| 「フレー、フレー！」 | |
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母牛と子牛たちが元気に山へ帰っていきました。待ちかねていたように、すごい勢いで山に向かってまっしぐらです。飛び跳ねている牛もいます。冬の間牛舎にいたのでおいしい草が本当にうれしかったでしょう。うちは牛屋ですが牛乳は生産していません。しかし、雪印乳業の動きには関心があります。3月に早稲田大学で田舎のヒロイン全国集会がありました。自分の力で人生を切り拓いていく女たちのネットワークの全国集会です。会では雪印の食中毒事件の後、雪印を応援すると共に株を持つことで社会の仕組みに真正面から参加する意識と勇気を持とうと一人100株を買う運動を始めました。そこに雪印の西社長がいらっしゃいました。時は雪印食品の牛肉偽装事件の後で、雪印乳業も世間で不買運動が起こっていました。そんなときに農業者や消費者の前に出ると、どんなことになるか誰でも予想はつきます。みんなの辛らつな質問にも、誠意を持って答える姿にすごい人だなと感動しました。その時から私は雪印の応援団になりました。早来町も雪印食品の工場があり、人事ではありません。こちらは新しい出発が決まり、本当にほっとしましたが、乳業の方はどうなるのでしょうか？先日田舎のヒロインと雪印の職員の懇談会がありました。雪印信頼回復プロジェクトといって、本社から7名の方がいらっしゃいました。雪印の新しい取り組みの説明を受けて、苦言やら励まし、提案といろいろ出ました。しかし、ここで感じたことは、人と人が集まって考えあうその集会のエネルギーのすごさです。みんな雪印に再生して欲しいという思いのこもった会でした。時間はかかると思いますが再び北海道の雪印と胸を張っていえるようになって欲しいです。フレー、フレー雪印！ ゆのみ NO26 5月6日 |
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