方を覚えてしまえばできる。
ただ、しやすい、しにくい、ではなく、「いいもの」をつくるのが難しいという
話をしてます。
ハル:「はめこみとして、メロディにはめこみやすい歌っていうのは確かに
あるけれども、だからといって、いい歌詞なわけじゃないし、
やりやすかっ……やりにくいけど、いい歌詞、自分なりに書けることも
あるし……やりやすいとかやりやすくないこととかはないです」
どれも皆、思索して出来上がってる歌詞だもんね。
次は、人間は母国語より外国語の方がカッコよく思えてしまうものなのかと
いうハガキです。
ハルイチは今、中国語が書かれたTシャツを着ているそうで、
ハル:「それ、中国語まったく読めんけど……えーとね、どっかで夜ね、
飲みに行ったらそこに中国のホステスさんていうのかな、その、
女の人がいらっしゃって、『あなた、それ、真夜中なのに、おはよう
ございますって書いてあるんですよ』って言われて、なんかそれは
ちょっとずれとるな、わしも、って思ったことがあるんじゃけどね」
作詞の時は英語を使うことは少ないけど、耳障りをよくする時に使うそうな。
ハル:「僕は日本語で伝えたいと思うし、日本語で言うとちょっとくさくなりすぎたり、
日本語で言うと少し、その、リアリティがありすぎる時に、あえて
英語で、えーと、英語を使う時がある。それはいちばん嫌なのは、
僕……僕のやり方をして自分の中で自分がいちばんやりたくないのは、
英語でごまかすっていうのがいちばん嫌。サビの一行目を英語に
してみると、なんとなく、なんとなくカッコいい感じがするっていう
逃げ方はしたくない、ていうのはね、僕はいっつも思っているところです」
そうかぁ、やっぱり意識して英語を極力使わないのか。
少ないなぁとは思ってたけど。
アキヒトもあまり使わないよね。
さーて、いつもならラストは『オトヒト』ですが、今日はどうするのかな。
タマ:「この時間は『オトヒト』コーナーなんですけど、あの、今日はね、あのー、
ちょっともう、ここにいないので、お休みします。あのね、それはもう
喉のためとかで、色々あるんですけど」
ハル:「じゃけ、ブースの外で歌いよったよ」
タマ:「全然喉休めてないじゃん」
ハル:「中に入ってきたら歌っ……本気で歌ってしまうかもしれん。
外で本気で歌いよったよ」
アキヒトならありえそうな、微妙にリアリティのある話ね、それ(笑)
さて、それではここで、先週のエンディングでハルイチがいなかった件に
ついての話。リスナーから色々推理が寄せられてるようです。
大切なギターちゃんを構成作家のアソウさんに盗まれ、追いかけまわして
いたからだとか、トイレに行ってたとか(私もそう思った)。
ハル:「これはありうる」
タマ:「ありうるね、うん」
ハル:「これはありうる。これは逆にアキヒトにありうる」
そういえばトイレ長い人だったね。
トイレ帰りに酔った高倉健にからまれた、というハガキも来てます(笑)
自分のコーナー終わったから、「百聞は一見にしかずじゃ」とか言いながら
銀座のお姉さんの店に飲みに行ったんじゃないか、というのは笑えるね。
とにかく当たってなくてもいいので、ひとつだけ選んで何かをハルイチが
プレゼントするというルールらしい。
ハル:「特に面白くはないんじゃけど」
タマ:「おい。送ってもらった(んだ)から」
と言いながらハルイチが選んだのは、「実は間一髪のところで間に合わず、
スタジオの外にいて入るにも入れず、そのまま番組を続けているふたりに
謎の熱い視線を送っている」というもの。
謎の熱い視線って……ほんとに謎だ(汗)
ハル:「なんかこういう図ってええじゃん」
いいか?(^^;
ハル:「今のアキヒトの図なんじゃけどね。入るに入れず。絶対この、今日ここまで
