190906 (FRI)  ポルノ展 & 喫茶ポルノ

 ドームライヴに先駆けて、9月6日に池袋PARCOへ行ってまいりました。
 もちろん目的はポルノ展と喫茶ポルノ。
 さあ、レポート書いてみよー♪

1.ポルノ展 レポート

2.喫茶ポルノ レポート

-------------------------------------------------------------------

1.ポルノ展

 16時の優先入場券を所持していたので、15時過ぎくらいに現地へGO!
 エスカレーターで7階まで上がり、パルコミュージアムの方へ足を進めると
手前右側に喫茶ポルノが出現。その向こうにグッズ売場があり、さらに奥に
ポルノ展の入口が見えて、周囲はもちろんファンの人たちでいっぱい。

 もうグッズはほとんど売り切れていて、それでもせっかくだからと売り場を
一通り眺めていたら、まだ在庫があったショットグラスがあまりに可愛くて
思わず衝動買いしちゃいました。

 しばらくしてポルノ展入口そばの階段に16時入場の待機列ができたので
並ぶことしばし。時間になって、いざ入場。
 ポルノ展のイラストカードを渡されて、「JUKE BOXで必要になります」との
こと。どうやって使うんだろ?
 なお余談ではありますが、『オー!リバル』の時といい『VS』の時といい
今回のポルノ展といい、昭仁と晴一のイラストを描いてもらった物でちゃんと
ふたりに似てたことって一度もないよね……

 中へ入って、まずは今までのライヴの写真展示。
 時系列ランダムに並ぶ写真群の中、やっぱり最近のよりも昔のものに
目がいきます。
 うっわ、若いなぁ。懐かしいなぁ。そうだ、こんなんだったなぁ。
 色々思いながら写真を眺めて、まあそこまでは平和でした。

 カーテンをくぐって次のスペースへ行ったら、もう人で人で(^^;
 右の壁沿いが【聴く年表廊下】で、20年を3つに大きく分けてそれぞれの
年表の前で違うコメントが聴けるようになっていたけど、そのコメントがまた
意外に長いんだよね。でも、どうにもゆっくり聴けるだけ落ち着けなくて。
 さらに左の壁沿い(ここには晴一が昔書いた「一生懸命」の筆字が大きく
デザインされてたっけ)に行列ができていて、どうやらさらに先のスペースに
ある【JUKE BOX】の順番待ちのようで。時間かかりそうだしここは早めに
並んでおかなくちゃと思ってそちらを優先しました。
 その列に並んでいる間に、向かい側の年表廊下のコメントが耳に入っては
来るのだけれど、たくさんの人がひしめいていて、さらに係員の方がそれこそ
一生懸命に大きな声で皆を誘導しているので、途切れ途切れな感じにしか
聴こえず。
 会場内にいる間は行くも戻るも自由と聞いたので、あとで余裕があったら
年表廊下に戻って来ようかなと思った……のですが、最終的には人混みに
疲れてしまってそんな気力も残らなかったよ(--;
 でもあれはちゃんと全部聴きたかったなと今更思うわ。ひとつめの後悔。

 さて、【JUKE BOX】の列が徐々に進み、次のカーテンをくぐると、そこから
さらにつづら折りになっていて、10数分くらいは待ったのかな。
 でも待っている間、壁に設置されたモニターで昔のロマポル(東京ロマンス
ポルノのVol.1〜4)の面白MC集が流れていたので苦にならず。
 ちゃんと字幕もつけてくれていたので、何言ってるのかよく聞こえないとか
そういうこともなくて、あれは見ていて最高に楽しかったなぁ。

 【JUKE BOX】の手前で、最初にもらったイラストカードの裏に「ポルノ展」の
スタンプを押されました。ああ、なるほど、これでJUKE BOXを済ませたのか
どうかのチェックになるわけだ。ひとり1回って言ってたしね。
 いざ、JUKE BOXのタッチパネルに名前を入力し、質問に3つくらい答えて
オススメされた曲は……

 うん、まあ、好きよ、『東京デスティニー』。
 ただひとつだけ解せないのは、何故好きな色で「青」と答えてこの曲なの
だろう。あんまり青いイメージないんだけどなー。

 【JUKE BOX】を抜けると、【Lyric Wall】が2壁。
 ここはみんな【JUKE BOX】から順番に流れてくるからか、そんなに待たず
遊ぶことができました。待っている間に後ろから眺めてて、「一瞬」だったか
「瞬間」だったかが気になってたんだけど、いざ自分の番が来るとそれが
一向に出て来なくてねー。諦めて……あれ、何をタップしたっけ? なんか
ふたつくらいやったんだけど忘れたな。結果がなんの曲だったかも(^^;

