「山の神」
 
木々の葉がすっかり落ち我が家にも暖かな陽射しが届くようになりました。太陽が低くなり部屋の奥まで差し込みます。鳥やリスの姿も見やすくなりかわいいしぐさに見とれます。明日は山の神です。今年の無事を感謝して,来年の変わりない恵みを祈ります。我が家では昔炭焼きをしていたそうで、一年に一度のこの日は山の仕事を休みご馳走を食べてお祭りのようだったそうです。山の神の大木には鳥居をつけて米、おそなえ、塩,お酒、尾頭付きをお供えします。家の山の神は家の裏にあるかしわの大木で、とても立派なものです。誰が決めたのか昔からずっとそうだったそうです。他にも立派な木はあるのになぜこの木なのか不思議です。しばらく途絶えていたこの山の神の行事を孫に伝えたいと5,6年前から父と母が復活させました。全員でお供えを持ち山の神の下に行き、お清めをして柏手を打ち手を合わせます。いつも何かとても神聖な気持ちになりました。
山に住むということは山と付き合うことで、春一番に山菜を取りに山に入るときは、今年も取らせてくださいねと山の神様にお願いします。母がいつもそうするので自然に子供も私もそうなりました。山の恵みを沢山受けられる私達は幸せです今年は3男が立派な鳥居を立ててくれました。よそで見た山の神に鳥居がついていたので家にもと思った様です。学校ではなかなか集中できず先生を困らせているようですが、このとき見せた集中力は本物でした。名前は杜朗、どうしても森の子供と言う名前にしたかった。誕生日は12月11日で1日違い。もしかしたらこの子は森からの預かりもの?

ゆのみ NO15 12月11日 
 
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