放送やってきて、自分ならこんな面白いことが言えるのにとか、5つくらい
絶対頭の中あったはずなんじゃけど、そういうのね、ちょっと悔しい感じ」
で、この推理を送ってくれた方に、「何か送っときまーす」というハルイチ。
タマ:「おまえ、タモリか」
ハル:「違う。『踊るさんま御殿』風」
タマ:「ああ。最後のやつか」
本当は何しとったん?と訊くタマちゃんに、ハルイチが答えるには。
ハル:「ほんとはね、あの後、あれじゃったじゃん、次の日ライヴだったじゃんか」
タマ:「うん、次の日ライヴ。移動日」
ハル:「で、みんなライヴ見にきとる子はね、アキヒトが一生懸命歌って、ま、
今日も喉がかれとると思うじゃんか。ほんとはわしが歌いよるんよね」
タマちゃん大爆笑。
ハル:「そのために喉を休めとったんよね」
タマ:「ああ、そうなんじゃ(笑)」
ハル:「次の日のライヴのために」
エンディングだけ休んでどうする(笑)
ハル:「ほんとはね、わしがギター弾きながらね、もう、あの、
腹話術のように歌いよるんよね」
タマ:「アキヒトは、こう、フリだけなんじゃ」
ハル:「わし、じゃけね、言いよったアキヒトが。あのー、『新藤、歌詞だけは
間違うてくれるな』。時々わしも歌詞間違うけ、歌詞間違うと
あいつも口パクあわせんといけんじゃん? で、大変じゃ言いよった」
タマ:「なるほどね」
ハル:「わしがよう歌詞間違えるけの」
タマ:「ま、ほんとに歌いよるんはわいなんじゃけどね」
ハル:「あ、おまえなんか。嘘ぉ?」
ポルノグラフィティ、総ボーカル化。
おや、ブースの外のアキヒトから手紙が届いたそうです。
ハル:「……わかった。わかったぞ、アキヒト」
タマ:「読まんのかい? 読まんのかい?」
ハル:「いや、わいは、わいはわかったんじゃもん、だって」
ひとりでわかってないで、読んでくれよ(笑)
では、その手紙の内容をご披露。
ハル:「『今日は出演できないので、クイズを出します。正解者にはアキヒトから
素敵なプレゼント。『オトヒト』クイズ。ハルイチくん、タマくん、答えて下さい』
あ、わしらが答えたら素敵なプレゼントがもらえるの? あ、なるほどね」
タマ:「プレッシャーじゃん」
ハル:「『クイズ。僕が7年前につくった曲を覚えていますか?』」
ここで、「覚えてる!」と言ってタマちゃん爆笑。ハルイチも笑ってるってことは
やっぱり覚えてるのね。
ハル:「あ、もう、もう答えちゃう?」
タマ:「答えていい?」
ハル:「『曲のタイトルは? そして歌って下さい』」
タマちゃんが答えます。
タマ:「7年前。あのね、ちょっとアキヒトくん、曲の方向性間違えたね。
ポルノグラフィティの。あの。曲名。『わたしずっと眠りたい』」
ハル:「僕、歌います!」
おお、ふたりでユニゾンで歌ってる(笑)
あああ……それは確かに方向性間違ってる(汗)
タマ:「で、その曲を俺らに聴かしてくれて、で、俺が「えっ?」っていう顔
しとったら、「えっ? 俺たちこういう方向性で行くんじゃない?」って
言い放たれて、爆笑したの覚えてる」
ごめん、私も今、そのサビ部分聴いて爆笑。
ふたりの歌い方が面白いせいもあるけど。
いやぁ、フルコーラスでアキヒトが歌うの聴いてみたいわぁ。
タマ:「けどね、よくできた曲だったんだけどね、なんかね、すごいこびとったよね」
ハル:「『それを聴いた時の感想を聞かせて下さい。本音がいいな』だって」
タマ:「じゃけね、なんかね、すごいメジャーを意識しとる感じっていうか」
色々方向性を模索してた駆け出しの時期だったよね、というタマちゃん。
ライヴ映えしそうな曲ではあったけど、何よりもアキヒトの「えっ? この
方向性じゃない?」の一言がよかったそうな。
タマ:「あ、こいつエンターティナーだなーと思って」
曲が? その一言が?