 その隣は、進行方向に向かって左手に晴一の手書きの歌詞の展示。
 CD化されるより以前の『ジレンマ』と『サボテン』の歌詞があり、モニターで
実際にそのバージョンを演奏している様子(当然お若いことこの上ない)が
流れていて。
 これもねー、その頃には疲れちゃってたのか、思い返してみればモニター
ほとんど見た記憶ないのよね。ふたつめの後悔。

 一方その向かい側にはフォトブース。
 ここにももちろん一緒に写真を写すべく(スタッフさんがシャッター押して
くれてたりした)結構な待機列ができていたけど、ここは「疲れていたから」
とかじゃなくて自分が写真に写るのあんまり好きじゃないので普通にスルー。
 今回のポルノ展の中で撮影OKな数少ない部分だったけど、フォトブース
自体も『VS』のジャケ写だったから、別にいっかとそれすら撮影してない(笑)
 ああいう時、ものすごく嬉しそうに楽しそうにフォトブースに入って写真を
撮ってもらっているファンの人たちを見ると、なんか自分ってつまんない奴
だなーと思ったりもします。「ライヴだ!ポルノ展だ!」とはるばる東京まで
遠征しちゃう情熱あるくせに、変なとこ冷めてる。

 フォトブースの横から、【デジタル寄せ書き】の順番待ちの列ができていて、
ラストにこれだけは書いていかなくちゃと並びました。
 列の左手の壁が【デジタル寄せ書き】、右手の壁には【まんがでわかる
ポルノグラフィティの20年】が掲載されていて、漫画は撮影OKだったので
列が進むごとに1枚ずつスマホで撮ってきました。
 あの漫画もまあ似てないけど、ふたりがそれぞれに「スポン!!」と産まれる
とこ、好き(笑)

 そして最後に【デジタル寄せ書き】を。
 いやこれ、なんでみんなあんなに上手に描けるの?
 タッチパネルに指で描いて送信すると壁の寄せ書きに反映される仕組み
なんだけど、タッチパネルの感度が良すぎて文字すら満足に書けなかったよ。
 これ、みっつめの後悔かも。
 なのにみんな、絵まで交えてめっちゃ上手に描いててホントすごいなぁ。

 この寄せ書き、なんでもライヴ前にドームのスクリーンにも映し出されて
いたらしいですね。私は両日とも16時ギリギリくらいに場内へ入ったので
見ていないのですが、それってとても素敵な演出ですね。

 そんなこんなでポルノ展退場。中にいたのはちょうど1時間ほどでした。
 個人的には、ちょっと人を詰め込み過ぎじゃないかなと思ったわ、正直。
 入場者数の見込みを開催期間で割ったら、あれくらいのペースで入れて
いかないと無理なのかもしれないけど、人口密度がすごすぎた。
 いや、わかってます。だってライヴ前日だし、そりゃ人も多いに決まってる。
 けど、それにしても人口密度がえげつなかった……
 あとはそうだな、5年前のポルノ展と違ってほとんど撮影禁止だったのは
ちょっとつまらなかったかも。
 「楽しいか楽しくないかで言えば楽しかった、けど、5年前のポルノ展の
方が断然楽しかったな」というのが素直な感想です。
 でもゆっくり見られるならもう1回行きたいというのも本音。
 10月以降に広島と大阪でも随時開催されることになったという話ですが、
西の方だけじゃなくて北でもやってよぅ(>_<)

 それはそれとして、PARCOの店内にあちこちポルノ展の広告が散りばめ
られていたのはファンとして嬉しかったです。

 エスカレーターの脇に催し物のこういう広告が出ているのはよく見るけど、
エレベーターに乗って扉の内側にこれを見つけた時は内心「ひゃー♪」って
なったもんね(笑)

-------------------------------------------------------------------

2.喫茶ポルノ

 さて、喫茶ポルノの方は同じ日の20時半のディナーコース入店整理券を
ゲットしていたため、いったんホテルへ戻って夜にまた出直しました。
 集合時間は20時25分だったのに20時頃にはもう着いちゃって、またもや
7階をうろうろ。まだ人がたくさんいて、ここにいるのはみんなポルノを好きな
人ばかりなんだよねと思うとそれだけで楽しい気分。
 しかし誰かに声をかける勇気はないのだな(^^;

 喫茶の前に出ているメニューやテイクアウトの空っぽの棚を眺めたりして。
 カフェタイムのメニューやテイクアウト品もネットで見て気にはなっていたのだ
けれど、毎日喫茶ポルノのツイートを見ていたら早朝から並ばなくちゃ無理っぽ
かったので(ごめんなさい、そこまでの気力と体力はなかった…)、ディナーの
予約が取れたのは本当にありがたかったです。