タマ:「やるなぁと思ったね。大人だなぁと思ったね」
タマちゃんも学校やバイトが忙しかった時に「ビジー」という曲をつくったそうで。
ハル:「そのまんまじゃないか、いう」
またふたりでワンセンテンス歌ってる。ほんとにそのままだ(笑)
ここでアキヒトからの素敵なプレゼント発表。
ハル:「はい。自分を犠牲にした『オトヒト』クイズ。正解したタマには、
その曲をアコギで弾き語った完全形を家に行って歌います」
アキヒトが?というタマちゃん。どうやらそうらしい。
タマ:「おう。笑わしてくれ。ちょっと嬉しい」
ハル:「それはちょっとわしも見たいのぉ。3人だけでおって、アキヒトがあれを
アコギで弾き語る図を見てみたいよのぅ」
ファンも見てみたいと思うよ。
ハル:「じゃあアキヒトからのリクエスト。タマが歌ったデモテープを
聴いて下さい」
鼻歌でメロディ歌いつつ、途中で「ここから」とか言ってカセット1度止めた音とか
入ってるそうだ。
ま、ほんとにはかけないけどね。
さ、ふたりでの99回目限ポルもエンディング。
「どうでした、タマちゃん?」と訊かれ、「会話ができるよね」と答えるタマちゃん。
タマ:「ふたりでやったら。3人だったらさ、すごいさ、爆発しちゃうじゃん」
ハル:「ああ、あいつね、ラジオに魂売っとるけね。とりあえず進行さして
いこうとするじゃん」
タマ:「そうそう(笑)。それもある」
ハル:「わしら、適当に話あきたら終わっとるけの」
タマ:「ペースが確かにいつもと違う」
来週は100回目。
ハル:「でも絶対にこの番組ならではの、なんのセレモニーもない感じに
なるだろうね」
ちなみに2周年の時は、すっかりスタッフさんに忘れられていたそうな。
最後にいつものお知らせ事項。
今日の直筆ファックスはアキヒト担当らしい。
ハル:「ま、今日は楽してるので、アキヒトがこのファックスは書いています」
楽してるので、って(^^;
ハル:「ま、さっきも言いましたけど、来週、なんと100回目。超長寿番組。
多分、黒柳徹子もお花を出してくれるとは思うんじゃけども、なんで
黒柳徹子が出してくるんかわからんけども、思いついたけ言うてみたら
大体こういう時って失敗することが多いね、ラジオってね。それも
99回やってきて気付いたことやね。思いつきで面白いことを
言おうとしちゃ面白くなくなるっていうね」
きっと、「長寿番組」からの連想だったんだろうね(笑)
さて、聴き終わってから、ファックス取り出してみました。
アキヒト、外で聴いてると無責任なことばかり思うってさ。
もっとボケろ、とか。
ハルイチも言ってたけど、外で聴いてると「ああ、俺ならそこでこう言う」とか
色々思うものなのでしょうね。
ライヴ中、いちばん客席を見渡してるのは?
……アキヒトなのか。うん、まあ、そうだろうね。
タマちゃんやハルイチは、こうベースやギター弾いてるし、客席を見渡しながらって
いうのとはちょっと違うよね。
下見てるっていうか、手元見てるっていうか。
もちろん全然客席を見てないわけじゃないけど。
アキ:「みんな(質問の答え)どうやって言うたん?」
タマ:「そら、アキヒトでしょう」
アキ:「ま、ただ単に物理的に俺、楽器弾かんけさ。指板を見んわけじゃん?
ギターなりベースなりの。じゃけまあ、俺は前向いて、見て、
一応歌うとるけのぅ」
そういうことだよね。
ハル:「わしらも見よるにはしても……」
タマ:「だって、アキヒトがそれこそのぅ、さっき言うたように、下向いて
歌いよったら怖いじゃん(^^;」
ずっとそれだったら怖いねぇ(笑)
さあ、今日は限ポル100回目☆
が、先週言ったとおり、なんのセレモニーもないと嘆くメンバーたち。
そもそもゲストが来ること自体少ない番組だし、お祝いのメッセージも花も
何もないとのこと。あら、淋しい。
アキ:「ちらっとこの原稿の上に、『100回目』て書いてある」
午前3時台から1時台、そして午後10時台へとのぼりつめてきた、
この限ポル。
ハル:「そろそろ6時台に行きたいんじゃけどの」
いきなり6時台までいっちゃいますか(笑)
ハル:「『ここで交通情報です』、いうのやってみたい」
タマ:「おまえが?(笑)」
アキ:「やってみたいね、あれね」
ハル:「『交通センターのなんとかさーん』いうの、ちょっといじってみたい」
妙な夢もってるのね、ハル(^^;
『限界キーワード』はタマちゃんなんですが……むかつくキーワードなの?
何日、同じ下着でOKですか?という質問なんですが。
このリスナーさんは、ツアーで連泊するので、そのうち下着が足りなく
なって、同じ物を身につけっぱなしになるんじゃないかという読みらしい。
タマ:「甘いね」
今回のジャパンツアーから衣装さんがついてくれてるそうで、事前に
その方に靴下や下着を預けておくと、クリーニング出して用意しておいて
くれるそうだ……が、しかし。
ハル:「え? そんなやり方ありなの?」
タマ:「あ。言っちゃった?俺」
ハル:「あれ。わし、お風呂でこう、踏みよるで」
タマ:「いや、だってさ」
アキ:「自分のパンツはそうそう」
タマ:「洗ってんの?」
アキ:「パンツ洗いよるよ」
ハル:「洗うよ、自分で」
あらまあ、タマちゃんだけがそういう高級テクニック使ってるのね(笑)
ハルイチには「ずるじゃ」と言われてます。
タマちゃん曰く、ステージが終わるとすぐにシャワー浴びるし、カバンが
小さいから下着まで持ち歩けないし、だから衣装さんに預かっておいて
もらうとのこと。でもその条件はアキやハルも同じなんじゃ(汗)
ハル:「結局今回は、その、衣装さんがついてきてくれとるけど、前の
ツアーは同じパンツを何回もはきよったいうことやろ?」
タマ:「前のツアーもはいてない。俺はパンツがなくなったらノーパンじゃけ」
アキ:「なるほど。その、限界、限界キーワードに対してこう否定したかったのは、
同じ下着を何日もつけちゃってる感じがあるんですが、という質問が
この、あるけど、タマはそんなことないぞと。言いたかったんじゃの。
100回を記念して」
いや、記念して、じゃないだろ(^^;
タマ:「俺が同じパンツはくわけないじゃん。この紳士が。この、紳士で……こう」
ハル:「ワイズメンか」
ワイズメン(マン?)っていうと……賢い人っていう意味?
タマ:「ワイズメン。いや、ワイズメンじゃない、こう……こう、なんていうの。
レディファーストな感じの俺が」
ハル:「いや、そうか?(笑)」
タマ:「ま、いいや(笑)」
微妙にずれとる。
レディファーストと何の関係があるいう話じゃん(^^;
続けて『オレ、タマ』。
幅の広いコーナーにしたくて普通のお便り募集してるんだけど、
届くハガキ、ほんとに幅が広すぎて選びにくくなってきてるらしい。
あくまで募集は「ふつおた」であって、テーマがあるわけじゃないもんね。
タマ:「例えばえっと、静岡県のマツ……マツカワさんとか。
『タマさん、ハトについてどう思いますか?』とか。
どうも思わんて、別に(^^;」
かと思えば、「女友達と仲直りする時に、どんな手を使いますか」とか。
ちなみにこれ、タマちゃんはあまりケンカしないし、ケンカしても自然治癒に
任せるそうです。
タマ:「ま、あんまりそうやってね、もう何も深く考えてないですね。その、
深く考えると、ま、よくなかったりするから」
次には、「男の人と付き合ったことがない」というハガキ。
タマ:「ま、これはね、いつか、付き合うよ。多分。わかんないけど。
高望みしてんじゃない? ひょっとして。あ、ごめん。わからん。
会うて、会うて話さにゃわからん、これは」
無責任なこと言わないよう心がけてるあたりが良し。
そして何々? ツアーパンフでタマちゃんのスニーカーだけがきちんと
そろえて並べられてるっていう指摘のハガキがきてるんだね。
タマ:「これもね、けどほんとはね、演出のひとつなんだよね。その、
あえてその……何故かこの、悪そうに見えてんのに、靴だけ
ちゃんと並べてるとか」
なるほどねぇ。
そんなわけで、ハガキの幅が広すぎて、楽しいんだけど困ってるそうな。
タマ:「やっぱり俺的には、あのね、俺がこう、読みやすそうなやつ。
俺が題材にあげやすそうなやつ。これ、ま、ちょっと考慮に入れて
もらっても……助かるかなぁと思ったりもします」
その見極め、難しいよ、タマちゃん(汗)
今日の未来の想像はなんでしょうね。
ひとつめは、カツラの進化についての考察。
ハル:「『明るい未来、明るいハゲのためにどうかご想像下さい』……って
言いよる君は女の子じゃけどね、これね。ハゲをバカにしとるね」
アキ:「ほんまよ」
ハル:「わしらみたいに、その、行く末に、ここにたどり着くであろう人には
もう、ほんとに切実な問題じゃけね」
アキ:「ほんまよ。軽々しくのぅ、言うてくれるけどのぅ」
ハル:「ええヅラってできんかの、ほんまにの」
アキ:「できんかのぅ」
タマ:「できるでしょ、そのうち、多分」
アキ:「ま、あることはあるんじゃろうね。でもすごく高額だったり
するんじゃないの?」
タマ:「え、そんなんこう、それだけの……ハゲなんじゃけ、仕方ない。
それ、高額出せや」
アキ:「ああ、君もハゲ批判者か」
タマ:「批判じゃないよ! ほんとじゃん。欲しいなら手に入れろ!」
アキ:「ちょっと、自分でハゲん、思うて」
タマ:「いや、わいは確かにハゲにくいかもしれんけど、いや違う」
ハル:「てっぺんがちょっとなんか、薄い……」
タマ:「ないないないない」
ものすごく切実に頭髪について語る、20代後半のロックバンド……
君たちはどうしていつもそんなに素なんだろう(笑)
さあ、ではハルイチから空想タイムスタート。
巨乳アイドルを見る時は、胸にばかり目がいってしまって、あまり顔を
気にしないという理論を導入したらいいということで。
ハル:「すごい でかっ鼻をつけると……頭にこう……」
アキ:「なるほど」
ハル:「目がいかんじゃん?」
タマ:「カッコよくないじゃん(笑)」
でも今度は、「あの人つけっ鼻つけっ鼻」って言われるわけよね(^^;
ま、「あの人、ヅラだよ」って言われるよりはいいのか……な?