 しばらくして、店員さんがいらして整理番号順に呼ばれ、その場でチケットと
身分証明書の確認があり、番号順に喫茶向かいの階段に並ぶことに。
 私は10番でしたが、並んでいたのは全部で20人もいなかったな。意外と
少ないなと思った覚えがあります。そして、私以外は全員ふたり連れ(^^;
 女性同士かカップルか、でしたね。いいもん、ぼっち飯には慣れてるもーん。

 そうして次に、ドリンクメニューが配られました。
 中でも追加注文はできるけれど、まず最初に注文するドリンクを入店前に
オーダー(もちろん強制じゃない)するんだそうで。

 なんたって「とりあえずビール!」党なので、ここは迷わず「はなむけビール」を。

 てっきり20時半になったら一斉に入店だとばかり思い込んでいたところ、整理
番号順に一組ずつ案内されるシステムでした。
 なので私が入店したのは20時40分を過ぎた頃。
 前の組のお客さんもまだたくさんいて、食事を楽しんでいました。
 少しずつ時間をずらして入れて、各組80分の時間制ということらしい。
 店内には幾つかモニターが設置してあって、そこで5年前のロマポルだった
惑ワ不ノ森のライヴ映像が流れていました。
 入って右手にカウンター席があったので、案内されながら「あ、私ひとりだから
ここだな」と思ったんだよね。でも店員さんが立ち止まらない。
 あれ?って思いつつ着いて行ったら、「こちらへどうぞ」とすすめられたのは
店奥のふたり用テーブルでした。向かって奥側がソファで手前が椅子の。
 ひとりでここ使っていいんですか?と恐縮しつつ、ありがたく着席。

 卓上には喫茶ポルノのランチョンマット、さらにその上にコースメニューが。

 着席してまもなく、ファーストドリンクが届きました。

・はなむけビール

 このグラス、形も貼ってあるロゴも可愛いよねぇ。
 いただいたコースターは緑でした。でもこれ紙製だから濡らすのもったいなくて
グラス置けないやつ(^^;

 なんとなく、軽めのスルスルっといけるテイストかなと予想しながら口をつけると、
まるで真逆の重めな苦味。あれ、これちょっと飲みにくいやつかな?と一瞬思った
のですが、後味は爽やかでフルーティー。
 喉を通りぬけていく時に、固い蕾がほころんで花が咲くようなイメージでした。
 量はそんなに多くなかったので、ビール好きとしてはもう1杯飲みたかったところ
ですが、ドリンクメニューをビールだけで終わらせるわけにはいかないし、ビールで
あまりお腹を膨らませるわけにも……と思い、1杯だけで我慢。
 お肉料理はやっぱりサワーよりビールと一緒がいいよなぁと、セコンドまで大事に
一口ずつ飲んでました(笑)。今思えばもう1杯頼んでも良かったな。

・アンティパスト
 『あるリストランテのオニオングラタンスープと、ある時代のピンチョス』

 ピンチョスはサーモンとアスパラのスライス。
 味付けはごくあっさりめ。オニオンスープがかなりしっかりした味だったから、
対比としてこれくらいがいいのかなと。
 細長かったので、こぼさないよう、崩さないように口に運ぶのがちょっと難しくて、
「ピンチョスなんだからいいのよね」と結局わしっと手掴みでいきました(^^;

 で、この「幸せの味付け」のオニオングラタンスープ。これはおかわりしたい!と
思ったくらい好みの味でした(>w<)
 汁気が全部パンに吸われてて、その結果としてもちろんパンは最高に「幸せ」な
味だったけど、できるならばもうちょいスープだけも飲みたかったなぁ。

・プリモ
 『薔薇 踊るパスタ〜ジョバイロ風〜』

 このカッペリーニは見た目がホントに『ジョバイロ』そのもの!
 生ハムのバラを崩すのがもったいなくて。
 パスタそのものはこれまたシンプルな味つけで、にんにくのほのかさがちょうど
良い加減。全体量に対してハムが少し多めで(バラにするためにはそうなるわね)、
そのしょっぱさがちょっと強いかなと思わなくもなかったけど、おいしかったです。
 今度自分でも冷製カッペリーニに挑戦してみようと思ったくらい。

・セコンド
 『Pork Grill〜3種のジレンマソースと共に』

 まずなんと言ってもポークグリルがやわらかくて感激。
 これホントに豚肉?と思うくらいでした。
 ああ、普段安いお肉を食べているのがバレる(笑)
 付け合わせはミニトマト、えんどう豆、小かぶ、ペコロス。
 ……食材の見分けに全然自信がないので間違ってるかもですが(^^;