次はアキヒト。
相手に、こちらがカツラをつけているということに対して気をつかわせない
方法をということで、カツラにセットで、スイッチを押すとしゃべってくれる
テープレコーダーをつけようという案。
アキ:「例えば会社の商談とかでね、『ああ、今日は何々会社の何々さんが
来ておられますけど』って、初めての挨拶の時があるじゃん。そん時に
自分でそのカツラをつけとる人がピッてボタンを押したら、『君、帽子を
とりなさい』って。『はい、すいません』、パカッてこう、自分で……」
ハル:「ネタふりするんじゃ」
アキ:「ネタふりして、自分でボケて、わはははっ、てこう。もうそうなったら
笑うしかないじゃん」
タマ:「笑わにゃのう。なりたたんわのう」
捨て身だ……
ハルイチが言うには、「僕らも行く末だから他人事ではないんだけども、
やっぱね、ハゲはネタにしてほしいよね」とのこと。
うちの課長はやたらと自分の薄めな頭髪をネタにするよ?
仙台のマーチンさんというイベンターさんが、「今日も俺、光っとるだろう」って
自分で言うっていう3人の話じゃないけど、うちの課長も窓から日差しが入って
まぶしい時、「まぶしいか? ブラインドおろすか。ごめんなぁ、ここに俺が
いるから余計まぶしいよなぁ」とか言うもん(笑)
全然、そんな、マーチンさんほどの頭じゃないんだけどさ(^^;
確かに自分からネタにしてもらえると、こっちは気が楽だわね。
はい、では最後、タマちゃんの番です。
タマ:「金出せよ、だからおまえ。つくりゃいいじゃん、いいのを」
タマちゃんは、ハゲた人を馬鹿にするのは嫌いだそうです。
タマ:「だって仕方ないじゃん。自然の原理じゃん、それは」
そういうことよね。
しかしタマちゃん、ネタがないらしい。
「いいね、巨乳論」とか「ネタふり論もいいね」って言ってるもん(笑)
で、やはりカツラじゃなくて帽子と考えるのがいいよね、という結論なのね。
さあ、次のお題は「未来のUFOキャッチャーについて」です。
アキヒトからスタート。
アキ:「これ、UFOキャッチャー、何が、何がとれたら嬉しいかじゃろ?
ドラゴンボールよ」
うっわ、それすごい(笑)
タマ:「おお、嬉しいのぅ(笑)」
アキ:「7つ集めたら、願いが叶うんよ。これ。未来はこれ」
タマ:「それ、全国けど、まわらにゃいけんで」
アキ:「いやいやいや、そこで7つとりゃええん」
タマ:「あ。そこにあるんだ?」
アキ:「ああ、もうええ。それでええ。願いが叶う」
ハル:「そこで(7つ)あるんじゃ。ほんじゃもう神龍出てきとるじゃないか」
アキ:「うん。……ああ、そうじゃ(^^;」
ハルイチ、ナイスなつっこみ(爆笑)
アキ:「いや、(UFOキャッチャーで7つ)取ったら。取ったらね」
ハル:「いや、もうその場にある……」
アキ:「取って集めて、あの……」
ハル:「その機械の中に入っとんじゃろうが」
アキ:「なんとかって言うたら、あれじゃないか」
ハル:「あ、いりよるね。『神龍』って言わないけんのか」
あ、そうだったっけか。
ハル:「じゃあおまえ、その機械に向かって『出でよ神龍』ったら、
とらんでも(神龍が)出てくる……」
ああ、ハルイチ、またもやナイスなつっこみ(^^;
ではそのハルイチくんの空想タイムスタート。
運命の人をつりあげるUFOキャッチャーらしい。
タマ:「中でこう、『私、選んで』」
なんかタマちゃん、イントネーションが変よ。
ハル:「なんで外人なんだ(^^;」
アキ:「どこの国の、それ(^^;」
タマ:「『私、選んで選んで』」
怖いよぅ(^^;
アキ:「手軽な運命の人やのう」
ではタマちゃんの空想する未来のUFOキャッチャーはなんでしょうか。
タマ:「やっぱり、レアじゃないと」
というわけで、著名人の私物UFOキャッチャー。
タマ:「小泉さんの……」
アキ:「小泉さん。え、それ誰? 小泉今日子さん?」
タマ:「違う違う違う。小泉……」
アキ:「首相のことか」
タマ:「小泉さんのあの、ネクタイ取った、とか。やっぱそういうレアなもの」
ゲーセンに中年のおばさまたちが殺到するかもね(笑)
アキ:「いけるか」
ハル:「いや……最近こうやってタマ甘やかしよる。自分でものすごい
残念そうな顔しとるタマがおるのに、なんとなくフォローしよる
わしらがおるけ」
アキ:「ほんまいけんの」
ハル:「そんな、そんな甘い番組じゃ」
タマ:「フォローはいい。フォローはいい、もう」
アキ:「ダメ」
タマ:「ごめん。もう、どうしようもないもん。ほんまに」
アキ:「もう嘆きが入ってきた」
タマ:「出ないもん」
アキ:「わかった。もうええわ。嘆きが入ってきたら、もうそれはやめた方がいい」
タマ:「すまん。もう終わり」
タマちゃん、ほんとーに苦手なのねぇ、こういうの(^^;
お知らせの後は、いちばんつらかった限界企画を3人で告白。
タマちゃんは先日、ラバップの会報用に撮った写真の中に、限界企画の
様子を撮ったものがあったのを見つけたそうだ。
それはアキヒトとハルイチがパンストを頭からかぶった写真だったそうで、
タマ:「あったじゃん、そういうコー……企画。なんでラジオなのにパンスト
かぶっとるんだ。まずその時点でもう哀しいのよ、俺。哀しいんだけど、
君たちがね、その写真で、すっごい楽しそうなんよ。それは仕事で
楽しくしてるのか……それ見た時に、すっげー哀しくなってきて、俺。
『そんなんするなや、おまえら!』って。すっげー哀しくなったのよ」
そんなに楽しそうな写真だったのか……あまり見たくないけど。
ハル:「無理しとんだって、わしらも」
タマ:「そうそうそうそう」
ハル:「相当無理……」
タマ:「けどね、それが無理なのか本当に楽しいのかわかんないけど、
哀しかったのよ」
アキ:「結構楽しかったりするんじゃけどね」
タマ:「じゃろ?」
アキ:「パンストかぶることなかなかないけ」
タマ:「絶対楽しんどったりするんよ。じゃけ、余計哀しかったね」
ハルイチがつらかったのは朝食つくりに行かされた時だったそうな(笑)
ハル:「それがね、すごいこう盛り上がって面白いんだったら、
わしもエンターティナーとして、それはそれで良しとしよう。
ま、そういう気もあった」
が、朝の6時から遠いとこまで行って、「どうぞ。フライパンそこです」とか
言われて普通に朝食つくって……つらかったと(^^;
アキ:「それなりのリアクションしてもらわな、あれ、困るけの、ほんまに」
アキヒトは細かいことがいっぱいあるらしい。
アキ:「やっぱ、こう、まあ、俺もやっぱ楽しくしようと思ってね、色んなこと
一生懸命頑張ってるんだけど、これはどこに向かっていくんかと
思うたことがある。二個。二個ある」
タマ:「あるある。思う時ある」
ひとつは、風船ふくらまして、誰がいちばん長く飛ぶかの企画。
もうひとつは、口の中に豆が何個入るかの企画の時。
アキ:「あの空気はね、つらかった」
ハル:「あれね、ああいう、そういうね、あのー、企画をするアソウ」
アキ:「アソウヒロエ」
ハル:「アソウヒロエがね、あのー、ま、多分出てこん時もあるんじゃろね、
彼女も。その、アイディアが。で、出てこん時にはね、放送に来んけね、
あいつね。これ、この企画を結局わしらどうすりゃええんな、いう」
風船の時も豆の時もアソウさんは来てなかったらしい(^^;
アキ:「ほんま、この限界企画、ほんまある意味、その、その日その日は
やっぱりこう、テンションあげてやるけど、後から考えたらね、
ほんま、つらい思い出にしかならん」
タマ:「すごい、あれ、おちるよ」
お疲れ様でございました(^^;
『お言葉ですが』の時間です。
まずは、「100万枚」という数字について。
『ヒトリノ夜』の歌詞にあったよね。で、『foo?』がミリオン突破した現在、
ハルイチにとって100万枚という数字はどんな数字かというハガキですが。
ハル:「なかなか……なかなかグロテスクな、あのー、ハガキをくれて
ありがとう。ま、選んだのはわしなんだけどね」
グロテスク、ね。なるほど。
変わっていくものは変わっていくように書くし、同じ時期だろうと相反するものを
書いたりもするというハルイチ。
ハル:「『ダイアリー』で、『たったひとつの音にも真実があるんだよ』っていう
気持ちもあるし、えーと、それを表現するのに、『オレ、天使』で、
『音楽なんてそんなもんか』っていう表現の仕方もある。これも今でも
そう思うし、逆に今だったらたくさんの人が100万人がこの曲に
その、自分なりの思いをこめてくれたら、その曲はもっと、わしら個人が
つくった時よりももっと広がりのある、大事な曲になるんじゃないかなって
いう考え方もあるし、もっとひとりのために書いたっていう歌詞も
いいんじゃないかなっていうね、物事にはすべて二面性があるっていう
ことをね、僕は言い続けたいね。二面性っていうのね。多面性って
言ってもいいね。……『foo?』買ってくれてありがとうございます、皆さん」
大勢に書いていようが、誰かのために書いていようが、結局は受け取る
リスナー次第だと思う、曲って。
書いた人の思いもあれば、聴く人の思いもあるし……100万人の人が聴けば、
100万通りのその曲があるんだろうと思うんだよね。
それに、ほんの数人しか聴かなくても、100万人が聴いても、その曲は
その曲であるわけで、たくさんの人に聴いてもらえたら当然嬉しいだろうけど、
そうじゃなくてもその曲自体が何か変わるのかっていったら変わらないとも思うし。
……あれ? なんか言いたいことがまとまらないので、次いこう(^^;
「善悪」というものについての話。
ハル:「わしにとって善と悪の基準は、損か得かよ」
はい?