 店員さんが3種のソースの説明をしてくださって、お肉のそばに敷いてあるのが
ディアボロソース、ペコロスに盛ってあるのが味ぽんジュレ。
 そしてショットグラスに入った「最後一つの???ソース」はチーズのソース。
 固形チーズが苦手で、とろけるチーズは平気な私。味見してみたらそんなに
「チーズ!」な主張はしていないソースでしたが、好きか嫌いかで言うたら……
うん、ちょっと苦手寄りかな、と(--;
 で、ディアボロソースの定義が正直よくわからないのだけれど、このソースは
玉ねぎとにんにくとパン粉っぽかったなぁ(なお、舌にも自信はありません)。
 味ぽんジュレとディアボロソースを合わせて食べるのが好みでした♪

 この辺ではなむけビールを飲み干したので、店員さんにミュージック・サワー
ver.164を追加オーダー。
 するとその後すぐにまた店員さんがいらして、「先ほどミュージック・サワーを
ご注文いただいたのですが、まもなくラストオーダーでして……」とのこと。
 え、もう?と思いつつ、「他にも何かご注文されますか?」と確認されたので
そりゃ夕陽と星空と僕は欠かせないでしょと、そちらもオーダーしました。

・ミュージック・サワーver.164

 コースターは大好きな青でした♪
 てっきり最初からアルコール入りで来るのかと思いきや、カフェメニューにある
サワーのみverにアルコール(ジン)が別添えという形。
 せっかくなのでまずはノンアルで飲んでみたら、そんなに炭酸は強くないし、
サワーの甘みもどちらかというと控えめ。
 普段から自宅で週5はジンを飲んでいるジン好き人間なので、ピッチャーの
ジンを全部ぶちこんで飲んだらめっちゃうまかった(>w<)
 これも時間があったらもう1杯いきたかったなぁ。
 これだけ惜しげもなくレモン入ってるんだから、マドラーでぎゅっと押すだけじゃ
なくて(お行儀悪いかもだけど)一度取り出して手で絞ればもっとおいしかったん
じゃないかなと今更思ったり。

・ドルチェ
 『スパイスアイス』

 これも店員さんがそれぞれの味の説明をしてくださいました。
 チョコミントとストロベリーマスカルポーネとピスタチオ、キューブ教頭付き(笑)
 下に敷き詰められているのはグラノーラ。甘くておいしい。
 しかし交ざっているレーズンは硬かった……
 セコンドのところにも書いたように、とろけるチーズ以外のチーズは苦手なんだ
けど、このストロベリーマスカルポーネが意外においしくてびっくり。苺の酸味が
あったからかな。チョコミントも実はあんまり得意じゃないんだけど(笑)、ミントが
そんなにきつすぎなくて食べやすかったし。
 個人的にはピスタチオがいちばん好みだったはずなのに、重なってる順番で
最後に食べたら味がよくわからなくなってたというオチです。

・夕陽と星空と僕

 写真で見ていた時から色合いが素敵で、例えソフトドリンクであろうとこれは
絶対に逃せないと心に決めていました。実物も綺麗だったー(>w<)
 いやしかし、まさかいただいたメニューの中でこれにいちばん驚かされるとは
予想だにしていませんでしたよ。
 だって、てっきりゼリー飲料が甘くてグラスの縁についているのが塩なんだと
ばかり思っていたのに、まさかの「え、これ砂糖なの!?」っていうね……
 先入観って恐ろしいですねー(笑)
 ストローは太目だったけどゼリーは比較的緩めで、食感はウィダーinゼリー
みたいな。で、そんなに甘さがないので、このグラスまわりの砂糖がとっても
合うのですよ。
 これにもぜひジンを入れたかった(もはやただの酒飲み --;)。
 グラスの縁を齧ってはストローでゼリー飲料を吸い、またグラスの縁を齧る、
というちょっとせわしない飲み方してたけど、別に無理にストロー使わなくても
よかったんじゃないかなと今思いました(^^;

 こちらについてきたコースターは赤。
 これって色がかぶらないようにしてくれてるのかな? それとも偶然?
 おかげで緑、青、赤と3色バラバラのをいただいてくることができました♪

 店の外観はもちろん、中にも壁のあちこちに歴代キャラがあしらわれていたり
して、とにかくポルノ尽くしでした。私が座った席近くの壁には、モニターの周囲に
キューブ教官(15thの時の)とボーダーとルーシーがいましたねー。
 メニューにもこだわりが詰まっているし、お店のツイートにも時々ポルノネタが
混じっていたりするし、こういう企画を内容をとことん突き詰めて実施してくれた
ことに感謝感激です。
 通常営業してくれないかなと本気で思うわ……