世の中には美辞麗句という言葉があって、という話まではOK。で?
ハル:「私は損得でなく、善悪で判断してこの結果にしたんだよって言うと
カッコええじゃんか。でもそのことって、何故善の方がいいのか。
それも言葉も不思議な言い方ができるもんで、善を選んだ方が
得だからじゃ。悪を選んだら損じゃけだ。例えばね」
ふんふん、なるほど。まあ、例えばね。
ハル:「その、善……人から見られて良い方をしないと損なわけよ。
それってある言い方を変えて、ややこしい言い方じゃし、あの、
こんなこと言いよる奴が一緒に飲みよったら、わしは嫌じゃけど、
例えばそういうことだと思うよね」
この人の頭の中をのぞいてみたいわ。この理屈っぽさ(悪い意味じゃない)は
どんな思考回路からうまれてるんだろ。
ハルイチの物事の判断は、やりたいかやりたくないかだそうだ。
やりたいことは、それが良い事だからとか得だから頑張れるわけじゃなく、
やりたいから頑張れると。
それは正論。ほんとはそれがいちばん。
ハルイチの言うことをすべて「良い」「正しい」とは思わないけれど、
いちいち納得できることは確かだね。
彼のものの考え方は好きです。少々理屈っぽいし、当然私の考え方と
違う部分は多々あるけれども。
さーて、『オトヒト』コーナー復活(笑)
アキ:「えー、まあ、今日は100回記念ということで、ま、色々、まあ僕の
ほんと喉のコンディションが良かったりすれば、えー、なんか
100回記念ソングでも歌おうかなと思ってたんですけども」
ハル:「そんな……そんなソングあるんじゃ?」
アキ:「いや」
タマ:「つくるの」
アキ:「つくろうかなと思ったり」
ハル:「なるほどね」
アキ:「そうそう。つくろうかなと思っとったんだけども、ま、ちょっと喉の
コンディションがあまり良くないということで」
アキヒト、頼むから無理はしてくれるな。
で、今日は限ポルの思い出話をいっぱいして、その中で特に印象に残ってる
こととかをキーワードにして、今後100回記念ソングをつくろうかと。
あ、それで今日は『オトヒト』コーナーにハルイチもタマちゃんもいるのね。
印象に残ってること……ハルイチ、『ネバップ』コーナーだって。
ハル:「あれ、きついよねー」
アキ:「あれはきつかったねー。『ネバップ』」
苦し紛れなのが、聴いてて面白かったけどね。
ハル:「必ず、『君はもっと頑張ればいい』とか、もう、ラップにもなってない……
なんじゃろね、あれね」
アキ:「なんなんじゃろうね」
ハル:「あのー……もう、お囃子?」
お囃子ですか(^^;
アキ:「うん、なんか自分のね、あれね、人間ってちっぽけだなっていうのを、
すごいあれで、感じんかった? あれやりよる時」
ハル:「あれね、『ネバップ』……」
タマ:「うそ。俺、結構うまくできてるなって思いよった」
ハル:「『ネバップ』って、あれね、ネバーギブアップを略してネバップじゃったん
じゃけど、その、それは多分、あのー、送ってきてくれた応援してほしい
リスナーの子に向かってネバーギブアップだよっていうコーナーなんじゃ
けど、だんだん途中から、わしらが『諦めるな。いや、このコーナー面白い
はずだ』っていう」
アキ:「『頑張れ、頑張って』っていうね」
ハル:「それがね、『ネバップ』だっていったね。
自分がネバーギブアップじゃったね」
結構リスナーには好評だったらしい。
アキ:「たまにはこう、やっとる方と、あの、リスナーのその感じが合わん時も
あるんじゃなっていうね」
ハル:「合わんねぇ」
そんなもんそんなもん。いや、だから苦し紛れなのが面白かったんだってば。
さて、この番組名、最初の打ち合わせ時に『限界ポルノラジオ』でいこうかと
言われた時にどう思ったかという話ですが。
タマ:「あのね。そん時ね暑かったよね。汗かいとって。『もう、どうでもええわ』」
おいおい(汗)
アキヒト曰く、もっとなんかカッコいい、英語でなんとかっていうタイトルが
つくかと思ったら、『限界ポルノラジオ』でいきましょうって言われたらしい。
タマ:「そん時は、ま、どうせそんな長く続かんのじゃないか思うとったんよ。
別に、その、あの、テンション的にね」
それが100回を迎えちゃったのね。
ハル:「考えたら『限界ポルノラジオ』って、すごい自分らに何かを課しとるよね」
アキ:「そう。ある意味、もう、素晴らしいタイトルをつけてくれたんかも
しれんけども」
タマ:「けど、ま、これって、結構俺らの1本目のイメージだよね、ほんとに」
ハル:「1本目ってどういうこと?」
タマ:「その、わーっ!っていうさ。いったれ!みたいなさ。なんか要素」
アキ:「いったれ!の精神ね」
タマ:「いったれ!なんじゃけど、その、いったれ!って思いつつも、
あれ、俺こんなキャラじゃないのになっていう、思いよる自分も
おったりするよの」
年末に飲みながら放送しようと、バーに行って、それからカラオケに行って、
タマちゃん絶叫して歌いまくって、入院ということもあったよね、だって。
タマ:「わしはアホかと思ったね」
そんなタマちゃんは、近頃タニワキさんに自分の意見を言うことができるように
なったとか。有無を言わせぬ説得力がある方らしいのですが。
皆さん、限界度をタニワキさんに言われるのも、いつもどきどきしてたそうだ。
さて、こういった数々のキーワードが出そろったところで、ハルイチから
リスナーの子と一緒に100回やってきたんだから、リスナーからも思い出とか
募集して、それも歌に入れればいいという案が出ました。
ハル:「わしら3人でやってきたんじゃないんど? リスナーの子とやって
きたんじゃ、この番組は。これからもそうだし、今までもそうじゃ」
そんなわけで、「長い歌になったらどうする?」とか言いつつ、リスナーからも
思い出募集となりました。
どんな歌になることやら見当もつかんわ。
エンディング突入。
アキ:「どうですか、100回迎えて」
タマ:「やっぱこうね、あのー、やっぱそろそろなじんできたじゃん、100回も
やってきて。そろそろ本気出しちゃおうかなって」
アキ:「そろそろ? 今から本気出すのか? あれ、今までなんじゃったんじゃ」
タマ:「今まではじゃけ、慣らし運転よ」
なっがい慣らし運転だなぁ(笑)
案の定、アキヒトとハルイチからも「長いアイドリングじゃのぅ」等々、
つっこみが入ってます。
ハル:「おまえ、今日の空想タイム、流しとったのぅ」
タマ:「来週から違うぞ」
ハル:「そろそろ本気出してくれ」
ハルイチはリスナーに助けてもらってるということで、感謝の気持ちが
雨あられとか。
ハル:「この番組でも、わしらがこうやって、あのー、面白いんか面白ないんか
わからんようなのを一生懸命やりよるラジオで楽しんでくれてる人が
何人かいるって思うだけでね、嬉しいね」
面白いんか面白くないんか……まあ、正直に言っちゃうとそれは微妙なとこでは
あるんだけど(^^;)。でもね、聴いてて楽しいのよ。うん。
さあて、今日のFAX担当者は、またアキヒトですか。
ハル:「今週も先週の、あの、出れなかったっていうことがすごい
気になってるんじゃけ、アキヒトが書きます」
アキ:「あ」
そういう決め方なんですか?(笑)
そういえばしばらくタマちゃんが続いたりしたよねぇ。
あれはどうしてだったんだろう。
アキ:「来週から101回目ですよ。ま、人間区切りがあったら頑張れるじゃ
ないですか。やっぱり。1月1日からは頑張ろうって気に誰しもが
なると。じゃろ?」
ハル:「だいたい、で、3日過ぎたらそんなこと忘れるんじゃけどね」
アキ:「そうそうそうそう」
タマ:「どうでもええ」
アキ:「来週、頑張ろう。ね。すごい頑張ろう、来週」
とりあえず来週は頑張るんだね(笑)
ていうか、今日は後半、ハルイチの声に覇気がなくて心配だったんだけどね。
疲れてるのかしら、やっぱり。